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    【素敵なママが愛用する食器】 食卓を彩る美しい器の数々をご紹介

    【素敵なママが愛用する食器】 食卓を彩る美しい器の数々をご紹介

    最も身近な工芸品である器は、少しこだわるだけで食卓が見違えるほど彩り豊かに。料理だってより一層楽しくなるはず。今回は独自のこだわりを持ち、器を集めている7名の方にお気に入りのものを教えてもらいました。日常使いのものから、飾って眺めていたい美を追求したものまで。とっておきのひと皿を拝見。

    素敵なママが愛用する食器 01

    教えてくれた人
    清水洋子さん
    TAKE TOKYOオーナー
    同じ料理でも、お皿次第で上品にもカジュアルにもなります。職業柄か、お気に入りのお皿を持っていれば持っているだけ財産になるので、旅先や出先のアンティークショップ、リサイクルショップでの出合いを大事にしています。出合ったときは迷わずお迎えしましょう!

    『MUDDY™️(マディ)』のお皿

    「こちら陶器のように見えますが、プラスチックに樹脂をコーティングしています。割れないし軽いし、子どもが使うのに助かることだらけです! カレーなどの色移りしやすい食べものも、洗って紫外線を当てると白く戻ります。漂白剤を使う必要がないのでサスティナブルです。壊れにくいからBBQでも大活躍! 」

    「iro(イロ)」で購入した
    『BUNNYKINS(バ二キンズ)』のお皿とコップ

    「『BUNNYKINS』と言うイギリスのメーカーのものを、アンティークショップで探して集めています。その名の通りウサギがモチーフで、ウサギを飼っているのでどうしても集めたくなりました。可愛いスイーツが似合います! 」

    「工藝喜頓」で購入したお皿

    「私は“土星型皿”と呼んでいるのですが、このタイプのお皿は縁が広めで深さもあり、汁ものはもちろんのこと、揚げものを入れて縁にレモンを置くなどしたりと、とにかく使い勝手がよく料理が映えます。これからの季節はそうめんを入れて、縁に薬味を飾ったりしたいですね」

    素敵なママが愛用する食器 02

    教えてくれた人
    濱中鮎子さん
    Uhrディレクター
    ブランドや作家さんにこだわらず、好きなものを起点にして集めていくとおのずと統一感やおもしろみが出てくると思います。情報網を張り巡らせて、企画展などに行くのもおすすめです! 素敵な器で料理がおいしく見えると日常が豊かになります。

    作家・額賀章夫さんの笠間焼
    (オープンスタジオの際に直接購入)

    「夫婦で器が好きで、額賀さんの作品は少しずつ増やしています。先日、オープンスタジオでこの大きなお皿と小皿、ランプシェードを購入しました。来客も多いので大きな器は必須です。こちらにはパスタなど、取り分けられるメイン料理を盛り付けています。食事が豊かに見えるのはもちろんですが、長く大切に使い込めるものを選びました」

    「FOOD FOR THOUGHT(フードフォーソート)」の
    企画展で購入した作家・小林耶摩人さんの器

    「とても上品なグレーが食事をより一層美しく見せてくれます。使っていて気分が上がるので、ほぼ毎日のように使っています。小皿は取り皿として重宝していて、茶碗はごはんのほか、ポタージュスープなどに使うことが多いです」

    「Rungta(ルンタ)」で購入した
    『郡司製陶所』のオーバル皿

    「ずっとオーバル皿を探していて、大好きなRungtaさんでひと目惚れして購入しました。本当に美しいです。肉料理や魚料理などメインものをダイナミックに盛り付けます」

    素敵なママが愛用する食器 03

    教えてくれた人
    大谷優依さん
    インテリアスタイリスト
    日常的に使っているお皿は民藝のものが多いです。日本人の食事に合う風合いで、丈夫で割れにくくお手頃です。最近では、作家さんの繊細なお皿やアンティークのものも集めるようになりました。アートやオブジェを購入しているような気持ちで、使い勝手など関係なく感覚だけでお皿を買うのもひとつの楽しみです。

    角皿:金沢のアンティークショップで購入した九谷焼
    丸皿:「伊勢丹」の企画展で購入したアンティークの古伊万里

    「このお皿たちは、おおよそ江戸時代から明治時代のものです。器の歪みや、絵付けの筆の流れなど、古いお皿には手仕事の表情があるのでとても好きです。華やかなお皿なので特別なときに使っています」

    「ビームスフェニカ」で購入した
    沖縄の古いお皿

    「ビームスフェニカの沖縄展で購入しました。民藝運動でも有名な、陶芸家の濱田庄司さんが収集したものということで、高価でしたが思い切って購入。沖縄のものですが、台湾のお皿にもあるような海老の絵があり、沖縄らしい素朴な海老の絵が気に入っています。まだ何も盛ったことがなく、大事にしています」

    「プレイマウンテン」「SML(エスエムエル)」「カーゴ」で購入した
    陶芸家・山田洋次さんの焼締スリップ 

    「スリップウェアのお皿が好きで集めています。山田洋次さんの焼締めスリップは、ごつごつザラザラとした力強さに魅了されて、お店で見つけるたびに購入してしまいます。盛り付けていなくてもオブジェのようで素敵なところも気に入っています」

    「寺田美術」「うつわ楓」で購入した
    作家・藤田圭三さんのお皿 

    「安南手と呼ばれる、風情のある染め付けがとても素敵です。異国な雰囲気もありつつとても上品で、藤田さんの個展があるとワクワクして見に行きます。ハーブたっぷりのベトナム料理や、台湾のお菓子など、アジアの香りがするものと相性がいいかなと思っています」

    「リーフマニア」で購入した
    作家・竹下努さんの青白磁豆皿

    「竹下さんの青白磁は、透明感がある白の美しさがあり見惚れてしまいます。お皿の厚みや歪みがあるところがあたたかみを感じさせ、古い時代のお皿と同じような情緒があるなと思っています。お菓子を置いたり、お客さまが来たときの取り皿にしています」

    素敵なママが愛用する食器 04

    教えてくれた人
    杉本えりこさん
    HugMug PR
    作家ものはあとで買っておけばよかった……と後悔してしまうので“ピンときたら買う!”精神でお買いものをしています。4人家族だけど4枚ずつ揃えることにこだわらず、気軽に1枚だけでも購入。好きなテイストの食器ならバラバラに並べても食卓も不思議とまとまります。

    「SML(エスエムエル)」で購入した
    作家・伊藤丈浩さんの大皿

    「SMLのスリップウエア展で絵柄にひと目惚れして購入しました。20×40cmくらいの大皿で、とてもかっこよく料理を盛り付けられます。黒と茶のお皿なので、赤や緑など鮮やかな色味のお料理が映え、根菜の炒めものや鰹のたたきサラダなどを盛りつけることが多いです。SMLにはスリップウエアや小鹿田焼など、定番で使いやすい&押さえておきたい作家さんの作品が揃っているので、定期的に足を運んでいます」

    上:「パドラーズコーヒー」のマーケットで購入した
    アメリカのノーブランドのグラス
    下:「うつわ花田」で購入した作家・鈴木努さんのケーキスタンド

    「グラスはクネクネしたフォルムが可愛い! 手におさまりがよく、小さいサイズのものは子どもの手にもフィットします。量産のグラスですが絶妙に歪みがあり、そのあたりも愛すべきポイント。来客時にお揃いで出したくて8個揃えました。 ケーキスタンドは薄くてシンプルなデザインに惹かれて購入。こちらも歪みの感じが美しいです。子どもがいるとことあるごとにホールケーキを食べるので、年に5・6回は活躍します! 」

    「くらしのギャラリー」で購入した
    作家・坂本創さんの小皿

    「使い勝手のいい小皿を探していたところ、モダンな柄が可愛い小鹿田焼を見つけました。直径12cmくらいのちょうどいいサイズ感と深さが気に入っています。ちょっとしたおやつや副菜を入れたり、取り皿として使ったりしています。わが家では稼働率No.1! 」

    「FAAR(ファー)」で購入した
    作家・荒川真吾さんのお皿

    「縁のなみなみのデザインが繊細で素敵。深いブルーの釉薬もまだらで味があっていいなと思い購入しました。購入時はポテトサラダが似合いそうと思ってたのですが、少し汁気のあるものも入れたりしています。FAARには定期的に器が入荷するみたいなので、またチェックしにいこうと思います」

    素敵なママが愛用する食器 05

    教えてくれた人
    大谷有紀さん
    デザイナー
    食器を選ぶ際は、自分のなかでピンとくるデザインかどうかで選びます。

    1:「うつわ楓」で購入した作家・大澤哲哉さんのお皿
    2:「平安蚤の市」で購入したヴィンテージのフルーツフォーク
    3:『ジョナサンアドラー』の顔マグカップ
    4:「スパイラルマーケット」で購入した『小石原ポタリー』のお皿

    「大澤哲哉さんのお皿(1)は和洋どんなお菓子にも合います。小石原ポタリーのお皿(4)はパンやパウンドケーキと相性がいいです。友人からもらった顔のマグカップはお花を生けても可愛いのでお気に入りです」

    「テンポス」で購入した
    プラスチックのお皿とコップ

    「割れないので子どもでも安心して使えます。レトロな絵柄が可愛いので毎日取り皿として使っています」

    猫の絵柄:馬場のぼる展で購入したグラス
    中央:「テンポス」で購入したコップ
    その他:蚤の市などで購入した
    国内外から集めたヴィンテージグラス

    「ヴィンテージの食器などの古物収集は大学時代からの趣味のひとつで、たくさん所持しています」

    素敵なママが愛用する食器 06

    教えてくれた人
    沙苗さん
    泥療法士
    食器を選ぶときは「このお皿にこんな料理が乗っていたらきれいだな」と料理のイメージから選ぶことが多いです。こだわりすぎず、訪れる場所で出合うものを大切にしています。

    『SOK(ソーク)』のお皿

    「青の入り方が美しいなと思い購入しました。普段はニンジンのマリネや和えものなどを盛り付けています。小ぶりで平らなので、おかずだけでなくお菓子にも合います」

    作家・小林徹也さんの豆皿

    「丸い形と淡い色に惹かれました。タレを入れたりしています。大皿の上に置くこともあります」

    「pejite(ペジテ)」で購入した器

    「大きめのワンプレートを探していたところ、ちょうどいいサイズ感だったので購入しました。黒い大皿は小さく盛り付けても、たくさん盛り付けても素敵に仕上がります。普段はおむすびとおばんざいを乗せたり、紙を敷いて天ぷらを乗せたりしています」

    素敵なママが愛用する食器 07

    教えてくれた人
    酒田倫子さん
    セレクトショップオーナ
    器のバックグラウンドも含めて選ぶことが多いです。ヴィンテージも好きなので、どんな人がどんな想いでつくっているのか、その時代を想像しながら大切に使っていきたいです。

    『ワンキルン×ジュリアン・コロンビエ×ザイノウエブラザーズ』の
    サービングプレート

    「チョークアーティストのジュリアンのアートを食器として、日常に取り入れて楽しめるところが気に入っています! 来客時にサラダや前菜を乗せたりしています」

    『もくのすけ』の椀

    「『もくのすけ』という小田原の作家さんの椀です。手に持ったときの感触、手への馴染み具合、品質のよさ、見た目の美しさなど、すべてにおいて完璧です。作者の方は頑固な職人かと思いきや、若い関西弁の女性という意外性も好きです(笑)。毎日の食卓に使っていますが本当に心が豊かになる逸品」

    「モアライト」で購入したグラス

    「フランスのビストロで使われていたデットストックのグラスです。ヴィンテージならではの直線的な円柱形やガラスの厚みなどすべてが好みで、見た瞬間『家に招きたい!』と思いました。パリのにぎやかなビストロの音が聞こえてきそうです。子どもも使える丈夫さも魅力です!」

    『ワンキルン』の蓋付きボウル

    「蓋があるのでラップなしで冷蔵庫に入れられるという、エコなところがポイントです。副菜や鶏そぼろ、漬もの、スープなど、ありとあらゆるものに使っています。プレートの付け合わせやディップ入れにすることも。かなり愛用しています! 」

    『白土陶舎』のボウル

    「テーブルが華やかになる優秀なアイテムです。オートミールやスープ、ヨーグルト、サラダなどなどさまざまなお料理を盛り付けています」

    illustration/Chika Osawa
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