CONTENTS
1.小さな子どもも食べやすい!【トマトキーマカレー】
2.サツマイモやレンコンがゴロゴロ!【季節の野菜カレー】
3.お肉なしでもおいしい!【豆乳カレー】
4.ダイコン入りが珍しい!【ダイコンとひよこ豆のキーマカレー】
5.スパイスたっぷり!【カリフラワーと鶏手羽元のホワイトカレー】
6.みんなに聞いた! わが家の定番カレー
小さな子どもも食べやすい!
【トマトキーマカレー】
【トマトキーマカレー】
\教えてくれた人/
ビューティサロン代表 高山直子さん(1歳女の子のママ)
得意料理は、煮込み料理、煮物や和食。自身のインスタグラムのハッシュタグ #なおコロ食堂 で日々のごはんやレシピを公開中。
Instagram:@nao_70koro
「子どもにカレーデビューをさせたくて、まずは具材の細かいキーマカレーが食べやすいかなと思い考案したこちらのレシピ。簡単なのでだれでも上手につくれます! 子ども用は途中で取り分け、大人用はしっかり辛くして温玉とパクチーをポイントに。カレールーは、大人はエスビー食品の『ゴールデンカレー』に玄米、子どもはオラッチェの『お子様カレールウ』に白米がおすすめです」
材料(4人分)
・カレールー……1/2箱
・子ども用のカレールー……1/2箱
・タマネギ……2個
・ニンジン……1本
・ニンニク……適量
・ショウガ……適量
・合いびき肉……300g
・トマト……1個
・トマトピューレ(トマト缶でも可)……3倍濃縮1パック
・水……200ml
・ガラムマサラ……お好みの量
・ウスターソース……大さじ1.5
・温玉……人数分、お好みで
・パクチー……適量
つくり方
➀みじん切りにしたタマネギとニンジンをしっかり炒める。ニンニク、ショウガをそれぞれすりおろし、合いびき肉を入れてさらに炒める。
➁すべてに火が通ってからトマトの角切りを入れてさっと炒め、トマトピューレ(トマト缶でもOK)、水を入れ軽く煮詰める。
➂カレールー(私は市販のものを入れています)を溶かし、ガラムマサラ、ウスターソースで味を整える。温玉とパクチーを添えて出来上がり!
※➂は大人用で、子ども用は➁を取り分け、子ども用のルーを薄めに溶かして煮詰めれば完成!
ポイント
大人は、ガラムマサラ、ウスターソースを入れて辛めにして、温玉と食べるのがおすすめ。トマトベースなので辛すぎずおいしく仕上がります。アクセントにパクチーを添えて。
サイドメニューは、アレンジポテトサラダ。娘用につくったシンプルなポテサラに、粒マスタードとカリカリに焼いたガーリック&ベーコン、ブラックペッパーを入れて大人用のポテサラに変身!
サツマイモやレンコンがゴロゴロ!
【季節の野菜カレー】
【季節の野菜カレー】
\教えてくれた人/
スタイリスト 塚田綾子さん(3歳男の子のママ)
簡単にできる野菜料理が好きで、子どものごはんも野菜を使った料理が中心。息子の好物は、カレーと味噌汁。
Instagram:@ayakotsukada
「息子が通っている保育園のレシピをもとにつくったカレー。子どもに大人気のメニューだそうです! 無添加のカレールーを使うこともありますが、ルーからつくってみたかったのでこちらのレシピに行きつきました。レンコンやアスパラなど季節の野菜をたくさん入れるのがポイントです」
材料(2~3人分)
・ニンニク……1片
・ショウガ……小さじ1
・セロリ……1/2本
・タマネギ……大1個
・ニンジン……1本
・サツマイモ……1本
・レンコン……大6cm分くらい
・リンゴ……1/4
・豚肉……60g
・オリーブオイル……適量
・塩……少々
・鶏ガラスープの素……大さじ1と1/2
・水……500ml
★ハチミツ、ソース、ケチャップ、しょう油……各大さじ1
【カレールー】
・オリーブオイル……大さじ2
・バター……5g
・小麦粉……大さじ2
・カレー粉……小さじ1
・アーモンドミルク(牛乳でも可)……大さじ4
つくり方
➀オリーブオイルを熱してバターを溶かし、小麦粉を入れる。小麦粉が溶けたあとに、カレー粉とアーモンドミルクを加える。
➁ニンニク、ショウガ、セロリはみじん切り、タマネギはスライス、ニンジン、サツマイモ、レンコンは食べやすい大きさに切る。リンゴはすりおろす。
➂ニンニク、ショウガ、タマネギ、豚肉をオリーブオイルで炒めて塩を振る。
➃炒めた➂に鶏ガラスープの素と水、➁の残りの具材を入れて煮込む。
➄ ➀でつくったルーと★を加えて混ぜる。味見をしながら全体を調整して、玄米ごはんにかけて完成!
ポイント
ルーを炒める時間が長いと味に深みが出ます。
お肉なしでもおいしい!
【豆乳カレー】
【豆乳カレー】
\教えてくれた人/
美容師 蓮間衣里さん(5歳男の子と2歳女の子のママ)
“体は食でつくられる”をモットーに、子どもたちの健康な体と正しい舌を守る食事づくりを心がけている。
Instagram:@hasumaeri
「辛味が苦手な息子のため、豆乳を混ぜてマイルドにしたことがきっかけで誕生したわが家の“豆乳カレー”。まだ小さい娘にはそのままだと味が濃いので、食べる前に豆腐を混ぜて濃さを調整。息子も辛いときは豆腐を混ぜて食べています。〈オラッチェ〉のカレールーは安心な素材で、子ども用とはいえスパイスが効いて甘すぎないので大人でもおいしくいただけます。ヴィーガンではないのでお肉を食べることもありますが、お肉を使わなくてもおいしくつくれる場合は使いません」
材料(5~6人分)
・カレールー……1パック
・タマネギ……1個
・ニンジン……1個
・ジャガイモ……2個
・菜種油……適量
・水……適量
・野菜ブイヨン……5g
・塩麹……大さじ2
・米粉デミグラスソース……お好みで
・豆乳……150ml
・豆腐……お好みで
・添え野菜……お好みで
つくり方
➀タマネギ、ニンジン、ジャガイモを小さめにカットし、菜種油で炒める。ある程度火が通ったら被るくらいの水を入れて煮込む。
➁くつくつしてきたら、ブイヨンと塩麹を入れる。さらに煮込んで火が通ったら、火を止めてカレールー、デミグラスソースルー、豆乳(濃かったら+水)を入れる。
➂ ➁を少し火にかけて、お好みで豆腐や素焼きした野菜をトッピングして出来上がり。※カレールーだけだと子どもたちには辛いのでデミグラスルーを入れて辛味を抑えます。
ポイント
カレールーを入れる前に、無添加の塩麹と野菜ブイヨンだけでしっかり煮込んで野菜の甘味を出しておくのがポイント。これだけで充分おいしく出来上がります。
ダイコン入りが珍しい!
【ダイコンとひよこ豆のキーマカレー】
【ダイコンとひよこ豆のキーマカレー】
\教えてくれた人/
TAKE TOKYOオーナー 清水洋子さん(13歳と3歳女の子のママ)
最近好き嫌いがはっきりとしてきた次女。嫌いな食材でも自分が切ったり洗ったりするだけで愛おしくなるようなので、必ず下ごしらえを手伝ってもらうようにしている。家ごはんの唯一のこだわりは、全員野球ならぬ“全員家事”精神で取り組むのがわが家のルール。
Instagram:@take_tokyo
「わが家はキーマカレーが大好きなので、ベースはキーマカレー。変わっているところと言えば、子どもがダイコンが大好きなので、ジャガイモの代わりにダイコンを入れています。キーマカレーは、冷めてもおいしいのでお弁当のおかずにも、ごはんと混ぜてケチャップを加えて炒めればケチャップライスにも使えます。冷凍しておくと、すごく便利です!」
材料(4人分)
・市販のカレー粉……大さじ2
・ダイコン……100g
・豚ひき肉……300g
・お好みのキノコ……100g
・お好みのビーンズ缶……100g
・塩コショウ……少々
・顆粒出汁(わが家はかつお出汁)……小さじ2
・砂糖……大さじ2
・ナンプラー……大さじ1
・油……適量
・添え野菜、ゆで卵……お好みで
つくり方
➀ダイコンをひよこ豆サイズにさいの目切りにして、中火で5分ほど下茹でする(味が染みやすく、時短になる)。
➁下茹でしている間、フライパンに油をひき、豚ひき肉を炒め火が通ったらシメジを加えてさらに炒める。
➂ダイコンがやわらかくなったらザルにあげ、ビーンズ缶と一緒に➁に加える。塩コショウ、顆粒出汁を加えてさらに炒める。
➃火が通ったら一旦火を止めて、カレー粉、砂糖、ナンプラーを加え、一度まんべんなく混ぜ合わせる。
➄水分が飛ぶまで炒めれば完成。
ポイント
水分の少ない野菜と、味が染みやすい野菜を使っているので、時短でおいしくなります。添え野菜やゆで卵、目玉焼きなどは、お好みで! わが家はクレソンも添えています。
スパイスたっぷり!
【カリフラワーと鶏手羽元のホワイトカレー】
【カリフラワーと鶏手羽元のホワイトカレー】
\教えてくれた人/
Pilgrim Surf+Supply ディレクター 泉 貴之さん(2歳女の子のパパ)
NYで生まれたセレクトショップのディレクターを務める。本国とのやりとりから、オリジナルコレクションのディレクションやセレクトのバイイングまで手がけている。得意料理は、カレー多種、出汁のポタージュスープ、洋食など。
Instagram:@tks77izm
「スパイスカレーづくりにはまり出して、子どもも楽しめるものはないかなとつくり出したこちらのレシピ。このカレーだと辛さの調整を最後にできるので、取り分けてつくる必要がなく、お子さんのいる家庭にもおすすめです。娘も大好きで必ずおかわりするほど! ごはんは白米か胚芽米(7分つき)がよく合います」
材料(4人分)
・ニンニク……1片
・ショウガ……1片
・タマネギ……1個
・カリフラワー……半房
・米油……適量
・カルダモン……4粒
・クローブ……4粒
・シナモンスティック……1/2本
・ヨーグルト……100g
・コリアンダーパウダー……小さじ1
・ナツメグ……お好みで
・お好みの出汁……2カップ前後(わが家は茅乃舎の鶏だしや極め出汁を使うことが多い、コンソメでも可)
・鶏手羽元……8本
・ローリエ……2枚
・生クリーム……100ml
・クミンシード……小さじ1
・赤唐辛子……3個(子どもが食べるときは使いません)
つくり方
➀ニンニク、ショウガはみじん切り、タマネギは薄くスライス、カリフラワーは食べやすい大きさに小分けにしておく。
➁米油でカルダモン、クローブ、シナモンスティックを弱火でゆっくりと炒める。油にスパイスの香りがしっかりついたら、一旦スパイスを取り出す。※ここで取り出したスパイスは、すり鉢で細かくすりつぶしておく。
➂ニンニクとショウガを加え、香りが出るまで弱火で炒める。さらにタマネギを加え、中火でしんなりするまで炒める。
➃火を止めて、ヨーグルトを加え、水気が飛ぶまで炒める。
➄ ➁で取り出したスパイスとコリアンダーパウダー、ナツメグを➃に加える。
➅出汁を入れ、煮たったら鶏手羽元、カリフラワー、ローリエを加え、フタをして5分煮込む。フタを取ってさらに15分ほど弱火で煮込む。※シャバシャバにならないように出汁の量を調節。
➆生クリームを入れて2、3分煮込む。クミンシードと赤唐辛子をテンパリングして、カレーにかけたら完成! 赤唐辛子を入れなければ辛くないのでお子さんも食べられます。
ポイント
スパイスをすりつぶすと、口当たりがまろやかになり食べやすいです。
みんなに聞いた! わが家の定番カレー
●水をほとんど使わず、野菜から出る水分と牛乳で煮込んでいます。隠し味に、コーヒー、焼肉のたれ、とんかつソース、ウスターソース、ケチャップを加えるのがわが家の定番。夫が独身時代からつくっていたレシピを取り入れました。(伊達さん/4歳男の子のママ)
●オンライン料理教室で習った、わが家の定番、“牛すじダイコンカレー”。牛すじ肉、ダイコン、ショウガの千切り、カツオ出汁を圧力鍋で煮て、最後にルーとガラムマサラで仕上げます。市販のルーも最後にガラムマサラを振ると途端に本場の味に!(坂田麻里さん/9歳・2歳女の子のママ)
●娘の離乳食用に、ハンドミキサーでタマネギ、ジャガイモ、ニンジンなど野菜をすべてペースト状にしていたのですが、そのまま大人のカレーもつくったことがきっかけで“ペースト状カレー”がわが家の定番に。保育園で出るカレーと違ってゴロゴロ野菜が入っていないので、「ジャガイモさんは? ニンジンさんは?」と聞いてきます。(ヤマモトさん/3歳女の子のママ)
●実家で採れたトマトを消費するために、カレーに入れたのがきっかけで“トマトカレー”がわが家の定番に。トマトひとつを湯むきして入れて、カレールーは2種類のメーカーを入れるのがポイントです。(ムツキさん/2歳女の子のママ)
●隠し味は、マーマレード! 一日目はマーマレードとしょう油のタレにつけた骨つき肉を焼いて食べる→二日目は、その骨つき肉をほぐして野菜とマーマレード、ルーを入れてカレーにして食べています。子どもはまだ小さいので、お肉を噛むのに時間がかかりあまり食べたがらないのですが、このレシピのお肉はやわらかくて甘いのでよく食べてくれます。(齋藤実キさん/3歳・1歳のママ)
●わが家のカレーはとにかくいろいろな種類の野菜をたくさん入れます。ニンジン、ジャガイモ、タマネギからはじまり、白菜、ナス、トマト、エリンギ、小松菜、ダイコンも入れちゃいます。普段あまり野菜を食べてくれない息子も、カレーにすると完食&おかわりしてくれます。10品目以上のカレーを目指してます♪(婦木 久美子さん/4歳男の子ママ)
●ホロホロのお肉が食べたくて(でも煮込むのは大変)、コンビーフを入れたところ、おいしかったのでわが家の定番カレーに。ルーはフレークと固形の2種類混ぜて、コンビーフを3缶入れています。野菜は煮込むと冷凍しにくいので、あと乗せで冷凍保存できるように。(manamiさん/2歳女の子のママ)
●とにかくタマネギをたくさん入れます。2、3個入れてじっくり炒めます。わが家はみんな甘口が好きなので、仕上げに小粒のチョコレートを。コクと甘味がアップして子どもたちからも大好評!(石川 恵美さん/8歳女の子のママ)
●隠し味にみりんを加えて甘めにして、出汁で煮込んでいます。野菜だけだと少し嫌がるものの、みりんで甘くしたり出汁で煮ることで子どもも食べやすくなるようです。大人用は最後にチーズをかけて炙り、オムカレーにアレンジ!(あやさん/7歳女の子と4歳・1歳男の子のママ)
●わが家のカレーはパパが担当しています。鶏手羽を骨ごと丸っと入れて、食べるころには骨からお肉がほろほろ溶けるほど。ジャガイモの代わりにダイコンを入れるのですが、ダイコンは崩れず味がしみ込んでおいしいです。隠し味に福神漬けの汁と野菜ジュースを入れています。スパイスにクミンを少々。蒸したジャガイモをサイドメニューにしたり、ナスやカボチャ、オクラなどの野菜を素焼きしたものをあと乗せしたりしています。(南村麻美さん/5歳・3歳女の子のママ)
●豚汁を大きい鍋にたくさんつくっておいしくいただいてから、残った分にカレー粉かカレールーを加えて“豚汁カレー”にします。時短にもなるし、いろいろな具のトロトロ具合が絶妙で、深い味わいになり絶品です。子どもも大好きなメニュー!(今西なこさん/6歳男の子のママ)
みんなが大好きな
カレールー 第1位 を発表!
〈エバラ食品〉の
横濱舶来亭 カレーフレーク
伝統の直火製法で焼き上げた「横濱舶来亭カレーフレークルウ」。こだわり抜いた素材や製法、フレーク状の形状などすべてにおいしさの秘密が詰まっている。贅沢な味が家庭で気軽に楽しめると人気の商品。カレーの他にも、カレーピラフやジャーマンポテト、カレーコロッケなども簡単につくれる。
「フレーク状なので、溶けやすく食べやすくおすすめです!!」(坂田麻里さん/9歳・2歳女の子のママ)
「中辛はコクがあっておいしいです」(ヤマモトさん/3歳女の子のママ)
「普通のスーパーで買えるのも嬉しい!」(manamiさん/2歳女の子のママ)
「フレークタイプはカレー以外でも炒め物やチャーハンに使えてすごく便利です。量も調節できるから経済的」(今西なこさん/6歳男の子のママ)