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    原色オモチャを隠さなくてOK!おしゃれに馴染むキッズスペースのつくり方【バズ宅取材】

    原色オモチャを隠さなくてOK!おしゃれに馴染むキッズスペースのつくり方【バズ宅取材】

    子どもが好きなオモチャは、原色やポップなキャラクターものが多く、おしゃれなインテリアとの共存は無理……と思ってませんか? 「オモチャは収納で隠す」が定説になりつつあったけど、「アンパンマンとおしゃれが共存してる!」とSNSでバズったお宅が。話題のキッズスペースをつくった〈まいんテリア〉さんに気になるTIPSをインタビュー! 共存の秘訣や、おしゃれ空間を司どる素敵インテリアは必見。
    profile
    まいんテリア
    インテリアデザイナー/ブランディングコンサルタント
    Instagram:@main_terior

    FAMILY:3人家族(パパ・ママ・長男4歳)
    HOUSE TYPE:賃貸マンション/リノベ
    HOUSE DETAIL:築10年/居住歴約3.5年/子ども部屋 約4.6畳

    HOUSE INTERIOR 子どもの「好き」を軸に インテリアを一新!

    「子どもが生まれる前は、独身の頃からの家具を使ってシックなインテリアにしていました。キャラクターや原色のオモチャなんて絶対に置きたくない!と思っていたけど、いざ産まれてみると、どんどん増えてゆく……。最初は箱にしまうなどして隠していましたが、息子のお気に入りのものを邪魔もののように扱うのは違うよなと思い始めて、インテリアを一新しました。小さい子どもとの暮らしで“起こること”を基準に再考。たとえば……

    • カラフルなオモチャやキャラものが増える  
    • 散らかる、汚れる
    • 尖った家具や壊れやすく高価なものは、気を遣ってストレスになる

    これらを許容できるインテリアの方向性を考えました」

    • カラフルなものが似合う明るい雰囲気    
    • キャラクターも馴染むカジュアル感 
    • 丸みのある家具が似合う
    • 壊れても汚れても、洗える、許せる、替えが効く

    「これらをテーマにしました。そうは言っても、子どもファーストすぎて、大人が過ごしづらいのも違うと思っていて。そもそも、夫と私の好みが違うので、デザインルールを厳しくしすぎず、多少バラバラでも許容できるユルさを意識しています。あと、片付けが得意な人がいないので、モノが多くて散らかっていても、なんだかサマになる家を目指しています」

    KIDS SPACE 家具チョイス、レイアウトの工夫 ……etc. オモチャとおしゃれの共存TIPS!

    「子どもの“好き”を尊重しながら、リビングとのつながりをつくることを大切にしています。自分で選ぶ、選んだものを尊重されていることを体感してほしいなと思っています。また、リビングと隣接している間取りなので、違和感なく空間がつながるように工夫しています」

    ①リビングと同じ素材や色を使う

    「子ども部屋で、リビング家具と同じ素材や色を使うようにしています。たとえば、木の色味や、クローム・ステンレスなどのメタル素材を子ども部屋にも取り入れるなど。そうすることで空間につながりができて、広がりを感じられます」

    ②オモチャと相性のよい素材を使う

    「うちにあるオモチャは、プラスチック・原色・キャラクターが結構多いです。収納やデスクのステンレスは、オモチャによくあるプラスチックや人工的な素材と相性がいいと感じています。無垢の木など素材感が強い素材だと、プラスチックがチープに見えてしまうので、そのバランスは大切にしています」

    ③メリハリをつくる 

    「オモチャはひとつずつが小さいので、全部見せるとごちゃごちゃします。小さいものはカゴに入れる・トレーに載せるなど、まとまりをつくって収納。また、観葉植物、テーブルランプ、カレンダーなど、視線が集まる場所を意識的につくると空間にメリハリが出ます」

    ④収納家具は“子ども用”にこだわらない

    「フォロワーさんからよく『キッズスペースのぐちゃぐちゃ、どうしたらいい?』というご相談をいただくのですが、絵本棚・ワゴン・カラーボックスなどの小さな家具がたくさん置かれているケースが多いように思います。子ども用の家具って、ひとつひとつが小さいので、部屋全体で見るとバランスが取りづらいです。高さやデザインを揃えて、ひとかたまりに見えるようにすると、壁面とのバランスが取りやすくなって、すっきりします。わが家は、子ども用家具にこだわらず、壁の幅に対してバランスがいいサイズの収納にしています。また、成長に応じて変えられる可変式の家具にして、使わなくなったら別の部屋でも使えるようにしています」

    ⑤視線の抜けを意識した配置 にする

    「わが家はリビングからキッズスペースが見えるので、“視線の抜け”が心地よくなるように意識しています。リビングから見える壁面はすっきりさせ、見えにくいコーナーに細かい収納をまとめています」

    KEY ITEM 1 <無印良品> キッズデスク

    「元々キッチンで棚板として使っていた『無印良品』のステンレスユニットシェルフを再利用。ローシェルフとして、デスク代わりにもなっています。デザインがシンプルできれいなところと、可変できる点が気に入っています」

    KEY ITEM 2 <ザ・フリッジ> シェルフ/本棚/収納

    「もともとリビングで使っていた『ザ・フリッジ』のシェルフ/本棚/収納に1ユニット追加して、窓際にぴったりのサイズに。高さや素材のバランスがちょうどよく、使いやすさも見た目も気に入っています」

    KEY ITEM 3 <楽天市場> リンゴ箱

    「キャンプの荷物入れや台として使っていたリンゴ箱は楽天市場で購入。とりあえずで置いていたのですが、気づけば空間にしっくり馴染んでいてそのままに。天然木の質感が、金属やガラス素材の中にあたたかみを加えてくれています」

    KEY ITEM 4 <IKEA> ラグ

    「ラグは『IKEA』のもの(現在は廃盤)。自然な素材感と色が気に入っていて、見た目にも落ち着きがあります。下にラグベースを敷いているので、床に座ってもお尻が痛くなりません」

    KEY ITEM <フリーマーケット> 木馬

    「フリマで300円で購入した木馬は、“乗せられて”買ってしまったのですが、当初はカラフルなものを家に置くことに抵抗があり、白く塗ろうか迷っていました。でも気づけば家の雰囲気にすっかり馴染んでいて、インスタでも『可愛い!』と言っていただくことが多い、お気に入りのアイテムです」

    お家事情をさらにASK!

    お片付けルール

    「大きく7カテゴリくらいに分けています。〈おままごと〉〈車〉〈ブロック〉〈工作〉〈絵本〉〈その他の小さいもの〉〈その他の大きいもの〉など。ほとんどを見える収納にしているので、片付ける場所は覚えやすいのかな?と思っています」

    お子さんのMYブームオモチャは……

    「最近は『レールキューブ』という、ブロックでレールを組み電車を走らせるオモチャでよく遊んでいます。ほかにも折り紙・お絵描き・工作・パズルなど、手を動かす遊びが好きです。アンパンマンの◯◯屋さん系も欲しがるので買うこともあります。最初はものすごく喜んで夢中になるけど、熱は冷めるのも早い印象。でもその一時的な“熱狂”も子どもにとっては大事な経験かなと思って、あまり制限せず取り入れています」

    小学生以降、キッズスペースどうする?

    「今はまだ4歳で未知数ですが、リビングとキッズスペースがつながっているので、キッズスペースにデスクを置く、ダイニングテーブルでのリビング学習の2ヵ所体制になるのかな?とぼんやり考えています」


    子どもの“好き”を肯定する愛が伝わり素敵な〈まいんテリア〉さんのお宅。オモチャと相性のいいステンレス素材の家具をメイン使い、メリハリや視線の抜けなど、とっておきの共存の秘訣をぜひ参考にしてみて!

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