月刊コラム、26回目。
娘も今月で3歳に。
そろそろ歩ける体力もついてきたので、
ベビーカーなしで外出する機会も多くなってきました。
そうなった場合、片手で娘と手をつないでいるので、
私はもう片方の手で色々な動きを処理しなければなりません。
今回は、手ぶら外出について。
まず必要なので、絶対にコンパクトにしたいものがお財布です。
このコラムには前にも書きましたが、
私は昔から、荷物をいろいろ持ち歩くのが苦手で。
二十代中頃からは、可愛らしい長ザイフを使うこともなくなり、
名刺サイズのお財布の持ち手に、家と車の鍵をぶら下げて、カバンも持たず
電話とそれの2つだけをポケットなんかに入れて現れるので、
よく友人からは「え、それだけ?」としょっちゅう笑われておりました。
ロンドンに来てからは、もっとエスカレートし、
更なる手ぶら化のために最近、Apple watchを購入してからはもう、
財布も持たず、電話と鍵だけ持って出かけるという。
娘と一緒の時は、ウェッティ(外出時の使用分だけジップロックに入れたもの)を
追加したりもしますが、基本、持ち歩いても、どこかで貰ったような小さなバッグひとつ。
30代後半にもなってそれは如何なものか?と言われたりしますが、
基本、バッグに重きを置いてない、、ので必要がなければいいんじゃないかと思っています(笑)。
わたしの行動エリアでは、クレジットカードやデビットカード、もしくは、それを登録したスマホをカード機器にかざす。
「コンタクトレス」という支払い方法が主流で、レストランやカフェはもちろん、
スーパーでもカード専用のセルフレジが多く並び、現金に触れる必要がほぼなくなっています。
美容室やネイルサロン等でも、予約アプリ内で済ませるか、そうじゃない場合は
店頭でのコンタクトレス、もしくはメールアドレス経由のペイパルで、ということも。
最近では、娘の通う保育園や習い事の支払いも、だんだんとアプリ経由になってきていて、
銀行のアプリも便利なので、銀行振込も24時間、数秒あれば完了するので、
カフェでの割り勘なんかも、それを使って渡したりしています。
日本でも使用できるiPhoneの標準アプリ「Wallet」にクレジットカードを登録しておくと、
それでバスや電車はタッチするだけでそこから引き落とされ、
日本でいう「Suica」の役割をする「Oyster Card」も必要なくなりました。
もし、日本からロンドンに旅行する場合でも、これは同じことで、
到着前にカードを事前登録しておくと、現金や交通カードを用意する必要はおそらくロンドン中心部では、まずない、と思います。
(*というのも、日本の通信会社やカード会社は結構厳しく、日本にいるときにWalletアプリに登録をし、カード会社に認証のための電話をかけ、開通してもらい、そこで初めて使用できるようになる、という手続きが必要だったので、念のため出発前にしておくことをおすすめします)
私は、Walletに、
① 日本のクレジットカード(VISA)
② イギリスのクレジットカード(AMEX)
③ ドイツのデビットカード(Master)
④ Suica
の4枚を登録していて、使い分けています。
(ロンドンでも、AMEXだけたまに使えないお店があるので③はバックアップとして)
それでも、日本に帰った時はキャッシュレスと言っても
カード自体が必要なことが多いので、そうなると、
お財布はこれになります。
これは結構、、、、、、驚かれます(笑)。
ひどいね、と(笑)。
たまたまもらった、輪ゴム。
輪ゴム以上にミニマルなものはあるのだろうか、と。
あははは。
カードの間に緊急用のお札を1枚、挟んでいます。
結構いける。
娘との外出も、生まれてしばらくは、おむつやシート、ミルクなどなど大荷物だったので、
だんだんと荷物が少なくなって、先週からリュックが欲しいと言っていることを思うと、
いずれは自分のものは自分で持ち歩くようになるのかなぁ、と成長を感じています。
ベルギーの書店「Tropismes」にて。