教えてくれた人
北欧式整理収納プランナー
SAYAさん
Instagram:@saya.s.a
調理や片付けがスムーズにできるようセッティング
家族が食べるものをつくるキッチンは、作業がしやすく、清潔さをキープする必要があります。何を使っていて、どこにあるのが使いやすいのか、どのくらいの量があるのがいいのか……などを考えながら収納場所を考えていきましょう。
Idea.01
浮かせる収納で直置きをしない
キッチンの作業台にいろいろなものが置いてあると、拭き掃除も面倒になるもの。マグネットなどを活用して、できるだけ浮かせるようにすると掃除もしやすくなります。アルコールスプレーのボトルはフックにひっかけて、布巾やスタイはピンチで止め、毎晩の漂白除菌に使うホーローの入れ物は、レンジフードの上が定位置。
Idea.02
調味料入れはガラス製にして入れ替え時に洗う
砂糖、塩、小麦粉などは詰め替えて使っているのですが、詰め替えるタイミングで一度洗います。[無印良品の丸型保存容器]は、耐熱性なので食洗器にも入れられて洗うのも簡単。ふたにラベリングをして、パッと見で何かわかるようにしています。
Idea.03
自分のお気に入りは見せる収納で気分を上げて
マリメッコのコップやステルトンのジャグやブレッドケースなど、見た目も気に入っていて、普段から使っているものは見えるところに置いておくのもおすすめ。[ベルメゾンデイズの角が丸い設置簡単壁掛けボックス]は、設置が簡単なのに丈夫で気に入っています。
Idea.04
調味料はスピーディーに出せる場所に
炒め物や煮物をつくっているときに、サっと取り出したい酒やみりんなどの調味料。IHのすぐ下の引き出しにまとめて立てて保管しています。フライパンや鍋、ヘラなどの調理器具もここに。[無印良品のアクリル仕切りスタンド]にフライパンなどを置いて、引き出しの中でグチャグチャにならないように注意。
Idea.05
仕切りやBOXを使って取り出しやすさアップ
北欧ブランドの食器が好きで少しですがコレクションしています。上に重ねていってしまうと下の食器が使いづらくなってしまうので、[無印良品のスチロール仕切りスタンド]を使って縦に並べています。同じく[無印良品のファイルボックス]にはバットと水筒を、その横にはお茶を入れるジャグを置いています。ここに入りきる量だけを持ち、居場所を決めることでキッチンが散らかりづらくなります。
Idea.06
取りづらい吊り戸棚収納は持ち手付きBOXを
私の身長が低いこともあり、ちょっと使いづらさを感じる吊り戸棚収納。[セリアの持ち手付きBOX]にサラダスピナーやブレンダーなどの仕様頻度の低いものを入れて収納。ラベリングしておけば、必要なときに取り出して、洗ったらBOXに入れて戻すだけなので、管理が簡単です。
Idea.07
受け皿なしの水切りかごで掃除をラクに
食洗器を水切りかご代わりに使っていたのですが、次男が歩き始めて、食洗器を開けたり閉めたりするようになって、指をはさみそうでこわいので、しばらくは水切りかごを使うことにしました。[ディノスのシンクに渡せる水切りかご]は、シンクに渡せるようになっているので掃除がラク。付属の受け皿は、手入れを省くために普段はしまってあります。コップを置ける場所もあって便利!
Idea.08
キッチンで使う消耗品は取り出しやすくまとめる
食品の保存袋やシンクを掃除するときに使うメラミンスポンジは、[無印良品のポリプロピレンケース]の引き出しを取って、縦にして入れています。適度な高さと仕切りがあるので、この場所で使うのがベスト! 他には掃除に使う洗剤や、スーパーのビニール袋などをまとめて入れています。