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    【最高の家づくり】vol.5 つくる家(空間デザイナー・高田尚子さん邸)

    【最高の家づくり】vol.5 つくる家(空間デザイナー・高田尚子さん邸)

    お家で過ごす時間が増えた今、わが家がいちばん好きな場所であり、いちばんリラックスできる場所であってほしい。どんな家が自分たちにとって“最高”なのかは人それぞれ。愛する雑貨や植物で彩ったり、インテリアで好きな世界観を表現したり。自分たちで部屋をつくったり、改造したり。そこに住む家族の個性が詰まった、魅力的な10軒のお家をご紹介。さて、わが家はどんな家にしよう? vol.5は、セルフリノベーションをしたお家に住む、空間デザイナーの高田さん邸をご紹介。

    ( 高田さん邸 DATA )

    FAMILY:3人家族(パパ・ママ・長男4歳)
    HOUSE TYPE:一軒家/リノベーション
    BUILDING AGE:築39年
    HOUSE SIZE:195㎡/3LDK
    AREA:東京都世田谷区

    終わらない家づくりを通して、
    家族の絆を育み続ける

    以前は工場だったというキッチンもお風呂もない3階建ての建物を夫婦でセルフリノベーションしたという驚きの高田さん邸。美術大学出身の高田さん夫婦は、とにかく“つくること”が大好きだ。「自分でつくった家に住むことが長年の夢でした。とにかくガツガツDIYしたかったので、重量鉄骨系の物件を探していて、ようやく出会えたのが今の物件」。リノベーション会社にサポートしてもらいながら、まずは床や壁を解体するところからスタート。デザイン、施工に至るまで、水回りや電気工事などを除き、ほぼすべて自分たちでつくり上げた。「自ら手を動かすことで、その分家への愛着は増しました」

    高田さん家族の家づくりのテーマは『途中の家』。そこには、自分たちのライフスタイルに合わせて柔軟に住まいを発展させていきたいという思いと、家づくりを通して家族のコミュニケーションを深め続けていきたいという願いが込められている。「息子も少しずつノコギリやトンカチを使いながらものをつくれるようになりました。これから息子と家づくりをしていくのが本当に楽しみです」

    家づくりを始めて9年目。まだ手をつけていない地下にも50㎡ほどの空間が。また、新たな家族の場が生まれようとしている。


    2階の廊下から見える寝室の風景。家全体のセルフリノベーションのサポートは〈ルーヴィス〉に依頼。

    〈ザ・コンランショップ〉で手に入れた、キッチンツールホルダー。天井に開いていた穴を活用して設置。「吊るすことで省スペースに。実はとても使いやすくて実用的です!」

    もともとあったエレベーターを潰してつくったというキッチンのパントリー。アーチ壁にすることで小部屋感を演出。DIYで壁付けした棚には、食器類、食材、キッチン道具、家電などあらゆるものを収納。

    大人2人でも調理できるゆとりのあるキッチン。「料理をしながら、リビングで夫と子どもが遊んでいるのを眺める時間が幸せです。対面キッチンにしてよかったなと思います!」

    子どものオモチャや絵本、作品を収納している棚もスペースぴったりにDIYしたもの。

    見晴らしのいい屋上には植物がたっぷり。おすすめのグリーンショップは、道の駅〈川口・あんぎょう〉。自粛期間中にはウッドデッキもDIY。買ってきた板を一枚一枚塗装するところから制作。

    屋上では家庭菜園も。今年の夏にはトマトやピーマン、ナスなどを収穫。「やっぱり自分たちでつくった野菜は格別です!」

    PROFILE
    たかだなおこ
    装飾デザイナー
    CRAZY WEDDING〉でアートディレクターを務めたのち、現在はフリーの装飾デザイナーとして活躍。誕生日でもホームセンターに行きたがるほど大のDIY好き。
    photography/Kousuke Matsuki text/Runa Kitai
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