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    【最高の家づくり】vol.7 好きなものを自由に選んだ家(スタイリスト・木津明子さん邸)

    【最高の家づくり】vol.7 好きなものを自由に選んだ家(スタイリスト・木津明子さん邸)

    お家で過ごす時間が増えた今、わが家がいちばん好きな場所であり、いちばんリラックスできる場所であってほしい。どんな家が自分たちにとって“最高”なのかは人それぞれ。愛する雑貨や植物で彩ったり、インテリアで好きな世界観を表現したり。自分たちで部屋をつくったり、改造したり。そこに住む家族の個性が詰まった、魅力的な10軒のお家をご紹介。さて、わが家はどんな家にしよう? vol.7は、広々とした庭のあるお家に住む、スタイリストの木津さん邸をご紹介。

    ( 木津さん邸 DATA )

    FAMILY:3人家族(ママ・長女11歳・長男5歳)
    HOUSE TYPE:マンション
    BUILDING AGE:築35年
    HOUSE SIZE:80㎡/3LDK
    AREA:神奈川県横浜市

    家と庭がひとつの空間として
    繋がっている

    目の前に広々とした庭が広がり、庭と家が繋がっているかのような木津さん邸。

    「このあたりで育ったのですが、バスケットゴールが置いてあったこの庭を広場だと思っていたんです。物件を探しているときに、広場ではなく売り物件の庭だと知り、すぐに決めました。大工さんにつくり直してもらった広めのデッキが庭と家を繋げてくれている気がします。床は黒、壁は白という希望でリフォームしたのですが、父親の希望で床はいつの間にかこげ茶色に(笑)。デッキは希望通りの黒になっています。何かをつくったり直したりするのが好きなので、家は自分で修繕したり塗り直したりしています。もちろん芝刈りも自分。330㎡あるこの庭ではテントを張って子どもたちがお泊まりしたり、バーベキューをしたり、大人はデッキでのんびりして、庭があってよかったなぁと思います」

    インテリアは、何かテイストを決めるのではなく、抜け感を入れることであえてまとまりすぎないように心がけているという木津さん。洋服のスタイリングと変わらず、自由に好きなものを選ぶ。

    「高いものにはあまり興味がなく、好きなものを探すのが大好き。宝探しのように掘り出して、それをまとまりすぎないバランスで置き、少しずつ直したり手をかけたりしながら長く使う。それが自分らしいのかなと思っています」

    リビング奥のスペースは一応私の場所。そこに置いたチェストの上には香水やリングなど自分が好きなものを並べています。チェストは〈アメリカンラグシー〉のサンプルセールで購入。

    キッチンの奥も庭と繋がっていて、ここから光が差し込む。セイロやザルは干して収納を。「家中が子どものスペースとなっていますが、キッチンだけは私だけの場所という感覚」

    330㎡ある庭では子どもたちがボールなどで遊んでいる。「生い茂った樹や、高台なので抜けた景色、すべてが気に入っています」

    廊下には大きな本棚を。「木でまとめるとほっこりするので、あえて〈カルテル〉のハイスツールを置いてアクセントに」

    リビングのチェストは50年代USAヴィンテージ、ソファは〈アクメ〉。「木のチェストにブラウンのソファがまとまりすぎている気がするので、ちょっと癖の強いソファを探しているところ」

    子ども部屋。「今は息子がまだ小さいので3人で寝ています。子ども部屋には彼らの好きなものを置き、基本的には口出ししませんが、すっきりしているのが好きだから、ケースに入り切らないものは捨てようねと伝えています」

    PROFILE
    きづあきこ
    2007年に独立後、ファッション雑誌や広告を中心に活躍。器づくりに夢中。月に2度、こども食堂「レインボー」を主宰している。Instagram:@kodomorainbow
    photography/Masaharu Arisaka edit&text/Maki Kakimoto
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