CASE_01
name:ショコラさん(2歳の男の子のママ)
job:ミュージシャン、Corcheaデザイナー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『ブルーでハッピーがいい』でデビュー。夫の片寄明人(GREAT3)とのデュオ、Chocolat & Akito、一点ものアクセサリーブランド『Corchea』デザイナーとしても活動中。
妊娠中に『赤ちゃんにもママにも優しい 安眠ガイド』という本を読んで、出産後はそれを参考に規則正しい生活リズムを心がけました。特別な外出でもないかぎりは、17時にお風呂、18時に夕食、20時には就寝というルーティンを守るようにしています。そのおかげか寝かしつけで悩んだことはなく、朝も7時頃までぐっすり眠ってくれます。
喜ぶ顔が見たくてついついオモチャを買ってあげたくなるのですが、グッとこらえて40センチ四方の箱ふたつに収納できる分より、オモチャを増やさないようにしています。新しくオモチャを買ったりもらったりしたら、そのたびに譲ったり処分したりして数を調整しています。子どもは飽きっぽいし、歯止めがないと際限なく増えてしまうので「足るを知る」ということを学んでくれたらいいなぁという気持ちもあります。今のところ限られたオモチャで毎日楽しんでくれています。
やらなければいけないことが多い日など、息子のわがままにどうしてもイライラしてしまい、きつい言葉を言ってしまったり、あたってしまうこともあります。そんな時は夜、眠る前までに必ずしっかりと目を見て自分が悪かったと謝り、大好きだよという気持ちを伝えるようにしています。悲しい気持ちや不安な気持ちなど、負の感情を抱えたまま眠り、心のどこかにそれをしまってしまわぬよう、とにかく穏やかな気持ちで眠りについてもらえるよう心がけています。そのおかげかはわかりませんが、今のところ優しく落ち着いた心を持ってくれているように感じます。
CASE_02
name:TOKOさん(9歳の女の子と7歳の男の子のママ)
job:TEG TEGデザイナー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ショップスタッフを経てPR業をこなすかたわら、DJ活動を開始。2017AWより新たなクリエイティブへの挑戦として、夫DJ DARUMAとともにキッズブランド『TEG TEG』を立ち上げる。
一日の大半を過ごしている学校生活のこと、日々悩んでいることなどを夕飯時に顔を合わせて話す〝ほうれんそう〞を心がけています。この習慣は5年目になり、子どものちょっとした気持ちの変化も私なりにキャッチすることができるようになりました。様子がおかしいな、と話しかけると「今ではなく、ほうれんそうの時に話したい」と話せる環境があることが習慣づいていることもいいことだなと思います。いつまでこんなに話してくれる時期が続くかはわかりませんが、今の子どもの見逃しがちな〝気持ち〞を大切にしていきたいと思っています。あとは、疑問や悩みに答えをすぐに出すのではなく、一緒に考える習慣を身につける努力をすること。子育ては大変だけど楽しい。なぜなら子育てが何よりクリエイティブだと思っているから!
CASE_03
name:イガリシノブさん(4歳の女の子のママ)
job:ヘア&メイクアップアーティスト[BEAUTRIUM]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
雑誌・広告のヘアメイクを手がけるほか、化粧品開発ディレクターやメイク講師など幅広く活動する。似合わせのテクニックやユニークな発想で、多くの女優・モデルから支持される人気アーティスト。
絵を描くことや物事に、正解のかたちや言葉などがあるのかもしれないけれど、直さずにどうしてそうなったのか、観察したり聞いたりしてこちらも楽しむことに。正解は大人になればわかるし、まずは視野を広げて頭を使って想像の世界へ導くようにしています。
歯を磨く、着替えるなど自分のことは自分でやるように言っています。何でも母親がやってくれると思い、大人になって社会に出て仕事をした時に動けなくなったら大変。やらないと覚えないこと、見て学ぶことなどたくさん経験して、いろいろなことができるようになってほしいです。