『THE NORTH FACE KIDS NATURE SCHOOL』とは?
アウトドアブランド『THE NORTH FACE 』が、環境教育に取り組む会社「ビーネイチャー」とタッグを組んで立ち上げた教育プロジェクト。「地球を受け継ぐ子どもたちに、自然から生きる力を学んでほしい」という想いのもと、親子を対象に“自然”にまつわる野外活動やオンライン講座を開催中。キッズはもちろんママ・パパもためになる充実した内容で、2014年から今日まで参加者もたくさん!
静岡県玄岳がファミリートレッキングにおすすめなワケ

今回の舞台は静岡県伊豆半島の北東部にある玄岳。標高799mで、ファミリートレッキングで人気の高尾山よりも200m高い。登頂するまでにかかる時間は、休憩も入れて2時間ほど。雑木林や笹のジャングルなどくるくると景色が変わって楽しいビギナー向けのハイキングコースなので、親子で参加するにはうってつけ。よく晴れた日は、山頂から富士山を拝めることも。
とはいえ、登山道は舗装されているわけでなく、ところによっては急斜面で足場も不安定。ワクワクとドキドキ、どちらも味わえるから下山後の達成感もひとしおで、同時に子どもの成長も感じられる!
登山SNAP&バッグの中身
清水洋子さん&泰亮さん、よみちゃん・6歳

子ども古着を取り扱うカフェ「take tokyo(テイクトーキョー)」のオーナー清水さんはファミリーで参戦! ママは小学生以来のハイキングで、よみちゃんはパパと高尾山で登山デビューしたばかり。3人とも街⇄山で活躍するアイテムを中心にコーディネート。
[mama]アウター、ボトムス、シューズ/以上3点すべてザ・ノース・フェイス、ウエストバッグ/エルエルビーン
[papa]アウター、インナーアウター/ともにパタゴニア、ボトムス/トーン、ハット/BROWN by 2-tacs、シューズ/アルトラ、サングラス/ノーブランド
[kids]アウター、キャップ/ともにザ・ノース・フェイス、オールインワン/ボボショーズ、シューズ/モンベル
PAPA’s BAG
KIDS’s BAG
繭さん&かんたろうくん・6歳

美容師・繭さんは3人の男子を育てるアウトドアフリーク。ママの影響で長男のかんたろうくんも山登りにぞっこん。これまでに百名山「那須茶臼岳」、日光「戦場ヶ原」など1000m以上の山を2人でクリア。今回は玄岳に合わせて、カジュアルな軽登山コーデでハイキング。
[mama]アウター、ショルダーバッグ/ともにザ・ノースフェイス、ボトムス/GU、スマホストラップ/トポロジー、キャップ/ユニクロ、サングラス/フリークス ストア、シューズ/サロモン
[kids]キャップ、ボトムス、シューズ/以上3点すべてザ・ノース・フェイス、ボトムス/ワークマン女子、ショルダーバッグ/ニコアンド
MAMA’s BAG
KIDS’s BAG
おはぎさん、てんちゃん・6歳

HugMugフレンズのブログで、ファミリーハイキングのレポートが大好評のおはぎさん。育児でストップしていた趣味の登山を徐々に再開。昨年末は本州最大規模の高層湿原が有名な尾瀬に家族みんなで。コーデは快適性や動きやすさにこだわったアイテムをセレクト!
[mama]アウター/ザ・ノース・フェイス、ボトムス、キャップ/ともにティートンブロス、シューズ/アルトラ
[kids]トップス/イスビョン、ボトムス/パタゴニア、シューズ/アルトラ、ハット/ザ・ノース・フェイス
MAMA’s BAG
KIDS’s BAG
玄岳へレッツゴー!

スタート付近は竹林や雑木林の間を抜けるコース。山道の幅は広めで歩きやすい。和気あいあいと会話を楽しみながらグングン進んで行く!
地図をチェック!

出発前にもらえる地図をみて現在地を確認。地図を読み解く頼りは、コースを示す赤い線とチェックポイントの橋の地図記号。はじめは緊張気味だったキッズも、だんだんと自然体に!
山ならではの植物観察に夢中

ハイキングの醍醐味は、自然との触れ合い。街では見かけない珍しい野草やキノコにキッズも興味津々。危険なものがあればガイドさんが逐一教えてくれるので、安心して植物観察を楽しめる!
木の枝を杖にするナイスなアイディア

中盤から山道が険しく様変わり。ゴツゴツとした岩場があったり、大きな木が地面に横たわっていたり。足場が悪いところは、落ちている木の枝をウォーキングステッキ代わりにして安全に慎重に。
うんち博士、見参!

キッズがいちばん盛り上がったのはうんちの話。イタチ、テン、イノシシ、シカ、ウサギなど、さまざまな野生動物のうんちが山道に転がっていて、発見するたびに「これは何のうんち!?」とガイドさんに質問。なかには「お土産に持って帰りたい!」と言いだすキッズも。「余ったジップロックありますよ!」なんて、すかさずガイドさん。ママはタジタジ(笑)。
ご褒美をかけて宝探しゲーム

キッズがハイキングを最後まで楽しめるように松ぼっくり拾いゲームも! 全部で5つ集めたらハイキングの最後にお菓子と交換。拾った松ぼっくりをよ〜く見ると、リスが食べた痕跡があるものも。
お菓子を食べてラストスパート



山頂付近になると、山道は細くなり傾斜も急に。すれ違うハイカーたちと道を譲りあいながら、みんなでペースを揃えて頂上へ。キャンディーやチョコレートを食べてエネルギーチャージをして、あとひと踏ん張り!
頂上では立派な富士山がお出迎え


頂上に近づくにつれて視界が広がり、遠くには富士山もくっきり。山に設置された看板の前で記念撮影をしたら、原っぱの上にシートを広げてお待ちかねの“山メシ”タイムに突入〜!
澄んだ空気とキレイな景色のなかでランチ


繭さん親子のメインはネギとウインナーを入れた「サッポロ塩ラーメン」。疲れた体に熱々のスープが染み渡り、ほっとひと息。食欲アップでおにぎりも!

おはぎさんとてんちゃんは、ランチのために餅焼き網を準備。お餅はすぐに焼ける薄いタイプで、焼き立てをお醤油やあんことパクリ!


清水家はパパ&よみちゃんのリクエストでホットサンド。中身の具はチーズやツナ。調理時間も楽しいひととき。暖かいカップスープと一緒に。
日が暮れる前に下山しよう!


遠足の定番ワードよろしく、下山するまでがハイキング。「こんなに高くまで歩いてきたんだね」なんて声をかけながらスタート地点に。キッズは最後まで元気いっぱいで、最後は大団円でゴール♪
みんなの感想

MAMA’s VOICE「自然はもちろん、こうしたイベントに参加される人の雰囲気も好きで。今回のイベントは参加者同士のコミュニケーションもとれる内容で大満足! これからも、いろんなハイキングに息子と挑戦したいと思います」
KIDS’s VOICE「松ぼっくりを5個も集められてよかった! うんちの話もおもしろかった。次は弟たちとも一緒に来たい!」

MAMA’s VOICE「ハイキングはほとんど未経験でしたが、ゴールできてひと安心。都内にいると自然に触れ合う機会が少ないですし、夏休みの自由研究のために参加してもよさそうだと思いました。また参加したいです!」
PAPA’s VOICE「いつもひとりで登山に出かけているんですが、今日は家族と一緒で楽しかったです。玄岳はいい意味で自然のままの山道だから“登山感”を味わえますし、娘の成長もそばで実感することもできました」
KIDS’s VOICE「山を登るのは大変だったけど、お菓子がもらえたし、リスが松ぼっくりを食べることを知れてよかった」

MAMA’s VOICE「ファミリートレッキングに最適なコースだと思いました。木々が日差しをカバーしてくれたり、山道が分かりやすかったり。ゲームも準備してくれていて、娘も最後まで楽しそうでした。とてもいい汗をかいたので、このあとは温泉に浸かって帰りたい!」
KIDS’s VOICE「可愛い草や花がたくさんあって、ブーケにしたくなったよ。山の上で食べたご飯もおいしかった」
ハイキングを楽しんだら、おはぎさんを見習って熱海の温泉「妙樂湯」に行って疲れを癒すのが吉。玄岳の登山口から熱海駅行きのバスに乗って、駅周辺の商店街でお土産を物色するのもおすすめ。
日常ではなかなか体験できない自然に触れられるイベントに参加したいときは、『THE NORTH FACE KIDS NATURE SCHOOL』をチェックして参考に。この春の連休の予定に、ファミリートレッキングはいかが?