いよいよ年の瀬ですね。
今年のクリスマスは、日本に帰国したりイギリスを出たりせず、ゆったりと過ごすことができました。休みに入る前、家時間を楽しむべく、紅茶を買ったりしておりました。Covent Gardenの賑わい。
この日は、Mariage Freres のお店でランチ。お茶屋さんの上にカフェがあり、マフィンやケーキなどと合わせて、すごい数の紅茶から好きなものを選んでポットで楽しむことができます。
メニューに書いてあるブルーティーを使ったビスクというのに興味が湧いて、オーダー。
色も水色なんだけど、ビスクの奥にほんのり紅茶の香りがする。こういうお茶の使い方があるのか! とおどろき。生のしめじが添えてあった、それは本当にしめじだった。イギリスではあまりお目にかかれない、しめじ。
よくみると器も抹茶椀だったりして、型破りなレシピ好きとしては嬉しかった。また行こう。
お店でホリデー中に飲もうと購入した紅茶はこれ「MARCO POLO BLE SUBLIME」マルコポーロの青いバージョン。もっとフルーティーよりな香りが好み。
間違いない。さっそく、毎朝癒されてます……。
クリスマスイブは、用事もあったので娘と朝からお出かけ。クリスマスメニューのランチへ。
偶然だけど、この日もロブスターのビスク&スフレ。ビスク、ほんと好きなんだな(笑)。
娘は、こちらのターキーのクリスマスメニュー。
が、しかし。
普段のイギリス給食メニューとあまり変わり映えがない! これがあんまり好きじゃないんだよーーと小さな声で訴えてきて、まさかのテンションガタ落ちな様子……。結局、私の Cod (白身魚)と交換した。
うむ、たしかにイギリスのメニューって基本的にあまりバリエがないとも言えるので、クリスマスの伝統的メニューだからと単純に選んだものの、野菜のラインナップ含めて学校のメニューと変わりないっていうトラップ。あぁ、忘れていたぞ。
給食食べてないわたし的には、野菜もたくさんあって、そこまで毎週食べないメニューなので、おいしくいただいてクリスマス感じた。感謝。
どうしてか、今年はもうクリスマスだというのに、あまり寒くなく、雪も降っていない。ふらふらと歩きながら帰っている途中「あ、マミー! ジンジャーブレッドハウスつくるの忘れたじゃん!!」と娘。ああ、たしかに。
帰宅して、即席クッキードウを仕込んで、製作開始。
小さなハウスと猫をたくさんつくるコンセプトにするそうです。うまく型抜けたね。
デコレーション。
待ちきれず、焼いてすぐ組み立てたので、アイシングがとろける、とろける……まぁいいや。という事で、できました。背景があった方が雪を感じるそうです。たしかにね。
ちょうど、Covent Gardenで買ったペーパーツリーがマッチした。いいね。
という事で、イギリスではサンタが来る日は、ツリーや長靴の近くにビスケットとミルクを置いて寝ると、その夜、家を訪れたサンタがそれをかじってミルクを飲んで帰るというのがあるので、娘、せっせとセッティング。
これはおいしそうだ。
娘の今年のサンタへのリクエストレター(欲しいものを書いておく)には「時間と歩数を計れる腕時計(学校で流行っているそうだ)と、日本のキャットフード(猫くんに)」と書かれていた。猫のリクエストも書いていて、ほっこりした。
そんなクリスマスでした。みなさん年末年始、どうお過ごしですかね? 今年もコラムを読んでくださって、ありがとうございました、また来年もよろしくお願いします。まずは、よいお年を。