HugMug秋号を持って実際に家族旅行に行ってみよう企画。
Vol.1に引き続き、山梨旅第2弾!
この旅の宿は、誌面で紹介した「農泊」を迷わず選んだ。
ここに泊まりたいから、旅先の中から山梨を選んだと言っても過言ではない。
杉本家の家族旅行は、地元に愛されるちょっとお洒落なお店と、泊まりたい宿があることが肝心。
滞在した「もしもしの家」は、2015年に重要伝統的建造物群保存地区に選定された農泊施設。
山梨県甲州市の上条集落にあって、江戸時代末期に建てられた歴史のある茅葺き屋根の大きな古民家は、こんなおばあちゃん家が私にもあればいいのにな。って誰もが思うような温かい場所でした。
田舎暮らし体験もでき、今回は山梨の郷土料理「ほうとう」づくりを体験。
この集落に住む中村さんに教わる。
ほうとうは、とってもシンプルで小麦粉に水を入れて混ぜるだけ。
こねて、こねて…
子どもってこねるのが好きですよね。
「ぼくがつくるね!」と張り切って頑張ってくれ、
教えてくれる中村さんが、優しく褒めまくってくれるから更にノリノリになって頑張る頑張る。
昔ながらの「手動製麺機」で伸ばすのですが、くるくる回すとどんどん伸びて楽しかった。
ほうとうをいくらでも大量生産できる気になります。
囲炉裏でほうとうを煮込む間は、HugMug秋号付録のトランプが大活躍。神経衰弱をしましたが、3歳の息子、最後までまだちゃんと遊べません……いつの間にかトランプ屋さんごっこになりました。
家中を探検して、急な階段を登って2階に登ると、上条集落が一望できます。
空気を吸い込むのが気持ちのいい景色でしょ。
そして完成。
食べる前から美味しい。に違いないのだけど、まあ、本当に美味しい。
みんなでつくったほうとうは、つくった工程までも噛み締めたいし、
野菜の旨味と、出汁の効いたお味噌の味って本当に幸せな味がするなぁ。
中村さんがつくったきゅうりを漬けたお漬物と一緒にいただきました。
心が優しくなる体験をさせてもらい、私も息子も大満足でした。
そして、この日の夜は車で20分ほど離れた、場所にある「ほったらかし温泉」へ。
(もしもしの家にもお風呂はついていますが、せっかくなので温泉に行くのがおすすめです!)
山の上にどーんと開放的につくられたほったらかし温泉は、夜は山梨の夜景が見えてとっても気持ちがよかったです。ぬるめのお湯もあったので小さい子にも過ごしやすいのでは?
夜は、「もしもしの家」の近所の方にいただいたぶどうと桃をいただいて、就寝。
もしもしの家で、どれだけおもてなししていただいたのだろうか。
癒され、たくさんの体験ができた最高の宿泊体験でした。
自分で体験したことは、より濃く思い出に残るなと思います。
子どももそれはきっと同じ。
山梨に家族旅行に行くのなら、「もしもしの家」とってもおすすめです。
次回の、山梨家族旅行記最終回コラムでは、HugMug秋号には載っていない私の山梨おすすめスポットについて。
Vol.1はこちら / Vol.3はこちら
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