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    【最高の家づくり】vol.8 心地よさをいちばんに重視した家(Omekashi ディレクター・谷田真美さん邸)

    【最高の家づくり】vol.8 心地よさをいちばんに重視した家(Omekashi ディレクター・谷田真美さん邸)

    お家で過ごす時間が増えた今、わが家がいちばん好きな場所であり、いちばんリラックスできる場所であってほしい。どんな家が自分たちにとって“最高”なのかは人それぞれ。愛する雑貨や植物で彩ったり、インテリアで好きな世界観を表現したり。自分たちで部屋をつくったり、改造したり。そこに住む家族の個性が詰まった、魅力的な10軒のお家をご紹介。さて、わが家はどんな家にしよう? vol.8は、“心地よさ”を何よりも大切にしている、〈Omekashi〉ディレクターの谷田さん邸をご紹介。

    ( 谷田さん邸 DATA )

    FAMILY:3人家族(パパ・ママ・長女6歳)
    HOUSE TYPE:一軒家/建売
    BUILDING AGE:築3年
    HOUSE SIZE:110㎡/3LDK
    AREA:東京都目黒区

    自然と笑顔になるような
    場所であって欲しい

    可愛いと直感的に感じたものを買い、ルールやテイストにはとらわれず自由に組み合わせているという谷田さん。でも、根本には“心地よさ”をいちばん大切にしているそう。

    「ルーフバルコニーが欲しいと思っていたので、娘の学区内で探し続け、2年前に引っ越してきたこの家は新築の建売住宅。ただタイミング的に、一部のデザインをセミオーダーできたので、リビングのアクセントカラーや、洗面所や寝室の床や壁紙など希望を伝えさせてもらいました。共働きでフルタイムの会社勤務なので、家族との時間は貴重。家事をしながら娘との時間を過ごしたいという気持ちから、リビングの一角に娘スペースをつくっています。ソファで仕切り、〈アクタス〉のサークルデスクを置いて彼女のスペースにしています。絶対に白のソファが欲しかったのでずっと探していて、たまたま〈イケア〉で出会ったこのソファは、ソファベッドにもなるので、お休みの日は家族でごろごろして映画を観たりしています。実は〈コンランショップ〉に憧れの白ソファがあったのですが、子どもがまだ小さく犬もいるので、なかなか踏み切れず今は諦めました。デザインももちろんとても大切ですが、家族が心地よく暮らせる家づくりが最も大切だと思っています」

    ソファ奥に娘さんのスペースをつくり、今はなるべく一緒に過ごす時間を大切にしている。「私自身もリビング学習だったので、自然な流れでした」

    「〈ペニーワイズ〉で買ったダイニングテーブルがヴィンテージのあたたかみのあるものなので、キッチンの一部を黒にしてモダンなアクセントをプラスしています。キッチン棚は〈イケア〉でセミオーダー。細かいパーツまで選べるので楽しかったです」

    家のいたるところに生花や植物、ドライフラワー、好きな作品やアートが飾られている。「グリーンや鉢は〈irotoiro〉〈SOLSO FARM〉、お花は〈chibi〉で買うことが多いです。好きなものが目に入ると嬉しいので、窓際や棚の上にディスプレイしています」

    家族ですっかりハマッているというキャンプ。「欲しいキャンプアイテムがたくさん。小物はルーフバルコニーでも使えるので嬉しい。日曜の夜ごはんはここでお肉を焼いたりしています」

    「〈アクメ〉で買ったヴィンテージチェストには書類系を収納。すっかり植物が増えました」

    PROFILE
    たにだまみ
    ファッションブランド〈mystic〉のディレクターを8年務めたのちに、〈Omekashi〉を立ち上げ、ディレクターとして活躍中。ほかに〈mystic〉〈shenery〉のブランドマネージャーも兼任。
    photography/Mitsugu edit&text/Maki Kakimoto
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