日本の“かわいい”文化に多大な影響を与え、簡潔な描線と爽やかな色彩で描かれたキャラクターたちの生みの親、原田治。50~60年代のアメリカのコミックやTVアニメ、ポップアートなどから影響を受けたイラストレーションは1970年代後半から90年代にかけて、女子中高生を中心に爆発的な人気に。「原田治展 『かわいい』の発見」では、イラストレーターとして活動するきっかけとなった、1970年代「an・an」の仕事をはじめとして、広告・出版・各種グッズなど多分野にわたる作品を中心に、幼少期~20代前半の初期資料や、エッセイ集『ぼくの美術帖』関連資料も交えてご紹介! 他にも、子どもたちになじみ深いカルビー「ポテトチップス」などのマスコットキャラクターも展示予定。
単に可愛いだけではないデザインセンスと圧倒的存在感を放ち続ける原田治の世界を、ぜひお子さんと一緒に体感してみて♪
画像:© OSAMU HARADA/KOJI HONPO