月刊コラム2回目。
新年になりました。
1月生まれの娘にとっては、誕生月でもあります。
我が家のお正月飾りは木製の鏡餅。
これは日本に帰ったら必ず覗きに行くお店「中川政七商店」で買ったもので、
去年は常にニャンコに狙われ、いつも上のミカンがどこかに転がっていました。
今年は、この鏡餅さん、もっとバラバラになる予感。。
ささっと組み立てて、高いところに設置。
こういうのはきちんと保管しておくと長く使えるし、エコでいい。
今年も良い年になりますように。
個人的にはロンドンの元旦は日本に比べると、
あまり節目感がなく自然に、流れる様に迎えてる気がします。
11月から始まっていたクリスマスの延長という感じで、
クリスマスの飾りもまだ街にあるので、じんわり、街全体が休みに入っている、というイメージ。
今思うと、日本のお正月は、紅白から始まって、ゆく年くる年の鐘の音、年越し蕎麦、
おせち、こたつみかん、お餅、ぜんざい、新年の抱負、初詣、お年玉、仮装大賞、人生ゲーム… 等々、
楽しい節目の行事が沢山あったのだなぁと懐かしく思います。
娘がもう少し大きくなったら、初詣に行く以外は一緒にこたつに入って一日中ぐだぐだする様な
日本のお正月も体験してほしいと思っています。
こたつ。
そうしかし、こたつは一度入ったら心地良すぎて、そこから出ずして、
食べて、寝て、食べて、寝て、を繰り返し、やがて人類をダメにすると思うので、
娘が「イギリスの家にもほしい」と言ってきたら、
慎重に考えようと思います。
最近は離乳食も3回食になり、大きな食材もモグモグ食べられるようになりました。
ほうれん草、納豆、豆腐、バナナが大好物。好みがなかなか渋いです。
私の好きな豚汁や肉じゃがも、味付け前に野菜を取り出す等で、共有できるメニューも増えてきて
それだけの事だけど、なんだか嬉しく感じています。
イギリスの有名な離乳食のメソッドで、かなり初期からスプーンを使わず目の前に色々な野菜を置いて、
本人が気になったものをつかみ食べさせるというのがあります。
我が家はそれをやってないのですが、日本でいう「つかみ食べ」というのも
そろそろやってみるかやらないか、考えています。
本人はあまり手が汚れるのが好きじゃない様で、すぐテーブルに擦りつけたり服で拭いたりするので、
様子を見て、もし自分から興味をもてばでいいかと思っています。
娘が生まれた時に、友人たちから、
「赤ちゃん期は短いから楽しんで」と言われましたが、うん、本当ですね。
生まれて1年経つと、こんなにも成長するのだなと。
最近は呪文のような独り言をよく喋っているので、早く言葉を話せる様になったら楽しいなぁと思います。
友人たちには「おしゃべりできない時期が愛おしいよ、笑」とも言われたので、
そんなものなのかと思いますが、何を考えているのか早く知りたい気持ちが大きいです。
1歳をすぎるとまた色々過ごし方が変わるのかなぁ、
そんな感じの1月。
それではまた、来月。
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