フランスでキャリアをスタートさせ、90年代よりファッション、アートの境界を超えながら常に時代を代表する写真家のひとりとして注目を集めてきた鈴木親氏。被写体の曖昧な瞬間や、無意識な部分を意識的に撮っているという鈴木氏が、意味や作為性が生じることを避け、自身でセレクトした写真が約40点展示されます。今まで展覧会や写真集など発表の少なかった鈴木氏の作品をぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。
画像:Nakameguro, Tokyo, 2016
© Chikashi Suzuki, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA