野口真紀さんの「のっけ弁当」
「ご飯の上におかずをのせてしまうのっけ弁当は、おかずの汁気をご飯が吸ってくれるので、液漏れ知らずだから持ち運びも安心。私も娘のために、毎朝つくっています。お弁当の詰め方をちょっぴり難しくしているのは、実はご飯の存在。詰め方のコツさえ覚えてしまえば、ママもラクチンなので、とにかくおすすめなんです。」(野口さん)
時短弁当 おかずレシピ_01
〈春キャベツの肉巻き〉
シャキシャキ感とジューシーさが楽しいハーモニー。手軽ながらもボリューミーで、ご飯が進むひと品!
[材料] 大人1人、子ども1人分
・キャベツ……4枚
・豚肉(薄切り)……8枚
・片栗粉……適宜
・油……少々
[A]
・醤油……大さじ1
・みりん……大さじ1
・酒……大さじ1
・砂糖……大さじ1/2
[つくり方]
1.キャベツは半分に切って、耐熱皿に入れる。ラップをし、電子レンジ600Wで3分加熱する。
2.豚肉を広げ、ぎゅっと丸めたキャベツを手前に置いてしっかりと巻く。全体に片栗粉をまぶす。
3.フライパンに油を熱し、2の巻き終わりを下にして、転がしながらこんがりと焼く。混ぜ合わせたAを入れ、全体に絡める。
時短弁当 おかずレシピ_02
〈ウインナーのケチャップ炒め〉
いつものウインナー炒めにケチャップをプラスして子どもがさらに大好きな味に。彩りもUP!
[材料] 大人1人、子ども1人分
・ウインナー……4本
・ケチャップ……大さじ1
・オリーブオイル……少々
・チーズ(子ども用)……お好みで
時短弁当 おかずレシピ_03
〈菜の花のゴマ和え〉
ほろ苦い菜の花とゴマの甘みがベストマッチ。和えるだけで簡単にできる、箸休めおかず。
[材料] つくりやすい分量
・菜の花……1束
・白すりゴマ……大さじ2
・砂糖……小さじ1
・醤油……小さじ1
[つくり方]
1.菜の花は塩(分量外)を入れた熱湯で茹でてザルに揚げ、冷めたら絞って水気をよく切る。半分に切る。
2.ボウルに、ゴマ、砂糖、醤油を混ぜ、1を入れて和える。
時短弁当 おかずレシピ_04
〈うずら卵のめんつゆ煮〉
味が染み込んだ、栄養たっぷりのうずらの卵。水煮を使うので、すぐにつくれる超時短レシピ!
[材料] 大人1人、子ども1人分
・うずら卵の水煮……6個
・めんつゆ……適宜
[つくり方]
小鍋に、うずら卵とめんつゆを入れて、中火で約5分煮る。あら熱が取れてからお弁当に入れる。
絶対にキレイに収まる!
のっけ弁当 おかずの詰め方のコツ
お弁当全体が平面ではなく、立体的になるようにおかずを詰めていくとよい!
step.1
まず、主菜の「春キャベツの肉巻き」の位置を決める。何が入っているかわかるように、正面に断面を見せる。奥から立てかけるように、手前に詰めていくとバランスがいい。
step.2
「野菜をたっぷり食べてほしいから、野菜の位置も重要!」と野口さん。次に「菜の花のゴマ和え」を入れる。菜の花がふわっとするように、奥側から詰めていく。
step.3
次に「ウインナーのケチャップ炒め」を詰める。お弁当のスペースを占める割合が、2の「菜の花のゴマ和え」よりもやや少なめになるようにすると好バランス。
step.4
最後、余ったスペースに「うずら卵のめんつゆ煮」を入れる。うずら卵にピックを刺せば、食べやすくなるだけでなく、見た目の可愛さも倍増します!