3月頭から約2週間、短期ではありますが3歳になる双子の息子たちを連れて、わたしの夢のひとつだった母子留学へ行ってきました!
今回のコラムからは数回に分けて、母子留学の様子をリポートします。
興味のある方はぜひお付き合いくださいませ(o^^o)
はじめての母子留学先に選んだ国はマレーシア!
なぜマレーシアを選んだのかといいますと……
⚫アジアの中でも英語力のレベルが高い。
→マレーシアの公用語はマレー語ですが、英語も広く使われています。
マレーシアは非英語圏の英語力の指標となっているEF EPIにて、113ヵ国中25位(ちなみに日本は87位) 、アジアでは第3位と非常に高いレベルです。
⚫さまざまな国の文化や言葉、宗教、多様な価値観に触れることができる。
→マレーシアは多民族国家。人種構成はマレー系60%、華人系23%、インド系7%、外国人その他10%。
宗教はイスラム教、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教など。
⚫人々が親切であたたかい。
→13年前にわたしがはじめてマレーシアを訪れた際、不思議に感じたと同時に、とても感動したんです。
『多民族国家で信仰している宗教もさまざま。それなのになぜ争わず、マレーシアの人々はみんな笑顔で他人に親切なんだろう?』と。
わが子にとっては今回の母子留学がはじめての海外。
マレーシアのやさしくてあたたかい人々に囲まれた環境で、はじめての海外生活を体験してみてほしい、そして学ばせてみたいと思いました。
⚫比較的治安がよく、母子だけでも出歩ける。
(とはいえスリやひったくりなどには注意が必要。でもそれは世界どこに行ってもかな)
⚫物価が安い。
→ハワイ、カナダ、オーストラリア、ロンドンなど、他の人気の留学先と比べると圧倒的に物価が安い。
外食で日本食を食べようと思うと少々割高でしたが、デパートやショッピングモールのフードコート、屋台、街の飲食店は、わたしの肌感では日本の物価の3分の2か4分の3くらい。オモチャは3分の1。
野菜は日本より少し安いか同じくらい。フルーツは3分の1くらいだったかな(買うお店や種類にもよりますが)。
パイナップル、マンゴー、マンゴスチン、ライチ、ブドウ、リンゴ、パパイヤ、ブルーベリーと、とにかくフルーツが安くて甘くておいしいから、毎食3種類くらいモリモリと食べていました。
上記のポイントと、信頼を置ける素敵な留学エージェントさんと出会えたことが、はじめての母子留学先にマレーシアを選んだ大きな決め手でした。
(留学エージェント選びはとても重要なので、エージェントのお話はまたの機会に!)
母子留学前に事前にInstagramのストーリーズにて【母子留学について知りたいことや質問はありますか?】とフォロワーさんにお伺いしたところ、ありがたいことにたくさんの方からいろいろな質問をいただきました。
ざっくり大きく分けると【滞在中の子どもの食事】【わたしや息子たちの英語レベル、英語ができないと母子留学は難しいか】【母子留学にかかった費用】【用意して行ったもの&持って行ってよかったもの】【滞在先】【子どもが喜ぶお出かけスポット】【現地での体調不良やケガ、事故にあったときなどの対処法】の質問がとくに多かったように思います。
ですので数回に分けて、いただいた質問にお答えしつつ、母子留学の様子をコラムに綴っていこうと思っています。
母子留学シリーズ初回は【用意して行ったもの&持って行ってよかったもの】と【滞在中の子どもの食事】をご紹介しようと思います。
【用意して行ったもの&持って行ってよかったもの】は、幼児連れ海外旅行にもお役に立てる情報があるかと思います☆
今回持って行った荷物はスーツケース×2、ベビーストローラー(ステップ付き)、わたしも子どもたちもそれぞれリュックをひとつずつ。
スーツケースはどちらも預け入れ荷物の重量ギリギリ20kgいかないくらい。
マレーシアは常夏の国なので、衣類や靴がかさばらないのがありがたかった。
滞在先に洗濯乾燥機があったので、毎日洗濯すればいいしと、本当に必要最低限しか持っていきませんでした。
かさばってリュックがパンパンになったけど(双子なのでふたつ必要だから)、機内に持ち込んで心底よかった! と思ったのが『Flyaway Designs』のキッズベッド。
空気を入れて膨らませると、フルフラットになる簡易式のキッズベッドです。
子どもたちが1歳くらいの頃、たまたまInstagramで見かけたのがキッカケだったのですが、いつか役に立ってくれそうだと思い購入したのが今回やっと役に立ってくれました!
膨らませるのもめちゃくちゃ簡単だし、畳むのも一瞬。
なんのコツも力も必要ありません。
子どもって寝不足になると不機嫌になるし、すぐに体調を崩しますよね。
それって=(イコール)親のメンタルも削られるということ。
子どもは快適に眠ったり過ごしたりできて、親は自分の時間を確保できてご機嫌でいられる。
お互いにとっていいこと尽くめ。
長時間フライトを予定されている方にはめちゃくちゃおすすめします。
これがあれば格安航空会社でも怖くない!
お次は男の子育児には欠かせないウタマロ。
(と靴を洗うブラシ。キッチンスポンジはかさばらないし重くないし、どうせ使うだろうと思って持って行っただけ)
ウタマロは日頃からもともと潔癖気味なわたしの強い味方!!!
泥や土汚れ、血液、ケチャップやソースや油汚れも、ササっと洗えばすぐに落ちるから絶大な信頼を置いています。
マレーシアでも大活躍してくれました。
お次は蚊よけ対策グッズ。
マレーシアで生活するときに気を付けたいのがデング熱。デング熱には現在予防接種のワクチンはありません。
症状としては、40℃くらいの高熱、激しい頭痛、眼の奥の痛み、筋肉痛、嘔吐などのいずれかの症状が発生。
基本的には1週間ほどで回復するようなのですが、過去には亡くなられた方も……
怖い、怖すぎる。
なので蚊がいそうなところに出かける際は暑いけれど長ズボン着用は必須!
もちろん現地にも蚊よけグッズは豊富にありましたが、成分がよくわからないし肌の弱いわが子に使うのが不安だったので、日本のものを持っていきました。
肌が見えている部分はもちろん、衣服や帽子にも執拗なくらいこまめに振りかけていました。
公園など緑の多い場所、水遊び場などの水辺で何度か蚊を見かけましたが、一度も刺されることなく無事に帰ってくることができました!
よかった〜!!
お次は軽めの緊急事態に備えたお薬など。
【現地での体調不良やケガ、事故にあったときなどの対処法】はまたの機会に詳しく綴ろうと思っていますが、わが家の場合軽めの緊急事態にはこれくらいで十分かな。
かさばるし、最低限しか持っていきませんでした。
どこに行っても寒いくらい冷房が効いているので風邪薬、万が一体に合わないものを食べてお腹を下したときの整腸剤、病院でもらった坐薬(解熱剤)、わたしがアレルギー鼻炎持ちなので鼻炎薬、絆創膏。
お次は子どもと兼用で使えるボディソープとボディミルク。
日頃から愛用している『OSAJI』のもの。
ちなみにですが、子どもはシャンプーもこれで済ましています。
デリケートなお肌にも安心して使うことができるからお気に入り!
双子の弟 絢士がお肌が弱いのですが、『OSAJI』を使っていると調子がいいんです。
兼用で使えるものだと荷物も減って効率良し◎。
次からは、【滞在中の子どもの食事】も織り交ぜつつご紹介します。
写真に写っているのは一部ではありますが、子ども用インスタント麺、ふりかけ、インスタントカレー、レンチンごはん、即席お味噌汁、パスタソース、現地でも手に入りそうな食材で簡単につくれるお惣菜の素、自炊で絶対に使うであろう調味料(小さめサイズ)を持っていきました。
滞在していたコンドミニアムの下は大きなモールになっていて、そこにはスーパーもいくつかあり、日本食コーナーも充実していることは事前に知っていたのですが……
割高なことは確実だったので、重量制限ギリギリまで食品を詰め込んでいきました!
スーツケースひとつは、ほぼ食品でした(笑)。
けどこの選択が大正解。
外食が安いし楽ちんだしストレスフリーなんだけど、外食が続くと栄養が偏ってくるし、マレーシアは割とスパイシーな食べものが多かったりで子どもが食べられるものも限られてくるし、でも和食を外で食べるとなると割高だし。
結局は健康や栄養のことを考えると、自炊がいちばん。
インスタントカレーやパスタソースの中にお野菜やお魚やお肉を細かく刻んで入れたり、お惣菜の素をアレンジして使ったり。
わたしはマレーシア料理も大好きなんですけど、やっぱり和食は落ち着きます。
お次は持ち運びにも便利な少量の計量カップ。
DAISOで購入。
ポイントはお米が計れるというところ!
わたしは何よりもお米が大好きなので、おいしいお米を食べるということは最優先事項!
小さめサイズで、おまけにお米だってひと目で計れる便利なこの計量カップをDAISOで見つけたとき、米好きとしては買わずにはいられませんでした。
もちろんマレーシアでも計量カップは売られていたけど、やっぱり大きかった。
これからの長期海外には必ず持っていく必需品になりそうです。
ちなみにお米は毎回コンドミニアムにあった普通のお鍋で炊いていました。
手軽に栄養を取るために炊き込みご飯もよくつくっていました。持っていくのを完全に忘れていたんだけど、炊き込みご飯の素もあると便利だと思います。
そろそろ長くなってきてしまったので、1回目はこのあたりで終わりたいと思います。
それでは次回もお楽しみに〜!
Instagram:@shiho_takechi