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    【アップルパイ】いがらしろみさんに教わる 型なしでできる、簡単おやつ

    【アップルパイ】いがらしろみさんに教わる 型なしでできる、簡単おやつ

    型がなくても気軽にできる、おいしいおやつのつくり方を菓子研究家・いがらしろみさんに教えてもらいました。型を使わない以外にも、簡単にできる工夫がいっぱいなので、お菓子づくりが苦手な人もぜひ試してみてください。まずは、リンゴのフィリングづくりやパイ生地がハードルが高いアップルパイのレシピから。

    アップルパイ

    リンゴを煮ない革命的アップルパイ。サクサクのパイ生地に、細切りにしたしっとりリンゴが絶品。正方形のパイシートを使って、簡単に包みます。不器用さんでもきっと上手にできるはず。


    [材料]
    約20cm長のもの1個分

    ・リンゴ……100g(約1/2個分)
    ・冷凍パイシート(20㎝角)……1枚
    ・バター(食塩不使用)……10g
    ・グラニュー糖……大さじ1
    ・シナモンパウダー……少々
    ・バニラエッセンス……2~3滴
    ・食パン(サンドイッチ用)……1枚
    ・塗り卵……少々

    [下準備]
    ・湯せんか電子レンジで溶かしバターをつくる
    ・オーブンを180度に余熱する

    [つくり方]

    1.リンゴはスライサーを使って(包丁でもOK)、細切りにする。同じボウルに溶かしバター、グラニュー糖、シナモンパウダー、バニラエッセンスを加えて混ぜる。

    ▶ memo
    スライサーを使うと、リンゴがよりしなしなに仕上がる。



    2.パイシートを取り出し、8cm幅(パイの土台)を測って包丁でカットする。8cmと12cmに分けておく。

    ▶ memo
    パイシートは室温に戻さず、凍った固いままのほうが作業しやすい。



    3.12cmの方を縦半分に折って、7~8mm幅に切り込みを入れる。



    4.オーブンシートの上に8cmの方のパイシートを置き、表面にハケで水を塗る。半分にカットした食パンを中央に縦に置く。

    ▶ memo
    食パンはリンゴの水分やおいしさを吸ってくれる受け皿の役割になる。



    5.食パンの上に1を乗せ、その上に3を開いて被せる。



    6.パイシートの端をしっかり指で押さえてから、一度冷蔵庫に入れて生地を固める。冷蔵庫から取り出し、生地の端をフォークで押さえつける。表面に塗り卵を塗って、180度のオーブンで25~30分焼く。

    ▶ memo
    焼く前に一度冷蔵庫に入れて生地を引き締めてあげると、完成がべたつきにくい。


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    教えてくれたひと
    いがらしろみさん
    小さい頃からお菓子づくりが大好きで、渡仏し本格的にフランス菓子を学ぶ。現在は雑誌や書籍、TVなど幅広く活躍中。鎌倉のジャム専門店「Romi-Unie Confiture」や、焼菓子とジャムの店「Maison romi-unie」など人気店も営む。https://www.romi-unie.jp/
    recipe/Romi Igarashi photography/Aya Sunahara styling/Yukiko Tsugane cooperation/UTUWA
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