<contents>
01 プロフィール
02 キッズに関するエコなアイディア
03 キッチン周りのエコなアイディア
04 洗面所周りのエコなアイディア
05 持ち歩いているエコグッズ
profile
name:ソニアさん
Instagram:@s_sonyaaaaa
ファッション雑誌やアパレルブランドの広告など多岐にわたり活躍中のモデル。昨年、第一子となる女の子を出産。2020年夏より、モデルの中島沙希とともに<Eco Friendly(エコフレンドリー)>な情報を発信するプロジェクト『EF.(イフ)』をスタート。「もしも自分の選択が少しでも未来をよくするのなら」をスローガンに、インスタグラムにてエコなアイテムを紹介中。
『EF.』Instagram:@ef_ecofriendly
< エコな暮らしを始めたきっかけ >
「環境問題のひとつであるプラスチックゴミ問題。そのプラスチックが人体にも悪影響があることを知り、ヘルシーでエシカルな生活を送るためのアイディアを学び始めました。あくまでも『今の自分にできること』をキーワードとし、可愛いエコアイテムを集めて自分の気分を上げながら、無理せず日々丁寧に継続することを意識して生活しています。昨年、子どもに恵まれ、私たち親が選ぶものが子どもの体に直接影響を与えること、また子どもの未来にも私たち大人の選択が影響することを感じ、改めて身の引き締まる思いです」
キッズに関するエコなアイディア
#01 布オムツ
「出産直後は立ち座りが辛かったこともあり、少し回復してきた産後2ヵ月頃から布オムツをスタートしました。始めてみると思っていたより簡単で、なんといってもゴミの量が全然違うことに驚きました! 子どもの経皮吸収率※1の高さへの懸念もありますが、何よりゴミが減ることが嬉しくて続けています。夜中や外出時など、すぐに替えられる環境でないときには紙オムツを使用して、娘の肌にも自分にも無理のないようにしています。
布オムツのおすすめのブランドは『noras nursary(ノラズナースリー)』と『my little gumnut(マイリトルガムナット)』、『pekpi(ペクピー)』です。布ナプキンのように成形されたオムツをカバーに挟んで使います。これらのブランドではオムツカバーにサイズがなく、ボタンで調節して長く使えるので買い替えの必要がない点もエコです。このカバーに、量販店でも手に入る輪オムツを使用するのもおすすめ。輪オムツはとっても乾きやすいです。布オムツは少しの手間がかかることなので、親の気分も大切。わが家は赤ちゃんらしいまっさらな白色をメインに、やさしいカラーや花柄を混ぜて、気分が上がるデザインに揃えました」
※1 皮膚からさまざまな成分が体内に吸収される割合のこと
#02 ベビーフード用のスプーン
「スプーンは『iiwan(イイワン)』のファーストスプーンを使っています。一見普通のプラスチックに見えますが、トウモロコシを原料としたバイオマスプラスチックが使用されていて、子どもにも環境にもやさしいです」
#03 オーガニックコットンのベビー服
「ベビー服は環境にやさしいオーガニックコットンのものを使用しています。おすすめのブランドは代官山にある、オーガニックコットンベビー服専門店の『kitikate Japan(キティケイト)』や、『maki the label』、『loved baby japan(ラブドベビー)』『susukoshi(ススコシ)』 です」
キッチン周りのエコなアイディア
#01 鉄フライパン
「テフロン加工のものはお手入れは楽ですが、実はプラスチックの一種です。上手に使っていれば特に問題は起こらないかもしれませんが、剥がれたりした場合、料理と一緒にプラスチックを摂取している事になります。鉄フライパンはその危険性がなく、鉄分を摂取できるというメリットも。また、使用したあとに洗剤を使う必要がないところも、実はエコです」
#02 スタッシャー
「『スタッシャー』のプラスチックフリーの保存容器を、食品の保存や調理、ベビー用品のスチーム消毒に使用しています。湯煎やレンジ、冷凍もできるうえに、洗って繰り返し使えるので、ゴミが出ません。いろいろなサイズがあるところも気に入っています。また、スタッシャーでつくるホットアップルがおいしくて簡単でおすすめです! 切ったりんごをスタッシャーに入れ、口を少しだけ開け、600wで3分間あたためます。できあがったらシナモンをかけて完成です」
#03 ミツロウラップ
「ミツロウラップはラップの代わりにお皿を包むほか、主に野菜の保存に使用。これを使うと野菜の鮮度が長持ちするように感じます。自分でつくれるので、さまざまなサイズをつくって使っています。ただ、はちみつと同じようにミツバチの巣から採取している蜜蝋を使用しているので、これから離乳食が始まってくると、1歳までは娘には触れさせられないので、しばらくは注意が必要ですね」
#04 スポンジ
「スポンジは生分解性※1のある、『Sma Style.shop(スマスタイルショップ)』のセルローススポンジとヘチマスポンジを使っています。100%天然素材でつくられた地球にやさしい食器洗いスポンジたち。プラスチックフリーでマイクロプラスチックの流出ゼロですし、廃棄の際は土に還せます。サイズは大きく、やわらかい触り心地で、カットして使ってもいいですし、とにかく使いやすいです」
※1 物質が微生物などの生物の作用により分解するという意味
#05 コーヒー豆
「コーヒー豆は低価格で売買されていることが多く、生産者の労働環境や貧困が問題になっています。フェアトレード※1の商品を選ぶことで生産者を少しでも支えることができたらと思い購入しました。授乳中なのでデカフェのものを飲んでいます。また、家で挽いて淹れたドリップコーヒーの豆のカスは、匂い消しになるので捨てる前にしばらくそのまま置いて再利用。コーヒーの香りが部屋に広がって気分も幸せです」
※1 公正な取引を意味し、発展途上国の貧困な生産者・労働者の生活改善と自立を支援する国際的な運動
洗面所周りのエコなアイディア
#01 洗濯洗剤
「出産前から『ecostore(エコストア)』の洗濯洗剤を使っていたのですが、新生児の頃から赤ちゃん用、大人用と分けなくて済むので楽でした。環境負荷の少ない容器を使用されていて、リフィルステーション(エコストアの店頭で行っている「量り売り」販売)に持っていけば繰り返し使えます(ほかの容器でもOK)」
#02 固形シャンプー
「シャンプーはサスティナブルなヘアケアブランド『davines(ダヴィネス)』の固形シャンプーを使っています。泡立ちがよく、すっきりした洗い上がりと、濃縮された香りが特徴です」
#03 竹歯ブラシ
「歯ブラシは『MiYO Organic(ミヨオーガニック)』の竹歯ブラシを使用しています。100%オーガニックの竹にBPAフリー※1のナイロンでできたものです。持ち手が長くブラシ部分はコンパクトなので奥歯まで磨きやすいです」
※1 プラスチックの原料となる化学物質
持ち歩いているエコグッズ
#01 マイボトル・マイタンブラー・マイストロー
「アメリカ発のブランド『ストージョ』と『EF.』がコラボしたシリコン製のタンブラーは、折り畳めてコンパクトになるので、小さなバッグでも持ち歩けます。カフェで値引きもあるので、お得になるのもいいところです。ストローは『ノープラスチックジャパン』と『EF.』のコラボアイテムで、先端にロゴが入っています。ステンレス製のため、冷たいものを飲むときにひんやりとして口当たりがとてもいいです。マイボトルは地球にやさしい活動をしている『クリーンカンティーン社』のもので、保温性が抜群なところが気に入っています」
「エコな生活は始めてみると意外と簡単! 環境にいいのはもちろん、節約できるうえに体にもやさしいです。いろいろなメリットがあるので、自分なりの理由で全然OK! ぜひ日用品などを買い替えるタイミングで『いつも買っているもの』から、少しずつ変えていってみてはいかがでしょうか」