19世紀末から20世紀初頭、ヨーロッパで花開いた芸術運動アール・ヌーヴォーを代表する作家アルフォンス・ミュシャ。
ミュシャは有機的で流麗な植物文様で彩られた女性像など、華やかで繊細なポスターを手がける一方、晩年は故郷チェコや自身の民族のルーツをテーマにした《スラヴ叙事詩》などを描きました。本展ではミュシャと同郷のチマル博士のコレクションより、出世作となった大女優サラ・ベルナールの《ジスモンダ》をはじめ、ミュシャの作品を彩った女性たちに焦点を当て、ポスターや装飾パネル、素描画など約150点を紹介します。 静岡展のみの特別出品約100点も。