リビングの
片付け・掃除テクニック
1. 床に物を置かない
床に物がないと、掃除をする時に床をいちいち片付ける必要がなくスムーズ。ごちゃごちゃせず見た目もすっきりします。
「今は大きいラグも使っていません。何か敷きたい時は、ムートンラグやビーズクッション、長座布団を使います。すぐに退かせるものばかりなので、床の掃除機がけやフロアワイパーがけ、床拭きがしやすくなりました」(kaoさん)
2. 片付け場所を決める
人が集まり、長時間過ごすリビングは小物や書類などいろんな物で溢れがち。カゴやボックスなど、どこかに物をまとめる場所を作り、片付け習慣をつくることで解決します。
「物を出しっぱなしにしないように、片付け場所を決めて、元に戻す習慣をつけています。物が溜まりやすい場所に収納場所をつくると、片付け習慣が付きやすいと思います。わが家では、ダイニングテーブルの横に収納スペースをつくっています」(tomachiaさん)
「わが家は、リビングでよく使うアイテムはテレビボード内に全て収納しています。テーブル、テレビボードの上には何ものっていない状態が基本なので、拭き掃除やハンディワイパーをかけるのも一気にでき掃除がラクです」(kaoさん)
3. 箱ティッシュはテーブル下に収納
生活感の出る箱ティッシュ。棚付きのテーブルなどで上手く隠しながら、手に取りやすい場所に設置するのがポイントです。
「常に机の上には何も置かない状態にしておくように気をつけています。机の上などに置きがちなティッシュをどこに置くのかを考えた結果、ダイニングテーブルの天板の下に可動式のティッシュ置き場をつけました。そうすることで、ティッシュ箱の出しっぱなしもなくなりすっきりしました」(MICHIKOさん)
「ティッシュは、ダイソーの『PPシートのティッシュボックスケース』と『しっかり貼れてきれいにはがせる両目テープ』を使って、ローテーブル下に浮かせて設置しています。“モノを退かして掃除する”の一手間がなくなりました」(kaoさん)
「テレビのリモコンも定位置を決めるとテーブル上がすっきり。わが家はテレビ裏に収納場所をつくっています」(kaoさん)
4. すぐ手に取れる場所に掃除道具を置く
きれいをキープする近道は、掃除のハードルを下げること。出し入れに手間取らない場所に掃除道具を置いておくと、おのずと掃除が習慣に。
「掃除用具はすぐに手に取れる場所に置いて、思い立ったときにささっと掃除ができるようにしています。出していてもインテリアを邪魔しないデザインのものを選ぶと、収納場所に悩みません」(tomachiaさん)
「気がついたときに直ぐに掃除ができるように、ドアの取っ手にレデッカーのハタキをかけています。ちょうどドアの横に飾り棚があるので、そこのホコリをとったり、ついでにダイニングのペンダントライトを一緒にはたいて、またドアにかけるだけなので気軽に掃除ができています」(MICHIKOさん)
「掃除機もキッチン横にあるパントリーの中に立てかけてあります。気軽に掃除ができるように、掃除道具の置き場は重要だと思っています」(MICHIKOさん)
5. 使い捨ての掃除用具は燃えるゴミの日に合わせて使う
使い勝手の良い使い捨ての掃除用具ですが、ゴミにもなってしまうので使うタイミングも大切です。
「燃えるゴミの日にあわせて、使い捨てのフローリングモップやクロスで、家具や家電の汚れやホコリとりをしています。ゴミはその日のうちに捨てられるので家に溜まらないし、掃除の日も忘れないのできれいをキープできます」(tomachiaさん)
6. リビングに持ってくるオモチャは1人ひとつまで
リビングで子どもが遊ぶから、片付けて出しての追いかけっこ状態という家庭も多いはず。そんなときは、子どもとルールをつくってみてはいかがでしょう?
「わが家は子どもが3人いるので、子どもたちのオモチャなどがリビングにあふれてしまわないように、オモチャの置いてある2階の子どもスペースからリビングへ物を持って降りてこない、どうしても持って降りたいときは1人につきぬいぐるみ1個、など約束を決めています。物の動きが少ないと片付けも随分楽なように感じます。写真は子どもの物がないわが家のリビングです」(MICHIKOさん)
素敵なお家の
買ってよかった掃除道具
『ダイソン』コードレス掃除機
「わが家の掃除機はこれ1台。コードレスなので2階や階段、どこでもラクに持ち運んで掃除ができます。吸引力もしっかりあります。ヘッドを付け替えて、換気口のホコリ取り、他にもムートンラグやソファ、ベッドにも使える優れもの」(kaoさん)
『±0』コードレスクリーナーY010
「空間に溶けこむスマートな佇まいで、しっかり吸引力があるところが気に入っています。見た目以上に軽いのが魅力的でつい手に取りたくなります。専用スタンドが付属しているのでどこにでも置けて、バッテリーを本体に付けたまま充電ができるところもとても使いやすい◎」(tomachiaさん)
熊本の『open studio』 高光太郎さんの箒とちりとり
「デザインはもちろんのこと、小さなホコリまできれいに取ることができて愛用しています。わが家はリビングの真ん中に薪ストーブがあるので、そこで散った灰などを掃きとっています。リビングの真ん中にいつも置いてありますが、気にならないどころかいつも見えるところへ置いておきたいくらいのお気に入りです」(MICHIKOさん)
『AURO』 フローリングワックススプレー
「フローリングモップをかけるついでに、2週間に1度のペースで使っています。自然なツヤがでて汚れも落ちるし、赤ちゃんや子どもにも安心な成分なので長らく愛用中です」(tomachiaさん)
『マーチソンヒューム』フロアースプラッシュと、古タオルでつくったウエス
「床拭きにはこちらを希釈したものをスプレーボトルに入れて使用。気になる汚れにスプレー後、古タオルでつくったウエスを使って拭けば床がサラサラになります。ウエスは真っ黒になったらポイと捨てられるので、雑巾の管理が不要になりました」(kaoさん)
羊毛ダスター
「使っているときにホコリが舞い上がらなくて優秀です。見た目も可愛いので、リビングに掛けてあってもインテリアの一部になります。寝室でも使用中」(tomachiaさん)
『ユニ・チャーム』ウェーブハンディワイパー
「テレビまわり、観葉植物の葉、飾り棚、壁や巾木のホコリ取りに大活躍。最後は床の掃除機が入らないような場所のホコリも取り、真っ黒になったらポイと捨て、新しいシートを付ければOK! 手入れの手間が省けてラクにきれいを保てます」(kaoさん)
『花王』クイックルワイパー
「床にフィットして使いやすいです。グリップ先に滑り止めが付いているので、壁に立てかけた時に倒れないのがとても便利」(kaoさん)
ちょっとした片付けの工夫や、掃除がポジティブになるグッズがあれば、きれいが続いてリビングがもっとお気に入りの場所になるはず。ぜひ参考に、自分にできそうなことから試してみてください。