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ママから子へ受け継いだ、わが家の愛読絵本 〈坂本美雨さんの場合〉
2020.02.12 Wed
自分が小さい頃に大好きだった絵本、覚えていますか? 子どもの絵本を選ぶ時、ついつい自分が大好きだった絵本を手にとってしまう、そんなママも多いはずです。「いつかはその絵本が孫に……!」そんな嬉しい想像も広がります。今回より、素敵なママが自分の子どもに受け継いだ名作絵本を紹介する不定期連載がスタート。第1回目は、ブックディレクターの旦那さん、愛娘・なまこちゃん、愛猫・サバ美ちゃんと4人のほんわかした日常に多くのファンを魅了するミュージシャン・坂本美雨さん。坂本美雨さんがわが子へ受け継いだ名作絵本をエピソードとともにご紹介します。昔と今をつなぐ、素敵なエピソードに心温まるはず。
坂本美雨さんが受け継いだ、
名作絵本たち
(左から) 『11ぴきのねこ』(馬場のぼる著/こぐま社)、 『アンジュール』(ガブリエル・バンサン/BL出版)、 『わたしのワンピース』(にしまきかやこ/こぐま社)
“坂本美雨さん、
それぞれの名作絵本について教えてください”
名作絵本_01
『11ぴきのねこ』(馬場のぼる)
1967年に第1作が発表され、50年以上に渡って受け継がれる名作シリーズ。とらねこ大将と10ぴきのねこの仲間たちが巻き起こす、予測不可能で愉快な冒険物語。好奇心旺盛で、ちょっぴりずる賢い。けれど、なぜか憎めない11匹のねこは世代を超えて愛されている。1967年4月初版。
名作絵本_02
『アンジュール』(ガブリエル・バンサン)
ベルギーの作家・ガブリエル・バンサンによる、白黒のデッサンのみで構成された“字のない”絵本。ある日突然、車の窓から投げ捨てられてしまった一匹の犬を巡る物語。絵本を手に取る人の想像力を強く刺激する不朽の名作。1986年5月初版。
名作絵本_03
『わたしのワンピース』(にしまきかやこ)
ウサギさんが真っ白な布から手づくりしたワンピースを巡る、ファンタジー絵本。お花畑を散歩すると、ワンピースが花模様に。雨が降ると水玉模様に……次々変わるワンピースの模様が、読んでいる全ての女の子の心を躍らせます。1969年12月初版。
“坂本美雨さん、
「読み聞かせ」について教えてください!”
Q1.絵本を選ぶ時に大切にしていることがあれば教えてください。
Q2.読み聞かせをする時に大切にしていることがあれば教えてください。
Q3.現在、なまこちゃんはどんな絵本が好きですか?
『キャベツくんとブタヤマさん』(長新太/文研出版)