
“わが子を可愛く撮る” ママ写真家・馬場わかなさんに教わる5つの方法
2018.08.10 Fri
「巻き戻らない子どもとの時間は、ふとした瞬間が美しい。だからこそつくり込まず、ドキュメントのような感じで撮りたい。」と話す馬場わかなさん。写真家目線のテクニックだけでなく、気持ちや想い、ちょっとしたコツを実際にわが子の写真とともに教えていただきます。
“無心に食べている姿が好き”
「綺麗に食べるなどの意識はまだなく、本能のままに食らいついてく様はとても気持ち良い。目線をもらおうなどとは思わず、ただ食べている姿そのままを撮るのが好きです」
2歳の夏。スイカにかぶりつく顔が面白くて。今は、さらに激しく白いところまで食べ尽くしています。

“赤ちゃん期は、ぐっと寄る!”
「小さくて可愛くて愛しい赤ちゃん期。カメラを構えると、その顔、小さな手足、どんどん寄ってしまう。標準レンズだとそんなには寄れないので、60mmマクロを使っていました」
あくびや色々な動きにいちいち新鮮に見入っていました。

“友だちといる時は
いつもと違う表情に”
「同じくらいの大きさの子どもが一緒に歩いているだけ、並んでいるだけ、向き合っているだけ、何をしていても可愛い。引いても、寄っても、可愛く写ります」
友達とふたりで松ぼっくりを拾いまくっていた時。木立の逆光が綺麗でした。

“真正面で強い写真に”
「普段は何かをしている姿を撮ることが多いですが、たまに真正面のカメラ目線を撮るのもいいものです。真正面からの目線にはやはり力があるので、強い写真になります」
遊びに来ていた友人が帰った後の、西日の時間。何とも言えない表情に。

“何かに集中する横顔は良い”
撮影しているこちら側なんて気にもせずに、何かに集中している姿がとても好きなんです。ドキュメンタリーの気分で撮ります。子どもと一緒に低い目線になって撮ることが多いです。
子どもと一緒に公園などに行くことが増えたので、季節の変化にも心惹かれてシャッターを押すようになりました。トンカチを真剣に使う様子。ちょうど光が逆光気味でまつ毛がキラキラ光ったりして良かったな。
