相澤利佳さん
e.m.セールス
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ジュエリーブランド『e.m.(イーエム)』の営業職。多趣味な旦那さんと2歳の娘さんと、今年4月にリノベーションしたヴィンテージマンションに引っ越したばかり。
Instagram:@ririripink
時間をかけて愛し続ける
シンプルでクラシカルなもの
北欧ヴィンテージのチェストには、よく映える白や淡い色の洋食器が並んでいる。なかでも相澤さんが気に入ってコレクションしているのが、『ASTIER de VILLATTE』の器。棚に収納できていないものも含めれば、30枚ほどはあるだろうか。「10年以上かけながらじっくりと集めてきました。一時は収集をやめた時期もあったのですが、最近また再熱。歳を重ねて、また『アスティエ』のクラシックな美しさに力を感じるようになりました。非常に繊細なので日常的にガシガシ使うというよりは、特別な日に。おもてなしの器として使えば食卓が一気に華やぎます。器そのものに存在感があるので、載せるものはフルーツやクッキーなどシンプルなもので十分です」。チェストの上には、『アスティエ』の猫型のお香立てと、陶芸家・高田かえさんの花器、ギザギザがトレードマークの『invisible ink』の鉢もオブジェ代わりに並べられている。テイストはバラバラながら、時代を超えてもなお愛すことのできるシンプルな佇まいが、心地のいい調和を生み出している。
キッチンの備え付け棚には和食器も収納。器好きの旦那さんが集めているという、作家さんの器も数多くある。「洋食器は表参道にお店のある『H.P.DECO』で、和食器は浅草橋にある古道具屋『白日』で購入することが多いです。引っ越してまだ4ヵ月の住まい。暮らしに合わせて少しずつ器も増やしていきたいです」
ダイニングテーブル脇に佇む大きなチェストは、福岡の古家具屋で購入した英国老舗家具メーカー『G-PLAN』のヴィンテージ。詰め込みすぎないことで、器ひとつひとつをしっかりと愛でる。
漆喰の壁に、温かみのあるヴィンテージ家具がよく映える居心地のいい住まい。ダイニングはチェストとテーブルの色を合わせることで、一体感のある空間を演出している。
壁をくり抜いてつくったキッチン棚には涼しげなガラス製品が。お気に入りは、日本では珍しい『Peter Ivy』のショートパスタ用のジャー。素麺がジャストフィット。
子ども用のお気に入りの器。上から時計回りに、大好きなミッフィーちゃんの器と、割れても保証期間内であれば交換してくれるというサスティナブルなテーブルウェアブランド『NUPPU』の器。
アスティエの器は、ほぼ『H.P.DECO』で購入したもの。星型のものは5年前、結婚祝いに友人からもらった思い出の器。透き通るような味わい深い白色がたまらない。
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