絵画をベースとしながら新たな表現を開拓してきた現代美術作家・船井美佐氏の個展。本展示では、2007年に青森公立大学 国際芸術センター青森[ACAC]のアーティスト・イン・レジデンス・プログラム「裏糸」に参加した船井氏が、その後の10年で展開してきた作品を中心に展示します。
船井氏が描く楽園は、こちらとあちら、現実と非現実、平面と立体、自然と人工、内と外などの境界として立ち現れます。実体験を通して空想の世界で遊ぶような、作品世界に浸る楽しさを、子どもも大人もそれぞれのやり方で感じられる空間になっています。