目まぐるしく過ぎていく日々。
仕事をしながらの子育ては、とにかく時間との戦い。
その中でも、毎日の娘の成長や変化を楽しみたくて、じっくり遊ぶ時間も設けてとなると、どこかしらが消去法になっていきます。
寝かしつけが終わって、ふとリビングに戻ると目を覆いたくなるような光景が広がること多々……。
散らかったキッチン、食べ終わった器たち。
保育園の洗いものや、遊び散らかしたオモチャの数々。慌てて取り込んだ洗濯物もそのままだ。
なんて日も……ではなく、そんな日ばかり(笑)。
出産前は料理好きなこともあり、自分のお料理タグなどをSNSでアップする日々でした。
子どもが生まれたら親子ごはんつくるのも楽しみだなぁ!
なんて夢見ていたことが嘘のように。
そんなキラキラしたごはんをアップする余裕なんてどこにもなく、一生懸命栄養を考えてつくったごはんもイヤイヤされ、パンを出せー! と要求される現実(笑)。(お気に入りがあるんです)
もともと仕事人間なこともあり、なんでも“要領よく”こなしていくことが得意でした。それがポリシーみたいなところもあったので、こうもできない現実にげんなりすることもありました。
もっと何かできるはず。
もっと時間があれば。
もっと、もっと、もっと……って。
でも、ぜーーんぶ取っ払って、とらわれることをやめると、ふとラクになったりするものです。
ごはんも保育園の給食は毎日完食二重丸!
だったら家で多少イヤイヤしてもおっけーおっけー!
部屋が散らかってても、まとめてオモチャ箱に放り込んで、インテリアが思い通りにならなくても今のこの姿が数年後懐かしい宝物になるはず。
洗いものは夫が帰ってきたらしてもらえばいいし(わが家は共働きなので家事も分担)、洗濯物も1日くらい畳まなくたって死にゃあせん。
今大切なのは、娘と犬たちとの時間。
彼女、彼らが幸せでいられる家づくりが私の任務だと思うようになりました。
私が私を縛っている『もっと』をやめることで『まぁいいか』が増えると、みんなの笑顔が増える気がします。
夫が撮ってくれた、そっくりな母娘(笑)。
のんびりタイプだった娘もようやく歩き始め、昨日と今日を比べても活動の仕方がどんどん違っていて目が離せない!
私たち親の一生懸命が、いつか娘が成長したときに懐かしめるように。
今は喜んで“ジタバタ”していようと思います。