こんにちは。
イギリスは毎年この季節、暗くて天気の悪い日も多く、気が滅入るほど陽が出ない日もしばしば。
しかも、極寒。
先日、新しく提携するアイスクリーム会社の人たちに会いに、娘とふたりでロンドンから北へ列車で2時間「Sheffield」に行ってきました。
去年、抹茶をメインとしたビジネスを立ち上げたのです。詳しくはこちら。
ハーフタームという2月中旬にある1週間ちょいの学校休み期間だったので、あちこちに子どもたちの姿も見られました。
St Pancras のユーロスターでパリに行ったりする時のプラットフォームと同じ場所(エスカレーターで上ったフロア)だったので、パスポートが要らないのが変な感じ。
羊の牧場や、Leicester や Derby など、サッカーを連想する街を通過して、Sheffield 駅に到着。

明るい駅。大学があるので、若い人も多い印象。

駅前は数年前に再開発されたそうだ。歩いてて気づいたのは、坂道が多い。というか、ロンドンが平地すぎるのかも。

ボタニカルなギャラリーなどのある施設。外が寒いので、ここはビニールハウスのように快適だった。街にはトラム(路面電車)が走っていた。これだけ坂が多いと、さっと乗れるトラムは助かるんだろうなぁ。

こんなふう。

(この旅から2日経ってこのコラムを書いているのだけど、今朝からふくらはぎに何か違和感があったのは、筋肉痛だと気づいた。地味に坂に筋肉が慣れてなかったようだ)
娘に何が食べたいかを聞いたところ「食べ放題的なものに行きたい」と突然言い出したので、探してみると近くに「寿司」の食べ放題の店を発見……奇跡?
着いてみると、浴衣を着たレセプションの人が席まで案内してくれた。席の間の通路を、ロボットが走行している。
え、ここロボットレストランだったのか!

食べ放題は2時間制。寿司のラインナップに甘エビが入っていた、珍しい。娘はそれ、私はまずは用心深くアボカド寿司。
前に書いたけど、ここ数年で野菜寿司が好きになった。日本でも、芽ねぎ、たくあん、山ごぼう、梅的なものは必ず注文してる。

料理はタブレットで注文。
1回の注文送信は7品目まで。で、ここからが初めてのルールだったのだけど、1回注文するとタブレットの下にタイマーがあり、15分のカウントがされる。その間は注文ができない。つまり、1回注文して、食べ終わったか食べている途中にタイミングが来たら次を選び、料理を待つ。その分、じっくり選べるのと、ゆっくりお腹いっぱいになるので、食べすぎるのも難しいのではないか、結局私たちも1時間しないうちに退店した。
楽しかったし、おいしかった。ロンドンにないものに出会えた。

翌日。
今回の旅のメインの用事であるアイスクリーム工場で、撮影をしたり話をしたり。
娘は、抹茶、マンゴー、チョコ味噌など、次々に出されるいろんな味のアイスをお腹いっぱい食べていく係。
そんなに食べたらお腹こわすんじゃないか?と思ったのだけど、若いってすごいね。大丈夫だったようだ。

工場訪問も終わって、時間が余ったので、駅前で見つけたこの地方でとれた天然石を使ったブレスレットをつくる子どものワークショップに参加することに。

この中から好きな石を選ぶ。こういう細かいことが楽しいようだ。

ブレスレットをイメージして好きなように並べていた、なかなかいいね。
帰りの列車に乗る前に、この地域ともっと北の方に3店舗あるローカルピザのお店でランチ。とてもおいしくて、これだけセットになっていて価格はロンドンよりずいぶん安い。というか、ロンドンってやっぱり高いよね。

ドウがふわふわ。。。ピザ生地は薄くてふわふわのがやっぱ最高やね。

食べきれないほど大きかったので、半分を持ち帰りボックスに入れてもらい、駅に向かった。
飛行機だと、色々遅延やキャンセルも結構あることがストレスにもなるんだけど、列車の旅は(もちろんそのようなことは起きるけど)その点、割と楽でいいね。しかも2時間くらいだと、帰りも辛くない。
2月はあっという間というけど、今年はそうでもないな。
気分が晴れないときは、友だちと集まったり語り合うのがいちばん、早く天気良くなれぃ。

ではまたね。