何をしても泣き止まず、ふたりであたふたしていたときのこと。
「ミルクもたっぷり飲んだし、さっきまで寝てたので睡眠も足りてるはず、おしっこやうんちでもなさそう。じゃあ一体何……?」とネットでいろいろ調べたり、思いつく限りのことはしてみましたがそれでもだめ。
長い時間だっこしながら部屋中を歩き回り、こっちが泣きたくなりそうになったとき、キュッと抱きしめたらこれまでのぐずりが嘘のようにスッと寝てくれました。
私でもハグが必要なときがあるんだから、赤ちゃんはなおさらだよね……と少し反省。
「だっこでもあやすのでもなく、ただのハグが欲しかったんだ」と気づいたこの出来事から少しだけコツを掴み、長時間大泣きさせることは少なくなりました。
まだ言葉を話せない赤ちゃんの要求を汲むのは難しいですが、失敗や成功を重ねながら笑ってくれる時間を増やせていければと思います。
PROFILE
ヒロコさん
フランスから日々の出来事をマンガで発信中。ブログやインスタグラム、Twitterで描いています。
書籍『うちのガイックさん』(ブティック社出版)が発売中。
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