こんにちは! 高山直子です。
今回より連載をさせていただくことになりました。
どうぞよろしくお願いします!
早速ですが、簡単に自己紹介をさせていただきます。
2017年に結婚し、昨年8月に女の子を出産。
今年5月、10年代表を勤めたサロンの会社を退社し、6月に美容サロン『un CALiN(アンカラン)』を設立。
サロンワークを主軸とし、その他にも企業コラボでのディレクター業やインフルエンサーとしてなど、さまざまな分野で活動中です。
現在フルタイムで働きながら、1歳の娘と夫、愛犬たちとにぎやかな日常を送っています。
私のマタニティ期は、まさにコロナ禍の真っ只中。
それでなくても不安な妊娠期を、通常とは違う世の中の空気感で過ごすのはもちろん心配もありました。
でも、娘との一心同体で不思議と心強さもありました。
《大丈夫、何があってもママが守るからね》そんな風に思い過ごしていた気がします。
出産は、なんとか夫が立ち会うことまでは可能でしたが、産まれて間もなく夫は退出しなくてはならず……。
いきなりの母子同室スタートでした。
母乳トラブルや、コロナ禍で誰ひとりとして面会ができない孤独な入院生活と相まって、入院中は早く帰宅したくて毎日泣いていました(笑)。
(退院後の安堵感たるや(笑)。)
そんな過酷な産後を経て、現在1歳2ヵ月の娘はスクスクと元気に成長中です。
子育てはあっという間! とはよく耳にしますが、私はじっくり確実に少しずつ成長しているなと感じることが多く、“いま”見ているその姿を日々焼きつけることに必死です。
というのも1歳1ヵ月を過ぎた頃、娘がついに断乳をしまして……。
近場に一泊したとき、それまで夜のルーティンとして必ず飲んでいたミルクを持っていくのを忘れてしまい。
夜のミルクがない寝かしつけなんて……! と青ざめていたところ、普段と違う環境で疲れたのもあってか、すんなりと寝ることができた娘。
しっかりごはんも食べられていたこともあり、フォローアップミルクの卒業を考えていたタイミングでもあったため、これは!! と、断乳を決意。
翌日から3日くらい、お風呂上がり~寝る前にぐずる娘をなだめながらの寝かしつけが成功し、意外とすんなりミルクをやめることになりました。
いつやめさせよう、なんて軽く考えていたものの、いざ完全に飲まなくなると、あの哺乳瓶姿が見られなくなるなんて……(泣)。
寂しさが込み上げてきて、スヤスヤ眠る娘の寝顔を見ながら私が泣きました。
娘は生まれたときから哺吸力が弱く、搾乳した母乳を哺乳瓶で飲ませる育児を5ヵ月まで行いました。
その後完ミに移行したので生まれてから1歳1ヵ月まで、哺乳瓶なくして語れる育児なし! というほど、お世話になったんです。
娘のミルクを飲む姿がとっても大好きでした。
哺乳瓶、本当にありがとう!
そんな風に、子どもにとっての“いま”は今しかないことと噛み締める日々です。
周りがスタスタ歩き始める中、まだなかなかひとり歩きのできない娘に焦る気持ちがあったりもして。
でもハイハイ姿や伝い歩き姿、出始めのつたない言葉、上手に持てないスプーン姿など、きっといつかは卒業するであろうその幼さは、近い将来、哺乳瓶への気持ちと同じように《もう見られないのか》と思うと、愛おしさしかなく。
しっかり目と心に焼きつけながら、娘のペースを大切にこれからも子育てを楽しんでいければと思っています。