マンション共通である
壁のウッドパネルを
イメージソースに改築を
違う部屋に住んでいた時、角部屋が空いたので引っ越しを。キッチンと2部屋を全てつなげてリビング、ダイニング、キッチンをひと繋ぎに。家具の配置によって、やんわりとスペース分けを。
「私の希望はウッドデッキと、そこに水道があること。そして陽がたっぷりあたる部屋という、3つだけ。あとは主人にお任せしました。主人とは趣味が近く、彼は空間づくりも仕事なので、安心して任せることができ、とても居心地のいい家になりました」。
キッチンには作業台を置いて、オープンキッチンに。たくさんの器が並ぶ食器棚でキッチンスペースを区切っている。
「子どもと犬がいるわが家にとって、キッチンから全てを見渡すことができることは、暮らしやすいポイントです」。
郁美さんの希望は植物がたっぷり置ける広いウッドデッキ
「私が大切にしている鉢を思い切り置くことができるウッドデッキ。家と外が繋がっていて素足のまま出られるのでとても嬉しい」
廊下に飾り棚をつくることで気持ちよいスペースに
玄関からリビングに続く廊下の飾り棚には、花や好きな器を飾る。好きなものを飾るスペースをつくっておくことで、生活に彩りを。
リノベーションのイメージソースとなったウッドパネル壁
「全部屋共通であるウッドパネル壁が気に入ったので、ここは残して、このイメージを崩さないようリノベーションしました」
玄関すぐの小さな部屋は倉庫スペースに
玄関入ってすぐにある女中室は土間をイメージした倉庫スペース。「靴、ベビーカー、自転車などが置けるので想像以上に便利です」
居心地重視のベッドルームは極力シンプルに
家はブラウンとグリーンで統一されているのですが、ベッドルームは極力シンプルに。ベッドはシモンズです」
ご主人がDIYで取り付けたという棚の上には空気の通り道を
ご主人が自分で取り付けたというユニットシェルフ。シェルフ上の壁部分にキッチン壁に使われていたルーバーをはめて、空気の通り道を。
photography/MURAKEN edit&text/Maki Kakimoto