ポルトガルを代表するアーティストであるジョゼ・デ・ギマランイスの個展を開催。ギマランイスは、アフリカを中心とした非西洋圏のアートへの魅了を自身の創作のインスピレーションとしてきました。本展では、ギマランイス作品を彼のコレクションでもあるアフリカン・アートとの関わりを通じて紹介します。
中でも見どころは、谷川俊太郎氏がギマランイスの作品に触発されて20 年前に書いた詩「からっぽ」にギマランイスが描きおろした絵本『からっぽ』が出版されます(現代企画室刊)。日本とポルトガルの二人のアーティストの遭遇とコラボレーションによって生み出されるユーモアあふれる人類創生の物語は、アニメーション作品として展覧会においても展開されるとのこと。
画像:「Favela Brasil Series」/箱にミクストメディア・ネオンライト/2010