【目次】
野菜 1 ブロッコリー
野菜 2 ホウレンソウ
野菜 3 ピーマン
みどりの野菜を克服する3箇条
1.甘みを引き出す
2.食感を変える
3.あえて緑色を生かし苦手意識を無くす
みどりの野菜にもやさしい甘みがあります。苦みや渋み、青臭さを和らげる調理法で、本来の甘みを引き出すと……おや?嫌な味じゃないかも!?
また、舌触りや食感を変えるだけでも印象は違います。
入っていることをわからないようにしてごまかすのではなく、あくまで”克服”に挑戦しましょう!
とはいっても、手がかかる調理は難しい!
そんな忙しいママたちに、「まとめて蒸す」をおすすめします。
大きな鍋に蒸し網(なければ底上げ用の器とザル)をセットし、適当にカットした様々な野菜を並べ、まとめて蒸します。
すぐに火が通る葉物野菜は早めにピックアップし、根菜類はじっくりと。
キッズが食べやすい柔らかさにしたいから、多少蒸しすぎたっていいんです!
克服したい野菜1【ブロッコリー】
「じゃがッコリー」
ブロッコリーで最も甘いのは芯。芯は蒸してそのまま食べてみてください。ふさふさモサモサはねっとりしたお芋で包み込んでしまいましょう。青臭さも消えますよ。あえてブロッコリーの姿に似せて盛り付けて、楽しくいただきます!
(材料)3〜4人分
ブロッコリー 1房(約350g)
ジャガイモ 中1個(約90g)
塩 適量
(つくり方)
1.ブロッコリーは芯から花蕾(からい)をはずす。芯は周りの固い皮を切り落とし中央の柔らかい部分のみ残す。
2.1のブロッコリーと皮付きのまま4等分程度にカットしたジャガイモを蒸す。ブロッコリーの花蕾と芯、ジャガイモを、柔らかくなった順に取り出す。
3.ジャガイモの皮をむき、ブロッコリーの花蕾、塩とともにフードプロセッサーにかける。(またはミキサー、なければボウルの中で適当につぶす)
4.3を食べやすい大きさに丸め、芯とともに盛り付けて完成。冷凍保存も可能です。
克服したい野菜2【ホウレンソウ】
「ホウレンソウのチーズクリーム」
ホウレンソウの嫌われポイント“えぐみ”は、乳製品とあわせると気にならなくなります。ホウレンソウとチーズをあわせたクリームは万能選手! パンに塗る、ごはんと一緒に電子レンジでリゾットに、パスタに、ほぐした鶏肉に……。シリコン型などで少量ずつ冷凍しておくと何にでも使えます! チーズの塩分が気になる場合は温めた牛乳でのばしてください。
(材料)つくりやすい分量
ホウレンソウ 1房(約200g)
ベビーチーズ または クリームチーズ 25〜30g
(つくり方)
1.ホウレンソウを根っこごと蒸し、柔らかくなったら取り出す。
2.熱いうちにチーズと一緒にフードプロセッサーにかける。(またはミキサー、なければホウレンソウを細かく刻み、ボウルの中でチーズと混ぜる)
<アレンジ>
器に、ごはん、チキンフレークやミックスベジタブル、2を適量、少量の牛乳を入れて電子レンジで温めるとお手軽リゾット風! お好きなアレンジで召し上がれ。
克服したい野菜3【ピーマン】
「ピーマンのスイートパンプキン」
苦い、固い、のピーマンは、蒸して甘さを引き出し、とろとろにします。柔らかく甘いカボチャペーストを中につめ、冷蔵庫で冷やせば、ピーマン型のスイートパンプキンの完成! ピーマンがまるでカボチャの皮のように見え、苦手意識を和らげます。
(材料)4人分
ピーマン 4個
カボチャ 賞味250g
お好みでメープルシロップ 少量
(つくり方)
1.ピーマンは丸ごと、カボチャは適当な大きさにカットし皮付きのまま蒸す。
2.ピーマンは蒸し上がって粗熱がとれたら、ヘタと種を取り除く。実の部分が多少やぶれても気にしない。
3.カボチャは蒸し上がって粗熱がとれたら、皮を取り除き、実をつぶす。お好みでメープルシロップを加えて甘さを足す。
4.2のピーマンの中に3のカボチャをつめる。手で形を整えたらラップに包み、冷蔵庫で冷やす。
5.食べやすい大きさにカットして完成。