教えてくれた3人のクリエイターママ
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子ども工作の保管方法#01 飾る
棚や壁など、よく見えるところに飾る
(むーさん)
「子どもの作品は、飾ることがいちばんの収納だと思います。よく目につくところや壁に貼ったりして飾ります。立体作品は、絵本棚の上にいくつか並べています。見かけるたびにほっこり癒されます」
「壁には、絵だけではなく、折り紙などもマスキングテープを丸めて貼りつけています。紐を通して、ガーランドやオーナメントのように飾るのも可愛いですよ」
コスパ◎の『IKEA』のフレームに入れて壁に飾る
(吉田ちかげさん)
「親子で気に入った子どもの絵は、勉強机の横に展示スペースを設けています。愛用している『IKEA』のフレームは、シンプルなデザインでお手頃な価格もお気に入りです」
リビングの一角にある作品展示スペースに飾る
(kinakoさん)
「家族団らんの場所に子どもの作品を飾ることで、『今日これつくったよ!』『可愛くできたね!その色いいね!』などと感想を伝え合うことができます。また、“いつも頑張りを見ているよ“というメッセージが伝わってくれたらいいなと思います。絵や平面の作品は壁へ。壁と作品を傷めないように、また作品を入れ替えやすいように、100円ショップで買える粘着ゴムや粘着ゲルテープで貼ったり、ポスターハンガーや壁取り付けクリップなどを活用しています」
「立体作品は、ひとつの棚を展示スペースとしてお気に入りを並べています。ここが展示スペースと決めているので、新しく飾りたい作品があれば、息子と相談して入れ替えて、外したものは保管ボックスへ移動します」
子ども工作の保管方法#02 収納グッズを活用する
『無印良品』のファイルと収納ボックスを活用
(kinakoさん)
「普段、家でお絵描きをするときは、A4コピー用紙を使っています。完成した絵は、すべて『無印良品』の2穴リング式のファイルにまとめています。たくさん収納できて、ポケット付きなのがお気に入り。現在3冊目で、全部で400枚くらいあります。一冊の絵本のようになっていて、見返すのも楽しいです」
「ほかにも、家でつくった作品と学校でつくった作品に分けて、収納ボックスで保管しています。『クラフトプラス』のメモリアル収納ボックスを愛用中。大きな画用紙の作品も折り曲げずにそのまま保管できて、深さがあるので立体的な作品もまとめて収納しています」
「たっぷり入りますが、見た目にはすっきり。持ち手付きなので移動もしやすいです。保育園時代の作品をまとめて1ボックスにまとめ、小学生になってからは新しいボックスを使っています」
クリアポケットに入れて、ファイリングする
(吉田ちかげさん)
「子どもはとにかくお絵かきが大好き。スケッチブックだとあっという間に終わってしまうので、A4コピー用紙に描いてもらっています。そこでA4の紙をできるだけたくさんファイルできるものを探して、今の形に着地しました。ファイルは、スウェーデンの文具ブランド『エセルテ』のもの。オフィスで使われているようなものなので、とにかくたくさん入ります」
「絵は書類整理用のクリアポケットに入れてから収納しているので、A4サイズだけではなく、いろいろなサイズのものを入れることができるのもお気に入りです」
ダンボールボックスと書類トレーを活用
(むーさん)
「保管するときは、大きめのダンボールボックスに、ぽんぽん入れて収納していることが多いです。わが家は『燕紙器工業』のストレージボックスを愛用中。お面や帽子などの変装グッズの工作は、子どもが取り出して遊ぶこともあるので、分かりやすい場所に置いておきます。コスパもよく、シンプルなデザインもお気に入り。カラーバリエーションも豊富ですよ」
「A4サイズの紙に描いた絵は、『無印良品』の書類整理トレーを活用しています。書類整理や分類するのに便利なものですが、上段には白紙のコピー用紙を入れていて、描き終えたものは下段にストックしています。子どもに『あの絵どこにある?』と聞かれることが多かったので、ここに入れるようになってから、すぐに探せるのも有り難いです。下段がいっぱいになったら、収納ボックスやファイルに片付けています」
子ども工作の保管方法#03 保管・捨てるときのルール
片付けないものは捨てる。ワンシーズンごとに整理し、写真を撮る
(吉田ちかげさん)
「勉強机とは別に、子ども専用の制作スペースをつくっているのですが、いつも『片付けないものは捨てるよ!』と言っています。寝る前までに制作スペースに置いていないものは、捨てるようにしています」
「また、1シーズン(3ヵ月に一度)くらいを目安に、飾っている作品をすべて見直します。作品の入れ替えをしたり、飾っていたものをファイリングします。親子で不要だと判断したものは処分。手放す前には必ず写真を撮ります」
できるだけすべての作品は保管する。大きな作品は子どもと相談
(kinakoさん)
「子どもがつくったものは、成長過程のそのときにしかつくることができないものなので、すべて保管するようにしています。私の親は、私が子どもの頃につくった作品を今でもたくさん保管してくれています。作品を大事に残してもらえた気持ちが嬉しいし、見返すのも楽しいので、私もできるだけ残しておいてあげたいです。現時点では家の保管スペースを圧迫するほどの量ではないのですが、大きな立体作品はたっぷり飾ってみんなで愛でてから、子どもと相談して写真を撮って処分したり、新しい工作の材料として再利用したりもします」
子どもと相談し、捨てる前に写真を撮る
(むーさん)
「作品用の収納が溢れてきたら、『そろそろ手放してもいいかな……』と思うものを一度紙袋に入れます。少しの期間、子どもが見えないところで保管していると、必要だったり未練があるかどうか、わかることもあります」
「作品を床に広げて、『写真を撮ってから、お別れしてもいいものがあるかな?』と子どもに聞きます。残してほしい! と言われることも多いのですが、今はこの方法で落ち着いています」
思い出がたっぷり詰まった大切な作品を整理するコツをご紹介しました。クリエイターママのアイディアを参考に、期間やスペースを区切ってみたり、ルールを決めてみたり、子どもとも相談しながら、上手に管理してみてくださいね。