1. TOP
  2. 子育て
  3. 自己肯定感が高まる学習方法 幼児の学習は「できた」の実感が大事!
    センスのいいママ・パパが集まるファミリーライフマガジン
    PARENTING
    自己肯定感が高まる学習方法 幼児の学習は「できた」の実感が大事!

    自己肯定感が高まる学習方法 幼児の学習は「できた」の実感が大事!

    チャレンジ精神が芽生える、積極的に物事に取り組める、良好な人間関係が築けるなど、「自己肯定感」が高いと、さまざまなメリットがあると言われています。自分を肯定するこの感覚は、子どもであれば、大人の接し方や声かけによって育むことができるのですが、実は学習を通じて高めることもできるのです! そこで今回は、教育デザインラボ代表理事の石田勝紀先生に、自己肯定感を育む学習方法についてお聞きしました。接し方や声かけの仕方もご紹介します。
    教えてくれた人
    石田勝紀先生
    教育デザインラボ代表理事・教育家
    20歳で起業し、学習塾を創業。これまで4,500人以上の子どもたちに対し直接指導し、学習によって自己肯定感を引き上げることに尽力。「この日本から勉強嫌いな子をひとり残らず無くしたい!」との思いから、Mama Cafe、執筆、講演を精力的に行っている。「子どもを育てる7つの原則」(大和書房)をはじめ、著書多数。
    CONTENTS
    1. 幼児期から「自己肯定感」を育むことが必要な理由
    2. 幼児の自己肯定感が高まる学習方法
    3. 子どもの「できる」を生み出すKUMONの学習

    幼児期から「自己肯定感」を
    育むことが必要な理由 

    ここ数年、子育てにおいて「自己肯定感」という言葉をよく聞くようになりましたよね。しかし、自信の有り無しであると誤解していたり、単に褒めればいいと勘違いされていたりと、きちんと理解している人は意外と少ないかもしれません。自己肯定感とは、自分自身を肯定できる感覚のこと。つまり、長所はもちろん短所も含めて「自分はこれでいいんだ」と、ありのままの自分を認めて肯定できる感覚のことを指します。

    子どもの自己肯定感が育まれると、心が満たされると言われています。安心感が生まれますから、心に余裕が生まれ、もっとやりたい、もっと知りたいと、新しいことにチャレンジする意欲が湧くようになります。自主性が芽生えて、努力を続けられるようにもなっていきます。また、心に余裕が生まれると、自分だけでなく他者をも肯定することができるようになり、協調性が育まれて良好な人間関係を築くことができるのです。

    学習が子どもの「自己肯定感」を高める!?

    小学1年生〜高校3年生まで、子どもたちは少なくとも12年間は学習します。ほぼ毎日行い、生活の大半を占めていると言っても過言ではありません。ですから、学習を通して「やればできる!」「苦手が克服できた!」と自信をつけていくことで、自然と自己肯定感も高めることができるのです。ただし、学習を通して下げてしまうこともあるので注意が必要。つまずいたときに「もっとがんばりなさい」「宿題はちゃんとやったの?」とマイナス面ばかり指摘すると、子どもによっては「自分はできないんだ」と否定的になってしまうことも。それでは、学習を通じてどのようにしたら自己肯定感が高まるのでしょうか。ちょっとしたコツがあるのでご紹介します。

    幼児の「自己肯定感」が高まる学習方法

    幼児の自己肯定感が高まる学習方法① 子どものペースに合わせる

    着替えがゆっくり、食べるのが早い、のんびり屋さんだったりせっかちだったり……。子どもにはそれぞれのペースがありますよね。学習においてもその子のペースに合わせることが大切です。問題を解くのが速い子は決められた時間内で10問できたのに、ゆっくりな子は3問しかできない。すると大人は急かしてしまいがちですが、3問を解くのがその子のペース。であれば、急かすのではなく、ポイントとなる問題を大人が3つ選んであげればいいのです。無理矢理させても子どもの気持ちは下がってしまうばかり。自分のペースに合った学習をすることで、自分の中で「できた!」が増え、自己肯定感もおのずと高まるので、心に余裕が生まれて「もう1問やってみよう」という意欲も湧きやすくなるものです。

    幼児の自己肯定感が高まる学習方法② できていることを認めてあげる 

    ○×で採点して間違ったところを直す。この採点の仕方は間違ってはいませんが、子どもは×ばかりつけられると、気持ちが後ろ向きになることも。大人もそうではありませんか? たとえば、上司に提出した書類にたくさん赤字が入っていたら……。落ち込んでしまいますよね。子どもだって同じ。そこでおすすめなのが、○だけをつける採点方法。間違えた部分を直せば、○がどんどん増えるので「もっと○が欲しい!」と、学習に対して意欲的に向き合うことができます。「○が増えるゲーム」のような感覚で、楽しみながら学習できるというメリットも。もし間違えた箇所がわかりにくいようだったら、小さくレ点をつけてあげましょう。まずできているところを認めることで、子どもは学習に対して否定的にならず、学ぶことの楽しさを実感していくようになるでしょう。

    幼児の自己肯定感が高まる学習方法③ 少しずつ成功体験を積み重ねる

    新しいことを学ぶということは、常にアップデートし続けているということ。つまずいたときは、その部分を練習したり学習したりして、できるようになっていきますよね。ですが、「できたことを再び学び直す」ということは、少ないのではないでしょうか。自己肯定感を育むうえで、新たなことにチャレンジすることも大切ですが、成功体験の積み重ねも同じように大切。学習でつまずいたときに、もしお子さんの気持ちが後ろ向きになってしまったら、できなかった部分だけでなく、つまずく前のできた部分から再び始めてみましょう。そのうちつまずいた部分もできるようになり、「つまずいてもできた!」という成功体験の積み重ねによって、自己肯定感が育まれるのです。

    幼児の自己肯定感が高まる学習方法④ 成長実感を見える化する

    前段でもお伝えしましたが、学ぶということは常にアップデートし続けるということ。要所要所で、「達成できた!」「ここまで頑張った!」と感じられるように、成長実感を見える化してあげるといいでしょう。未就学児であれば、できたときにシールをあげるのがおすすめ。表のようなものをつくって、どんどんシールを貼っていけば「こんなにシールが集まった」と、子どもでも成長が実感でき、「あと1枚でいっぱいになる!」とモチベーションもあがるので一石二鳥! KUMONのプリント学習を進めている方は、解いたプリントをためておくと、増えていくプリントの高さで成長を実感でき、「自分はこんなにたくさんやったんだ!」という自信にもつながります。

    幼児の自己肯定感が高まる学習方法⑤ 子どもの気持ちが上がる声かけをする

    褒めて伸ばすのはもちろん正しいのですが、褒める声かけは、すごく頑張ったときや苦手を克服したときなどにすることが多く、日常的にそういったシーンに出合うかというと、そう多くはありませんよね。ですが、自己肯定感を育むうえで、気持ちが上がる声かけは日常的にたくさんすべき。そこでおすすめなのが、「褒める」ではなく「認める」声かけです。「よくできたね」「すごいね」「さすがだね」のような軽い声かけで、SNSの「いいね!」ボタンくらい気軽なイメージです。

    ほかには、成長が実感できる声かけも大切。「もっと頑張りなさい」と、鼓舞するような声かけでやる気になる子もいれば、そうでない子もたくさんいます。その場合は、「ずいぶん伸びたね」「いい調子だね」のように、成長が実感できる声かけをしてあげましょう。また、未就学児はミスをすることが多いもの。はじめに間違いを指摘するのではなく、合っているところやいい感じにできているところを見つけて、「ここいい感じだね」「よくできたね」と、まずは認めてあげましょう。

    子どもの「できる」を生み出すKUMONの学習

    KUMONでは、やさしい教材から高度な教材へと、スモールステップで学習できるように構成されています。できることからスタートして、一歩一歩力をつけながら次のステップに進んでいく。つまり、成功体験を積み重ねながら学習ができるということ。また、教室ではくもんの先生が一人ひとりの子どもに合わせて、個別に指導をしているのも特長です。子どもの個性はさまざまですから、一人ひとりに合わせた指導や声かけはすごく重要。スモールステップで成功体験を積み重ね、子どものペースに合わせたサポートによって「できた!」が増えていく。KUMONは、学びを通して自己肯定感が育まれる学習方法なのではないでしょうか。

    KUMONの学習を体験してみよう!
    どんなもんだい!? 11月無料体験 受付中!
    実施期間:11月1日(金)~11月30日(土)

    詳しくはこちらをチェック!

    sponsord by 公文教育研究会
    media by CCG TO

    photography/Kosuke Matsuki models/Ataru&Momoko Dawn、Wako&Yui text/Masayo Okegawa
    SNS SHARE・SNS SHARE・SNS SHARE・
    SNS SHARE・SNS SHARE・SNS SHARE・
    SNS SHARE・SNS SHARE・SNS SHARE・
    みんなに教えてあげる

    KEYWORD

    WHAT'S NEW新着記事

    READ MORE

    CATEGORY