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    リノベーションで叶う、あたらしい住まいのカタチ 【圷みほさん邸】

    リノベーションで叶う、あたらしい住まいのカタチ 【圷みほさん邸】

    家族の暮らし方が大きく変化した2020年。それに応じて、住まいのカタチもさまざまに。今回は、住まいを自分らしく改装して、心地いい過ごし方を手に入れた家族をご紹介します。Webショップ「acutti」のオーナー・圷みほさんは築40年の集合住宅を自分好みにフルリノベーション。スタイリッシュな空間にする秘訣を伺いました。

    築40年の集合住宅をモダンにリノベーション

    築40年の集合住宅をフルリノベーションして、娘と夫の3人で暮らす圷みほさん。自宅に入ると外観からは考えられないモダンでスタイリッシュな空間が広がります。天井や壁のクロスをすべて剥がしてコンクリートはむき出しに、空調の配管もあえて見せることで、天井の低い空間に漂う圧迫感を払拭しました。
    「わが家の家づくりのポイントは、部屋の中の色を多用しないこと。壁のグレーを基調にして、黒と茶の3色だけを使うようにしました。これで空間に統一感が出たように思います。あと、娘がまだ小さく、子ども部屋は不要だったので、床と同じ木材で台座をつくり、そこを子どものスペースにしました。下には荷物やオモチャを収納できるようにつくってもらったので、扉で区切らなくても済む子ども部屋として成り立っています。また、古い物件は見えない箇所で改装費がかさむので、コスト削減のために家中の棚はすべて夫婦で調達してオイルを塗りました。できるところは自分たちで製作するのも手段です」

    掃除もラクなステンレスキッチンが主役!

    「ステンレスのシャープなキッチンはサンワカンパニーのもの。ここのシステムキッチンは比較的リーズナブルなものが多いので、リノベーションするお宅に人気なんですよ」。食器や道具が多くてもゴチャゴチャした印象にならないのは、グレー・黒・茶色の3色に絞っているから。

    小上がりスペースを子どもの遊び場に

    「子ども部屋として小上がりになった台座を大工さんに製作してもらいました。これは私が絶対につくりたかったスペース。下段は収納棚にして、オモチャや季節の荷物を入れて重宝しています」。床材と同じオーク材にすることで統一感もアップ。

    本物のタイルに見えるクッションフロアが重宝

    トイレの床には子どもの安全性を考慮して、フカフカのクッションフロアを貼りました。本物のタイルみたいにリアルな質感でお気に入り。目地が浅いのでサッと水拭きするだけで汚れが落ちます」

    狭い玄関は壁を壊して拡張

    玄関を広く使えるように壁を取り払って拡張。靴置き場として壁に棚を設置して、床にはベビーカーや子どもの乗り物を置けるスペースに。「棚の位置は可動できるようにして、靴の大きさで間隔を変えられるようにしました」

    コンクリートの無機質な風合いを残して


    キッチンからリビングへ続く扉はあえて建具を入れず、アーチ型の入り口で通り抜けられるデザインに。ゆるやかなアーチが圷さんのお気に入り。「クロスを剥がすときれいなコンクリートだったので、その風合いを活かしたくて残しておきました」


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    PROFILE
    仁田ときこさん
    衣食住をテーマにさまざまな媒体で執筆する編集ライター。昨年秋に東京から海辺の葉山に引っ越し。自然に囲まれた環境での子育てをスタート。8歳・6歳の男の子のママ。Instagram:@tokikonitt
    photography/Yumi Saito edit&text/Tokiko Nitta design/SN°graphics、BURNER GRAPHICS
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