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    おしゃれなスノードームのつくり方 ガラス瓶でできる簡単アイディア

    おしゃれなスノードームのつくり方 ガラス瓶でできる簡単アイディア

    動かすとキラキラと雪のようにラメが舞う、小さな世界が可愛らしいスノードーム。眺めているだけで、子どもも大人もうっとり幸せな気持ちに。そんなスノードームを簡単につくれる方法をここで伝授。スノードームの由来をスノードームコレクターの伊達ヒデユキさん、スノードームのつくり方をフラワー&アート制作ユニットのCui Cui.さんに教えてもらいました。モチーフを選んだり、キラキラや水を入れたりする工程は、小さな子どもも一緒にできるから、ぜひ親子一緒に楽しんで!

    【 CONTENTS 】
    スノードームとは?
    基本のスノードームのつくり方
    【応用編:スノードームアレンジ】光るスノードームのつくり方
    スノードームの作品アイディア


    基本のスノードームのつくり方

    「スノードームとは、球体の透明な容器に季節のモチーフやミニチュアなどを閉じ込めたもの。雪に見立てた素材を入れることで、スノードームを振ると雪が舞っているような風景を楽しめます。サイズは大きいものから小さいものまでさまざまですが、コレクションするなら手のひらに収まるサイズがおすすめ。中の雪は粒が細かいほうが長時間滞留して、キラキラと舞ってきれいです。スノードームの楽しみ方は、ただただ中の世界に思いをめぐらせること。眺めているだけで幸せな気持ちになります」(スノードームコレクター・伊達ヒデユキさん、以下同じ)

    ■スノードームの歴史
    「スノードームの始まりは、19世紀の終わりのパリ万博で、エッフェル塔をモチーフにしたスノードームが出展されたことではないかといわれています。それより前にペーパーウェイトとして販売されていたとの説もあります。スノードームの存在は世界中に広まり、日本に入ってきたのは大正~昭和初期と考えられています。日本は、戦時中から昭和30年代後半まで、スノードームの製造国でした。スノードームは経年変化によって中の水が減るので、昔は水の補充が簡単にできる注入プラグが付いたプラスチック製のものが主流でした。今はガラス製が主流です。海外では一般的に“Snow Globe(スノーグローブ)”と呼ばれて親しまれ、多くのコレクターがいます」


    基本のスノードームのつくり方


    海外のギフトショップやおしゃれな雑貨店で見かけるスノードーム。実は、身近な材料を使って、簡単に手づくりできちゃうんです。フラワー&アート制作ユニットのCui Cui.さんに、子どもも楽しめるスノードームのつくり方を教えてもらいました。フェイクグリーンを入れるアイディアは、花遊びを教えるCui Cui.さんならではの可愛い演出。

    (スノードームづくりに必要なもの)

    スノードームの材料は、お家にあるものや手軽に買えるもので揃うので、ぜひチャレンジしてみて♪

    (材料)


    ・ふたつきの瓶(直径9~10cmくらいで丸みがあるもの)……1個
    ・ペットボトルのキャップ……1個
    ・動物のフィギュア……1個
    ・フェイクグリーン……1~2本
    ・メッキシート……少量
    ・ラメ(細かいものと粗いもの)……少量
    ・グリセリン……大さじ約3杯
    ・漂白剤……1滴
    ・水……適量
    ・軽量粘土(青・赤)……それぞれ約2×3×2㎝

    (道具)


    ・接着剤
    ・グルーガン
    ・防水ニス
    ・筆
    ・ハサミ

    (つくり方)


    1. 瓶のふたの裏に、ペットボトルのキャップと動物フィギュアを接着剤でつける。防水ニスをフィギュアに塗り、1日ほど乾燥させる。接着剤とニスが乾いたら、グルーガンで補強する。


    2. フィギュアのまわりにグルーガンでフェイクグリーンをつける。動物が森のなかにいるように、後ろを高く、横を低くグリーンを配置する。すぐにはくっつかないので、しばらく置いておく。固定が心配な箇所はグルーガンでさらに補強する。


    3. メッキシートにフリンジのように細かく切り込みを入れる。瓶を下に置き、その上でフリンジを横向きに変えて切っていく。


    4. いろいろな色を少しずつ切り、全部で写真くらいのボリュームになるようにする。なかに大きいものがあるときは、瓶のなかにハサミを入れて細かくする。メッキシートは切るサイズが大きすぎたり、入れすぎたりすると、固まって瓶の内側に貼りついてしまうので、なるべく細かくカットする。


    5. 粒子の細かいラメ、粗いラメを各小さじ1/5ずつ入れる。


    6. グリセリンを大さじ3杯、水の腐敗を防ぐ漂白剤を1滴入れてから、写真の指を指しているところまで水を入れフタを閉める。(瓶の水がギリギリ溢れないくらい)


    7. 2色の軽量粘土をそれぞれ瓶の口の外周より少し長い長さに伸ばす。太さは均一になるように。伸ばした粘土2本をねじる。


    8. 7を瓶の口に沿わすようにつなげる。このとき、つなぎ目が後ろになるようにする。粘土を指でなめらかに見えるように整えたら、出来上がり!


    <応用編:スノードームアレンジ>
    光るスノードームのつくり方


    <基本のスノードーム>をアレンジして、光るスノードームをつくろう! イルミネーションライトの光が、スノードーム内のラメをキラキラ輝かせ、ホリデー感あふれる作品に。

    (材料&道具)


    ・基本のスノードーム……1個
    ・厚紙……1枚(スノードームのサイズに合わせる)
    ・ラッピングペーパー……1枚(スノードームのサイズに合わせる)
    ・LEDイルミネーションライト……1個
    ・カッターナイフ
    ・セロハンテープ
    ・鉛筆
    ・ハサミ
    ・のり
    ・定規

    (つくり方)


    1. 厚紙をスノードームの外周に巻き、ぴったりはまってスノードームが落ちない長さに重ね、カットする。筒の高さは電源が隠れる⾼さ以上であればお好みでOK。セロハンテープで筒を固定する。


    2. 筒の円周に合わせて、厚紙に円を描き、さらにひと回り大きく円を描く。線に合わせてカットし、ひだになるようにハサミを入れる。


    3. 2のひだを折り、筒の上から入れて底部分に設置する。筒と底をテープで固定する。


    4. 筒のサイズにカットしたラッピングペーパーの四方にのりをつけ、筒に巻きながら貼りつける。


    5. 筒のなかにLEDの電池部分を入れ、筒まわりにLEDをランダムにぐるぐる巻きつけたら、出来上がり! 飾るときに電源を入れよう。


    スノードームの作品アイディア

    なかに入れるモチーフや材料選びでオリジナリティあふれるスノードームに仕上がる。Cui Cui.さんの作品を参考に、世界にひとつだけのスノードームづくりにLet’sチャレンジ!

    モチーフを変えて
    季節のスノードームをつくろう!


    クリスマスや冬のイメージがあるスノードームも、入れるモチーフを変えればオールシーズン楽しめる! ジャック・オー・ランタンやフクロウのフィギュアを入れて、オレンジ×黒の粘土で彩れば、ハロウィン仕様のスノードームに。ほかにも、干支を入れたらお正月、海のモチーフを入れたら夏らしい作品が完成!

    いろんな瓶でつくってみよう!

    フィギュアが入る大きさなら、瓶の形やサイズも自由! 瓶は100円ショップのものや調味料の空き瓶など、手軽に手に入るのも嬉しい。

    簡単にできるスノードームづくり、いかがでしたか? 子どもと一緒にモチーフを選んだり、キラキラのラメや水を入れたりと、楽しい工程がいっぱい! 思い出も一緒に宝物になるスノードームを親子でつくろう♪

    教えてくれたひと
    Cui Cui.(キュイキュイ)さん
    シラカワエリコさんとおくむらさーこさんによるフラワー&アート制作ユニット。広告のキービジュアル制作や商業施設でのワークショップ、メディアでの講師出演など多方面で活躍。東京・⻄⼩⼭と神奈川・新丸⼦に子どもたちにお絵描きや工作、花遊びを教える「アトリエ・キュイキュイ」を主宰。http://atelier-cuicui.com/index.htmlInstagram:@atelier_cuicui 伊達ヒデユキさんスノードームの不思議な世界に魅せられ、スノードームを収集すること25年。3,000個以上ものスノードームを所有。オリジナルのスノードームの製造・販売を手がける「クールラッシュ」代表。
    photography/Toshiyuki Tanaka
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