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    「わが家の子育て5ルール」高山直子の“愛すべき日々のこと” Vol.18

    「わが家の子育て5ルール」高山直子の“愛すべき日々のこと” Vol.18

    3歳の娘さんの子育てと仕事に奮闘しながら、にぎやかな日々を送るビューティサロン代表・高山直子さん。子育て、家族、食、美容、ファッションのことなど、彼女の視点から切り取る“愛すべき日々”のことを紹介していきます。第18回目は、高山家の子育て5ルールをご紹介。子を持つ親ならだれしも子どもの育て方、接し方に悩んだことがあるはず……! これからの子育ての参考にぜひチェックしてみて!
    ビューティサロン代表 さん
    ビューティサロン代表
    高山直子

    こんにちは!

    やっと秋めいてきて外遊びが楽しい気温になりましたね。親としてもこの気候が快適で楽しい休日になりそうです♩

    さて、今回は子育てにまつわるわが家の5つのルールをご紹介します。
    とはいえ、厳格に決め込んでいるわけではなく、なんとなく思い返してみるとそうだな、というもの。


    子育てルール➀
    『“ありがとう”が言える子に』

    まずは「ありがとう!」 これは言葉が出はじめた頃から習慣にしてきたこと。

    人から何かをもらったときやしてもらったとき、それが親でも友達でも先生でも「ありがとう」が言える子に。

    「ありがとう」は言わせるもの? など「ありがとう」論争は何かと起きがちですが、習慣化することで「してもらって当然」という感覚が薄まる気がします。

    私自身、飲食店、ショップ、タクシーなど、どこでもなんでも「ありがとうございます」と言う文化で生きてきて、客側だから当然! という意識はなくどんなことにもお互いに気持ちよく感謝したいと思うので、娘にもそう育ってほしいと思っています。

    小さなお菓子をもらったときでも、何か手伝ってもらったときでも「ありがとう」が言える子に。

    「わが家の子育て5ルール」高山直子の“愛すべき日々のこと” Vol.18

    子育てルール➁
    『“ごめんなさい”が素直に言える子に』

    ありがとうと同じくらい大切な「ごめんなさい」。

    大人も子どもも間違ったとき、失敗したときに素直に謝れることは生きていく上でとても大切。

    お友だちとケンカになったとき、わざとじゃなくてもぶつかってしまったとき、親に対しては癇癪を起こしたりしたとき、落ち着いたタイミングで「ごめんね」が言える子に。

    これもやはり習慣で、小さい頃からそうすることを伝え続けていると、いまや自然に出てくるようになりました。

    保育園でもお友だちとケンカになったとき、そのあとしばらく別々の遊びをしていたそうなのですが、娘の中でモヤモヤが残っていたようで相手のところに行き「さっきはごめんね」と謝ることができたと先生から聞くことがありました。

    すぐに「ごめんね」ができなくても、わだかまりが残る前に「ごめんね」ができたのはとてもいいことで、習慣としていたことなので、心の成長にも繋がったのかなと思います。

    「わが家の子育て5ルール」高山直子の“愛すべき日々のこと” Vol.18

    子育てルール➂
    『自分でできることは自分で』

    3歳になりどんどん自分でできることが増えてきた娘。基本的にできることをしないときは、するまで説得します。

    例えば自分が食べたものがそのままになっているとき、ゴミ箱に捨てるまで、食器をシンクに戻すまでが娘の仕事。

    「〇〇しなさい!」と強く怒るのではなく、「あっれ〜? 〇〇が出たままだなぁ、おっかしいな〜」ととぼけるようにしています。

    すると、ハッ! と気付き自分で動くことも。
    (もちろん他のことに夢中で無視することもあるので、そんなときは雷が落ちることもあります。笑)

    トイレや手洗いなど、どんどんひとりでできることも増えてきているので、見守りつつ成長を後押しするような育て方をしたいと思っています。

    「わが家の子育て5ルール」高山直子の“愛すべき日々のこと” Vol.18

    子育てルール➃
    『どんなときも大好きだよと伝える』

    例えば寝るのが少し遅めになったり、何かでぐずったりして親子ゲンカになることも増えてきたこの頃。

    口が達者な娘とは割と対等に言い合える関係にもなってきた反面、どこでそんな言い回し覚えてくるの!? と母が負け越しになることも(笑)。

    でもどんな一日であったとしても、夜寝るときにはあふれんばかりの愛を伝えます。
    「ママは〇〇ちゃんが大好きだよ。今日もありがとう」など毎晩必ず愛を伝えます。

    娘も同じように「〇〇もママ大好き(もちろんパパver.も)」と言ってくれるので、寝る前のまどろみタイムに心が解放されている状態のそんな時間がとても好きです。

    そのときに例えばすごく叱った日だったとして、「今日〇〇だったね、ママもごめんね」などと話すと「〇〇は〇〇だったから泣いたのよ。ごめんね」とぐずったり泣いたりしたときの心模様を教えてくれたりもします。

    一日の終わりにお互いすっきり眠れることはとても大切だと感じます。

    「わが家の子育て5ルール」高山直子の“愛すべき日々のこと” Vol.18

    子育てルール➄
    『がんばる力を大切にする』

    月齢に合わせて習い事をしてきた娘。

    3歳を過ぎてまた新たに始めた習い事などもあり、すべてのクラスが幼児クラスに進級しました。

    今まで親子クラスで私や夫と一緒にしていたことが、年少〜年長のお兄さんお姉さんと一緒に子どもたちの輪の中だけでレッスンをし、親は完全に見ているだけ。

    そんな中、「がんばる力」を大切にしています。

    親ではない先生方の指示に合わせてはじめてのことを自分のモノにしていく力は、今後の人生でどのステージでも必要。

    「できない」で終わるのではなく、「やってみよう! がんばる!」を育てること、思わず手や口を出したくなりますが、そこをグッと我慢。本人のやる気と、できないの一歩先、「やってみたらできた!」を育てたいと思っています。

    「わが家の子育て5ルール」高山直子の“愛すべき日々のこと” Vol.18

    5つのルール、書き起こしてみるとすべて日常の中にある“普通”ですが、意識的に過ごすのと時間とともに流れるのとでは残る習慣が違ってくる気がします。

    親がブレずに芯としてあると、子どもの中にも知らぬ間に定着するので迷いがなくなるはず。

    教育うんぬんではなく、生きていく上で人として大切なことを今の時期に伝えていきたいと思います。

    PROFILE
    高山直子さん
    美容サロン『un CALiN(アンカラン)』代表。ライフスタイルインフルエンサーとしても活躍し、幅広い女性の支持を集める。同時にファッション誌やカルチャーマガジン、テレビ番組出演など「女性の美のトータルプロデューサー」として活躍の場を広げ、2016年には初のスタイルブック『NAOKO balance』(双葉社刊)を出版。“キレイ”と“カワイイ”のエバンジェリストとして日々情報発信を続けている。
    Instagram:@nao_70koro
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