大好きな番組の声優に
叫んだり歌ったりにも挑戦
「2歳の娘と毎朝観ている大好きな番組だったので、光栄でとても嬉しかったです! 私が演じるイオは、心優しいお姫様。大切な友達と仲直りしたいけどできなくて、チョロミーたちに勇気をもらって想いを伝える冒険物語。感謝の気持ちや謝りたいことを伝える、仲間の大切さなど、素敵なメッセージがたくさん詰まっている物語です」。
イオが小さな女の子役ということで、声優として工夫したことも。アフレコ現場では感動もあったとか。
「チョロミーたちのアフレコを生で聴かせてもらい、とても感動しました! 素晴らしい世界観にマッチするよう気合いも入りつつ、いい作品にしたいプレッシャーもありましたね。アフレコでは、『イオならこんなふうに歌うだろうな』と意識して、可愛らしさや優しさを込めて演じました。叫ぶシーン、歌うシーンもあるんですよ。どんなふうに完成しているか楽しみです」。
テレビで『おかあさんといっしょ』を観ながら、娘さんの成長に日々驚かされることも多いそう。
「娘と年が近い子が着替えをしたり、ごはんを食べているのを見て『お友達、上手にできたね〜』と、みんなの成長を肌で感じます。娘は野菜が苦手で『ほら、みんな野菜を食べてるよ』と言うと、『お姉さんになったら食べる!』って言うんです(笑)。実は私も子どもの頃、好き嫌いが多かったんですよね。母が根気よく工夫してくれたおかげで、今は野菜が食べられるようになりました。無理やり食べなさいと言うより、食べられるものを少しずつ増やしていけばいいのかなと。みじん切りにしてチャーハンや水餃子にしたり、カレーや野菜スープにしたり。毎回食べてくれるとも限らないので、食べてくれたらラッキーくらいの気持ち。トイレトレーニングも同じで、あせらずに根気よく一緒に乗り越えていけたらなと」。
幼少期を過ごした友達が
認め合える大事な存在
映画では友達との絆や友情が描かれている。関根さん自身も幼少期からの友人が、かけがえのない存在になっている。
「幼稚園からの幼なじみとは今でも仲良し。私はひとりっ子だったけど、幼稚園に兄弟姉妹がいるような、もう一つの家族みたいな存在でした。幼少期を過ごした絆や思い出があるから、どんなに変わっても互いを認め合えるんですよね。今の娘にとってそんな存在は、私の耳とほっぺかな(笑)。抱っこや添い寝の時にいつも触ってくるんです。いつか『ママの耳、いらない!』と言ってくれた時が自立なんだと思います(笑)」。
【movie info】
© 2018「映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険」製作委員会
『映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険』
1959年に放送開始された人気番組『おかあさんといっしょ』が初の映画化。ゆういちろうお兄さん、あつこお姉さん、よしお兄さん、りさお姉さんが外に飛び出して、いろいろなことにチャレンジ。アニメになった人形劇「ガラピコぷ〜」が大冒険の旅に出る。声優には、関根麻里さんほか、横山だいすけさんも参加。子どもが歌って踊って楽しめる体験型映画は、子どものファーストムービーにおすすめ。
9月7日(金)公開
ワンピース¥19,000/レアック(スーパー・ボイス 03-5474-8286)、その他=スタイリスト私物