
“わが子を可愛く撮る” ママ写真家・砂原 文さんに教わる5つの方法
2018.08.15 Wed
「ゆらぎを感じる透過光が好き。その光の中にいる子どもが魅力的に輝くときにカメラを構える」。そう話すのは、写真家の砂原文さん。砂原さんが撮った娘さんの写真とともに、素敵に撮るコツを教えていただきます。ぜひ参考にして、わが子の可愛い写真をたくさんカメラに納めてください!
“小さなお尻に
たまらない魅力を感じる”
「子どもの小さなパーツはどれも愛おしいもの。特に小さなお尻に魅力を感じて、お尻写真をコレクションしています(笑)。テーマを決めて撮り続けていくと、成長を感じる面白いアルバムが出来るかも。」

“旅先の写真は風景と一緒に”
「風景を入れることで思い出の1枚に。ワイドレンズを使って、子どもは小さいままにポツンと撮ります。余白のある構図で撮ると、雰囲気ある写真になります」
初めてのモロカイ島で、ココナッツジュースを飲む姿。

“毎年誕生日の朝には
裸で記念撮影を”
「大人にとっても1年はあっという間でも、子どもの1年は激動。日は慌ただしく過ぎますが、毎年同じ日に撮ることで、日々の積み重ねを実感できる気がします」
0歳の時は初めてわが家にきた時に撮りました。作品撮りでいつも使っているハッセルブラッドで撮影。

“美味しいものを
食べている姿は表情豊か”
「美味しいものを食べている子どもの姿は、表情豊かでシャッターチャンスの宝庫。ご飯も子どもの表情も綺麗に見せたい時は、サイド光を使うとどちらもきちんと描写されます」
食べている姿はどの瞬間も可愛い。この時は、クロスも器も白かったので、白い部分が多い構図で撮ってみました。

“逆光を使って、髪をキラキラに”
「子どもの柔らかい髪の毛がさらに艶やかに見えるのが逆光。キラキラを特に強調したい時は、背景をぼかすと効果的。背景が暗く落ちないように明るい場所を選ぶのもポイントです」
室内の場合、光が多く入る窓際に立ってもらうとハイライトが生まれ、光の方向を向いてもらうと黒目にキャッチライトが入り透明感が出ます。
