CONTENTS
1.モデル・垣内彩未さん(2歳の女の子のママ)
2.モデル・武智志穂さん(双子妊娠中のプレママ)
3.ミュージシャン、アーティスト・ショコラさん(3歳の男の子のママ)
4.イラストレーター・前田ひさえさん(4歳の女の子のママ)
5.フォトグラファー・松木宏祐さん(3歳の男の子のパパ)
【 Question 】
Q1.ステイホーム中、どのようにお子さんと過ごしましたか? また、日々を一緒に過ごして感じたこと、気付いたことはありますか?
Q2.ステイホーム期間を経てご自身が感じたことや変わったことを教えてください。
Q3.これからどのようにお子さんと暮らしていきたいですか?
name:垣内彩未さん job:モデル
モデルとして多くの女性誌で人気を集める。自身のブランド『not lonely』(https://www.notlonely.jp/)が好評展開中。2歳の女の子のママ。
Instagram:@kakiuchiayami
A1.子どもの成長を感じられた期間
娘とはほとんどお家で過ごしましたが、バルコニーで体を動かしたりしてストレス発散していました。お家の中では、パズル、粘土、工作、レゴ、お絵描きなどをしたり、ディズニー映画を観て過ごしました。ずーっと一緒に過ごしてみて娘の成長をとても感じました。特にお喋りがとっても上手になり、ますます会話が楽しくなりました。
A2.身のまわりのモノ選びに変化
私自身がステイホーム中に肌荒れしたこともあり、以前よりさらに身のまわりのモノ選びに意識を向けるように。スキンケア、洗剤、食生活をガラッと変えてみました。自分の身体と向き合えるいい機会でした。
A3.子どもと一緒に楽しいことや感動を見つけていきたい
これからもできる限りのことは気を付けて、でも娘の体と心の発達のためにも、たくさんの楽しい! や、感動を見つけてあげたいなと思います。
name:武智志穂さん job:モデル
ファッション誌、TV、CM、ラジオなどモデル発のタレントとして10年以上のキャリアを持つ。現在は、美容・グルメ・アウトドア・音楽・旅行などライフスタイルを発信し、同世代の女性から高い支持を集める。現在双子の男の子を妊娠中。
Instagram:@shiho_takechi
A1.お腹の赤ちゃんの成長をしっかりと実感
ゆったりとお菓子づくりや洋裁、美容、ガーデニングなどの趣味を楽しんだり、双子の出産・育児書を読んだり。きっとこういう状況でなければせかせかと出歩いていたと思うので、お腹の双子たちの成長を見逃すことなくしっかりと感じることができたので、私にとってはいい機会だったのかもしれません。
A2.生活する拠点を変える後押しに
もともと子どもを授かったら東京を離れ、美しい海と自然のある地方へ移住する予定でいましたが、今回のことが後押しとなり、夏頃に引越しすることを決めました。
A3.子どもが安心できる環境を整えたい
子どもが安心して遊び、学べる環境を整えてあげられたらいいなと思いました。これからは多様化して選択肢も増えていくと思うので、アンテナは常に張っておかなければいけないなとも思います。
name:ショコラさん job:ミュージシャン、アーティスト
夫である片寄明人(GREAT3)とのデュオ「ショコラ&アキト」の最新作は『Chocolat & Akito meets The Mattson 2』。一点ものアクセサリー『コルチェア』のデザイナーとしても活動中。3歳の男の子のママ。
Instagram:@chocolatandakito
A1.家族の時間が増えて、嬉しそうな息子を間近で見られた
今日まで保育園や親に預けたこともなく、自宅でアクセサリー制作をしながら子育てを続けてきたので、ステイホーム中も今までと変わりませんでした。3歳になり、かるた、トランプ、お人形遊び、お絵描き、料理やお菓子づくり、洗濯・掃除などの簡単な家事手伝いなど、一緒にできることがどんどん増えて楽しいです。まだ友達との交流も少なく、普段からめったに外遊びしたがらないインドア派の息子なので、イキイキと幸せそうにお家時間を楽しんでいました。そして夫が自宅にいる時間が増えたので、3人で過ごすことが何より嬉しかったんじゃないかなと思います。これまであまり感じなかった「パパっ子」ぶりが垣間見られて、微笑ましく可愛いです(笑)。
A2.住む土地や家など、より環境を整えていきたい
こういった事態でも慌てずにいられるよう、日頃から健康に気をつけ、最善を尽くしたいと改めて思いました。以前よりも和食、発酵食品を意識して食べるようになり、自家製の塩麹づくりを始めたり、一度やめてしまっていたぬか漬けも再開しました。もともと夫婦そろって普段あまり出歩くタイプではないので、唯一の楽しみである旅行ができないこと以外、ステイホームに関してのストレスはまったくありませんでしたが、住む土地、自宅がやはり大切で、より環境を整える必要があると感じるようにもなりました。価値観の変化にも柔軟に、喜びや楽しみを外に求めるのではなく、内に求める考え方でいたいと思います。
A3.失われたものに執着せず、どんな環境でも楽しみたい
きっとこれまでの時代の子どもとは違った世界を迎える世代となるのでしょうが、まだ3歳になったばかりですし、何も心配はしていません。きっとおもしろい未来が待っていると信じています。失われたものに執着せず現状を受け入れ、どんな環境でも楽しみ、愛情豊かに感謝して日々を過ごせるよう、親子で暮らしていきたいです。
name:前田ひさえさん job:イラストレーター
書籍、雑誌のイラストやFairycake Fairなどのパッケージイラスト、原田知世氏の『銀河絵日記』MVなどを手掛ける。早朝深夜の読書と映画が今の小確幸。4歳の女の子のママ。
Instagram:@maedahisae
A1.子どもと一緒に小さな冒険や発見、挑戦をする日々
娘が巣立つまで、こんな時間はもう二度とないかもしれない! と思い、なるべく一緒に過ごしていました。出かけられないなど制約はありましたが、毎日娘と一緒にする小さな冒険、発見、挑戦は新鮮でした。ちょっと羽目を外して夜中まで起きていよう! とか、ベランダで寝てみよう! とか、子どもがワクワクするような室内イベントもしました。成長を間近で見られた2か月、大変でしたがかけがえのない時間でした。
A2.無自覚に囚われていたものからの解放
忙殺される毎日を「仕事しながら家事育児するってこういうものだ」と思い込んでいましたが、それを見直す時間になりました。新しい日常をどう生きるか、具体的なことは日々探しながら生きるのだと思いますが、働き方や暮らし方など、無自覚に囚われていたものから少し解き放たれたのはよかったです。それを忘れずにいたい。
A3.限られた世界で大切にしたいことを娘と考えていきたい
今までの生活は、選択肢が数限りなくありましたが、もう少し限られた世界になったときに何を大切にしたいのか、一緒に考えて生きていきたいなと思いました。生活、遊び、勉強や仕事、何事においても、制限があるなかで楽しむ工夫や、自分で考えることがこれからますます大切になっていくと思います。
name:松木宏祐さん job:フォトグラファー
フォトグラファー・木寺紀雄氏に師事し、2012年に独立。広告、CD、雑誌、webなどジャンルにとらわれず活動中。近年は映像作品にも積極的に参加。マタニティフォトや家族写真などを撮影する出張写真館(@morishashinkan)も行う。3歳の男の子のパパ。
Instagram:@matsukikousuke
A1.幸せそうな息子を見て、前向きにとらえることができた
息子とはほぼ毎日一緒にいて、近所に散歩に行ったり、自転車で出かけたり、ダンボールでお店をつくってパン屋さんごっこをやったり。自粛前は仕事ばかりでしたが、毎日朝昼晩のごはんを一緒に食べて、一緒にお風呂に入って、そんな日々が新鮮でしたし、幸せな時間でした。息子も一緒に過ごせてとても楽しそうだったので、前向きに自粛期間をとらえていました。仕事の不安はありましたが、自分で仕事をつくっていくために写真館の活動もしていました。
A2.必要のないものは手放し、ずっと使えるものを手元に残す
まずはいらないものを捨てて身軽になろうと思いました。所有していた書籍や資料も業者に出したり、着ていない服や靴なども手放し、生活をシンプルに。食卓のテーブルも古く少しゆがんでいたので、ずっと使っていけるようなテーブルを購入。以前からも思っていましたが、これからは長年使っていけるようなものを買っていきたいと思いました。また、子どもが何を見て何に反応しているのかもよくわかる自粛期間だったので、好きなことを伸ばしていける子育てをしていきつつ、僕もいっぱい息子から学びたいです。
A3.一緒に歩みながら、それぞれの人生を楽しみたい
どこで、どのように、どんな仕事をしながら生きていくのかを考えていました。家を買うのか、海外に一年くらい住んでみるのか、都会にいたままなのか、もう少し田舎に行くのか。コロナが少し落ち着いてきたら、家族で田舎に泊まりに行ったり、海外に出かけたりしてみたいですね。旅行というよりは暮らしてみる旅をしたいです。息子もカメラに興味を持っているので、写真を撮ってたくさんのものを見て、いろいろ感じてほしい。一度きりの人生なんだなと思い返せるいい機会だったので、僕も妻も息子も一緒に歩みながら、それぞれの人生を楽しんでいきたいです。