( 松田さん邸 DATA )
FAMILY:4人家族(パパ・ママ・長女3歳・長男0歳)
HOUSE TYPE:マンション/リノベーション
BUILDING AGE:築41年
HOUSE SIZE:64.4㎡/1LDK
AREA:埼玉県川口市
にじみ出るアウトドア感が
お家時間をワクワクさせる
アウトドア好きの松田さん家族が住まうのは、天気がいい日は富士山も見えるほど見晴らしのいいマンションの一室。ウッドデッキをイメージしたという小上がりのリビングエリアには、できるだけ大きな家具を置かないことで、空間を自由に楽しめるように工夫した。「アウトドアギアを買ったらどうしても早く使いたくて、待ちきれずリビングで試してみることが多いですね(笑)。この前は雨でキャンプに行けなかったので、まだ使ったことのないテントを張って家族で家キャンプを楽しみました。今度はランタンだけを灯して、夜の家キャンプにも挑戦したいです!」
自宅のインテリアは、自然を感じられるウッドとグリーンがベース。リビングのアクセントにもなっているネイティブ柄のブランケットは、家ではもちろんキャンプの際にも活躍するものだとか! また、リビングの照明にぶら下がっている黄色いロープも『ハンギングチェーン』と呼ばれるアウトドアギア。「本来テントのひさしやタープのポール部分に取り付けて小物類を引っ掛けて使う便利なアイテムですが、わが家ではちょっとした洗濯物を干すときに使っていますね」。松田さん家族の暮らしには、眺めるだけでワクワクするアウトドアアイテムが溶け込んでいる。
リビングや玄関ホールの天井に取り付けているダクトレールは吊るしながら飾る収納として大活躍。
植物はお世話に手が回らないこともあるため、造花も上手に取り入れながらディスプレイ。
抜けのいい広々とした15畳ほどのリビングダイニングには、大きな2面の窓からたっぷりと自然光が入る。ダイニングを照らすのは〈unico〉のライト。
リビングの一角にあるキッズスペースには、子どもの遊び台としても使える〈イケア〉の収納棚を。天井部分を抜いたことで生まれたデッドスペースには、100円均一で購入したつっぱり棒と、自転車カゴの防犯ネットを使ってぬいぐるみを収納。
玄関脇の2畳ほどの書斎スペースの壁には、有孔ボードを取り付けてお気に入りの登山用品を中心にレイアウト。
玄関に配置したラックにはアウトドアギアがぎっしり。小物類は〈ジャックアンドマリー〉で購入したコンテナにざっくり詰めて収納。「道具はとにかくいろんなものを使ってみたい性分で、今も増え続けています(笑)」
玄関ホールの一角に構えた出かける前の支度スペース。収納として使っている味わい深いトランクは、奥さんのお父さんから譲り受けたもの。寝袋は圧縮するのではなく広げて保管することで、羽毛への負担を軽減。収納の目隠しにもなって一石二鳥!