教えてくれた人
北欧式整理収納プランナー
SAYAさん
Instagram:@saya.s.a
子どもが「めんどくさい」と感じない
収納法を心がけています
子どもの年齢によって片付けやすい収納法は変わると思います。わが家は6歳差兄弟なので、オモチャは共有していません。だからこそ、それぞれの年齢や性格に合わせた収納を見極め、子どもが自分で片づけられるシステムをつくってあげることが大切。また、年齢が小さいうちは特に、リビングの近くなど、大人の目が行き届くところにキッズスペースをつくって、遊ぶところから片づけるところまで見守ってあげることで、自分で進んでお片付けができるようなると思います。
Idea.01
1歳児のオモチャは“ポイポイ”ざっくり収納
1人で片づけるのはまだ難しい1歳児。オモチャを手に取って口に入れたり、ポイっと投げてみたり。おままごとグッズや電車のレールなど、細々しているものはカテゴリーごとに箱に入れ、遊ぶときに箱ごと出して遊び、終わったら箱の中にポイポイ。その他のオモチャは大きめのボックスにざっくり収納。散らかしてもここに入れるだけなので、簡単に片づけることができます。
Idea.02
たっちの高さにオモチャを置けば遊びやすい
歩くのが楽しい盛りの次男。部屋の中を歩き回っているときに視界に入るので、たっちしたときにちょうどいい高さにオモチャを設置。ママの真似ができるキッチンオモチャや、たたくと音が出るピアノやたいこなど、楽しそうに遊んでいます。わざわざ子ども用のテーブルを置かなくても、棚の一段を使うことで省スペースにも。
Idea.03
自分の字でカテゴリーごとにラベリング
長男には自分で片付けをしてほしいので、進んでやってくれるよう、カテゴリーごとに本人の字でラベリングをしています。この箱の中に入るだけを持つという約束なので、新しいものを入れる場合は手放すなどして、なるべく判断を委ねています。
Idea.04
工作グッズは持ち手付きBOXにまとめる
お絵描きや廃材を使った工作が好きな長男。色鉛筆やクレヨンはバラバラになりがちなので、紙コップに入れて[無印良品のポリプロピレン収納キャリーボックス]に収納しています。はさみ、セロテープ、のりも入っているので、このボックスさえあれば工作が楽しめて片付けもカンタン! クレヨンなどが入れてある紙コップは、汚れたら新しいものに変えています。
Idea.05
工作品は保管する量を決めておく
長男がつくった工作品はこの2つのボックスに入りきる量のみを持つ、と決めています。日常的によくつくる細々した工作が入った小さいボックスはオモチャがある棚。段ボールなどを使った少し大掛かりな工作は大きいボックスに入れて2階のクローゼットに保管。ここに入りきらなくなったら断捨離することにしています。
Idea.06
捨てるときは子どもと一緒に
息子がつくったものは勝手に捨てず、工作ボックスがいっぱいになってきたタイミングで一緒に見直すようにしています。この緑の箱はよほどお気に入りなのか、ずっとここにステイ(笑)。自分で捨てるものを判別させることで、ものを大切にする気持ちが養えたらいいと思っています。
Idea.07
赤ちゃんグッズは持ち運びやすさが大事
次男のおむつや爪切り、保湿剤などのお世話グッズは、持ち手つきのバスケットにまとめてイン。必要なときにサッと持ち運べて便利です。日中はリビングに置き、お客さんが来るときはクローゼットへ、寝るときは2階の寝室に持って行きます。
番外編
子どもの机には汚れ防止のデスクマットが必須
収納とは関係ないですが、子どもがお絵描きや勉強をする机は、ペンやクレヨンの跡がついたり、えんぴつの削りかすや消しゴムの消しかすが散乱……。いちいち神経質にならないためにも、透明のデスクマットを敷いておくのが正解。汚れたらアルコールスプレーできれいに拭き掃除できてストレスフリー。
SAYAさんおすすめの
収納グッズ
OURHOME 桐のはこ。
Emiさんのトークショーに行くほど好きな『OURHOME』。「桐のはこ。」は4個セットで約5,000円。黒板が片側についていて、ラベリングしても可愛くて便利。今は主に子どもグッズを入れていますが、成長に応じて使う場所を変えて、長く使っていきたいと思っています。
無印良品 ポリプロピレンケース引出式
[無印良品のポリプロピレンケース引出式]は、長男の折り紙、シール&カード、ぬりえを収納。開け閉めもスムーズにできて、引き出しの大きさにも種類があるので、中でごちゃごちゃせずに使いやすい。乾電池などの生活必需品を入れる場所でも使っています。