今月7月2日、わが家の双子が2歳の誕生日を迎えることができました。
お誕生日ケーキのロウソクを、ふ~して消せるようになりました(^^)
ロウソクに近づき過ぎて「あちち…」となっている絢士(笑)。
手づかみで全身クリームだらけだった1年前と比べると、スプーンを使って自分で上手に食べられるようになったね。
わたしにとってふたりは、自分の命よりも大切な存在。
1日が終わるたびに「今日も無事に終えることができた」という安心感とともに布団に入ります。
それが365日×2年。
これからもふたりの命を守る責任を背負うということは変わりませんが、自分の親もこういうふうに愛を持ってわたしを育ててくれたんだなぁと思うと、心がじんわりとあたたかくなります。
まだまだわからないことばかりで頼りないですが、母ちゃん3年目も適度に肩の力を抜きつつ楽しみたいと思います♡
いつもいろんなことを教えてくれてありがとうね、瑛士、絢士。
今回のコラムでは2歳の誕生日を機に卒業した、あるものの話を綴ろうと思います。
卒業したもの……それは……
おしゃぶり!
生後1ヶ月から粉ミルクで育ったふたりにとって、おしゃぶりは寝るときに欠かせないアイテムでした。
新生児の瑛士(兄)・絢士(弟)。
おしゃぶりが大きく見える~!
尊い……
特に絢士はおしゃぶりが大好きでよく催促してきたし、ないと不機嫌になる事もしばしば。
慣れない双子育児でてんやわんやな日々。
頼れるものには全部頼りたい精神のわたしには、おしゃぶりは最強のお助けアイテムでした。
ふたりがおしゃぶりを咥えている姿が、いかにも赤ちゃんって感じで大好きでした。
でも1歳半を過ぎた頃くらいから、歯並びへの影響を考えて、そろそろやめさせた方がいいのかな~と考えるように。
それにお互いのためにも、“ないと困る”というものをひとつでも減らしたかったんです。
その方が日頃感じるストレスを減らせると思うから。
でもおしゃぶりにはメリットもたくさんあります。
⚫️乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防になる。
⚫️鼻呼吸を促してくれる。
⚫️心が落ち着く。
⚫️指しゃぶりをしなくなる。
⚫️寝つきがよくなる。
などなど。
要するに大切なのは、上手に使うこと。
親子のコミュニケーションを大切に。
子どもが口を通して学ぶ機会を邪魔しないように。
どういう風にして、おしゃぶりを卒業しようかなぁ。
話をしてわかってくれるものなのかな?
卒乳のときに乳首にワサビ塗ったりするって聞いたことあるけど、ワサビ塗ってみる……?
いろいろ考えていましたが、瑛士のおしゃぶり卒業は、2歳の誕生日を待たずして急にやってきました。
1週間ほど国内旅行をしたときに口内炎ができてしまい、おしゃぶりはもちろん、ごはんや飲み物を口にすることが辛いという状態が2、3日続いたことがありました。
口内炎完治後おしゃぶりを催促してきましたが、こんなチャンスを逃す手はありません。
「瑛士はおしゃぶりなくても寝れてたから、もうなくても大丈夫だよ~」と話すと、しぶしぶ諦めお気に入りの絵本を持ってお布団へ。
隣でおしゃぶりを咥えている絢士を見て何度か「えいとも~」と言うことがありましたが、3日目には欲しがる事もなく完全に卒業することができました。
さて問題は、おしゃぶり大好き星人・頑固者の絢士です。
いつも通りの自宅での生活で話をしてわかってくれる相手ではないので(笑)、非日常なら気が紛れるんじゃないかと2泊3日のバースデートリップのときに卒業しようと企んでいました。
一応持って行ってはいましたが家に忘れてきたことにして、「今日はおしゃぶりなしで寝ようね~」と話をしてみました。
すると、少し泣いて抱っこをせがんできましたが遊び疲れていたこともあり、案外すんなり寝てくれました。
2日目も驚くほどあっさりと夢の中へ。
もしかしたら意外とスムーズにおしゃぶり卒業できるかも!
……と思った自分が甘かった。
勝負は家に帰ってからでした。
やっぱり寝る間際になるとおしゃぶりを欲しがる絢士。
しばらく泣いたり抱っこしたり。
落ち着いた頃に「もう2歳だし、絢士もにぃにだし、おしゃぶりなしで寝てみよう?」と話をすると、渋々お気に入りのショベルカーを抱きしめお布団へ。
そんな感じが3日くらい続いたのかな。
気がつくと欲しがりはするものの、泣くことはなくなっていました。
未だに不機嫌なときや眠いときなどふとしたときに催促してくることがありますが、無事に卒業することができました!
もうあの可愛いおしゃぶり姿を見れなくなると思うと寂しくなりますが、たくさん写真を撮っといてよかった!
おしゃぶりさん、長い間たくさんお仕事してくれて、ありがとうございました。
次卒業を目指すものはオムツですね。
ゆるくパンツトレーニングを始めて約3ヶ月が経ちました。
あまり進歩が見られませんが、今しかないオムツ姿を目に焼きつけつつ、気長に一緒に頑張りたいと思います。