こんにちは!hugmugブロガーの木村です☺︎
急に涼しくなってきて、あっという間に秋が終わってしまいそうですね..( ; ; )
とは言えまだ10月半ば!まだまだ秋を満喫すべく、今回は六本木にある森美術館へ行ってきました!
森美術館「地球がまわる音を聴く」パンデミック以降のウェルビーイング
六本木の森美術館にて〜11/6の期間展示中の現代アートの数々。本展では”パンデミック以降の新しい時代をいかに生きるのか、心身ともに健康である「ウェルビーイング」とは何か”を現代アートに込められた多様な視点を通して考え、「よく生きる」ことについて考える展示だそう。
今回、美大卒の妹が期待を大にして誘って来たこの展示。凡人の私には「地球がまわる音を聴く」「パンデミック以降のウェルビーイング」?はて?何がなんなんだ?という温度差だったのですが笑。これが、期待以上に面白くて、まさかの2時間超え滞在。笑(帰りの時間がなかったらもっとじっくり観たかった程)本当に面白かったので私の完全なる独断と偏見で、好みだった作品をピックアップして紹介したいと思います◎
ヴォルフガング・ライプ
今回の展示のメインビジュアルにもなっているヴォルフガング。
入ってすぐ、スケールの大きさと鮮やかな黄色が圧巻の作品。この黄色、全部”花粉”なんですよ!それを知ったとき、作家さんの忍耐力と行動力に震えました..是非直接見てもらいたい作品です!
この箱の中も凄くって!
中に入ってみると、木の香りが閉じ込められていて、深呼吸したくなる、リラックス空間なんです!
ギド・ファン・デア・ウェルヴェ
この人の作品が個人的にすごく面白くて、「立つ」「走る」「回る」の日常的な動作を、視点を変えて非日常的にするという考えを動画にして表した作品。
半日(12時間)ただただ家の周りを走ってみたり、世界一高いエベレストの標高(8.848m)になるまで同じ動作を続けてみたり、普段の生活で日常的にしていることを過剰にしてみるという発想が面白い!ずーっと見ていたくなるんです!そしてやはり忍耐力..アートって忍耐!なんですね(;o;)?
金崎将司
この岩のようなもの、実はチラシや雑誌のページを貼り重ねた作品なんです!その断面がこんなに綺麗で面白いものになるなんて、驚きですよね。
自然が生み出したかの様な模様に、ついじっくり近くで見てしまう作品でした!
金沢寿美
一見宇宙を描いた様なこの作品、じっくりみると黒い部分は新聞紙を全部鉛筆で塗りつぶしたもの。《新聞紙のドローイング》は作家さん自身が気になるワードをのこし、鉛筆で塗りつぶして星空に見立てた作品。写真では伝わらないのですが、すごくスケールの大きい作品で実際に見ると鉛筆ならではの黒光で光っていて..とにかくすごいんです!見開きをひとつつくるのに3日もかかるそうで、はたしてこの大きさを作るのに何日費やしたんだろう..と考えるだけでスゴい。(語彙力)
他にも沢山素敵な作品ばかりなのですが、特に私が面白い!と思ったものを紹介させていただきました◎ここに書いたものはほんの一部なので是非期間中に立ち寄ってみてはいかがですか(^^)?