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    素敵なあの人の子育て
    Vol.1 モデル・鈴木えみさん

    子どもを育てるとき、親は何度も選択を迫られる機会があります。習い事を始める? やめる? どこに行く? 学校は? その選択はすべて、自分のためではなく“子どもにとってどうだろう?”を軸に悩み、考えて、選択しているはず。楽しく自分たちらしく暮らす鈴木えみさん夫妻に「子育てMyルール」をお聞きしました。これを参考に、親子がフラットでいられる、自分たちらしい子育てが見つかりますように。
    PROFILE
    鈴木えみさん
    モデル、デザイナー
    1985年9月13日生まれ。1999年に雑誌『SEVENTEEN』でデビュー後、カリスマ的人気を誇るファッションモデルに。2013年に結婚。一児のママ。2017年より自身のブランド『Lautashi(ラウタシー)』のデザイナーを務める。またジャンルを問わずコラボレーションやプロデュースなどを多く手掛けている。
    @emisuzuki_official

    押しつけるのではなく
    娘の興味に気付くことが大切

    えみさん:私たちそんなに「これは絶対!」というルールは持っていないから大丈夫かなぁ。むしろフレキシブルでいたいと思っているかも!?
    旦那さん:そうだね。えみは押しつけるということをしないから。僕も基本的に、娘には自由にいろいろなことをしてもらいたいと思っています。彼女が少しでも興味を持っていることは家族でサポートしてあげられたらいいなと。それには彼女がちょっとでも興味を持つことに、まず親側が気付くことが必要だと思っています。
    えみさん:そうだね。押しつけないけれど、見逃さないことは大切かもしれません。娘を見ていると、陽キャではあるし、家で歌ったり踊ったりしているのですが、表舞台には興味を持っていない感じがします。自分と似ている部分はあるけれど全く違う部分もあるから、同じだと思い込まずに彼女らしい個性を見るようにしています。

    休日の過ごし方は、娘はもちろん、
    親も一緒に楽しめるお出かけへ

    旦那さん:娘はダンスを習ったり、最近はボイストレーニングを始めたり。表現することが好きみたいです。
    えみさん:私がボイストレーニングを習い始めたのは15歳の頃。その頃を思い出して懐かしい気分になったりしています。こんなにもたくさんの習い事や情報があふれている中で、「これをやりたい! 」と本人が強く思う気持ちは大切にしたいです。自分自身でやりたいと思うものを学んでもらった方が、絶対に効率いいですし(笑)。
    旦那さん:休日にも娘の習い事が入っていて、その合間に友人家族と遊んだり家族で出かけたりしています。
    えみさん:以前はワークショップなども積極的に参加していました。水族館や動物園、公園などへ出かけたり、娘はもちろん親も楽しんでいます。

    EMI SUZUKI‘s FAMILY STORY EMI SUZUKI‘s FAMILY STORY EMI SUZUKI‘s FAMILY STORY
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    運動神経は旦那さん
    それ以外は私に似ている部分が多いかも

    えみさん:当たり前なのですが、娘は私に似ている部分と旦那さんに似ている部分が両方あって、すぐ人に呼びかけるところが特に旦那さんにそっくり。いつでもすぐに私のことを呼ぶんです。ママのことを好きすぎるの(笑)。それと、運動神経のよさは旦那さんに似ているかなぁ。自転車の練習など運動に関することはすべて彼に任せています。
    旦那さん:僕は小学校の頃から大学までずっと野球ばかりやってきたので、運動に関しては教えてあげられるかなぁと。娘も体を動かすのが好きで、自転車も30分くらいで乗れるようになったばかりです。
    えみさん:今は一輪車を頑張っているみたい。本当に活発だよね。そういう運動の部分以外は私に似ているところが多いと思います。基本的にクールで、陽キャだけどねちっこくないというか。
    旦那さん:そうだね。情に厚くて面倒見がいいところも似てる。娘もお友達から何か頼まれたら全力でやっています。

    習い事は何かを達成するのではなく
    ただ〝好きなことを楽しむ場〟でいい

    えみさん:これまで絵本を一緒に読んでいましたが、最近自分で本を読むようになって嬉しい。お友達と放課後に図書館に寄ってから帰るというルーティンができたみたいで。友達の存在の大きさを実感しました。
    旦那さん:それとずっと好きなのは料理だよね。
    えみさん:シッターさんがとてもお料理が上手な方で、娘は小さい頃からお手伝いをしていて料理が好きになったんです。朝はスクランブルエッグをつくってくれたり。洗い物も好きですね。今も料理教室に通っています。さまざまな国の先生がいて、その国の料理を教えてくれるというところがまたおもしろいんです。
    旦那さん習い事で何かを達成して欲しいわけではなくて、娘が楽しんでいる様子を見ると、シンプルにこちらも嬉しい。過剰に期待はしていません。
    えみさん:私自身も子どもの頃、ピアノ、そろばん、スイミング、クラシックバレエなどたくさん習い事に通っていたけれど、今でも続けているものはなくて……。自分の意思で選んだわけではなかったので、身につかなかったんだと思うんです。彼女自身がやりたくて楽しんでいる、ということを大切にしています。

    家族全員それぞれが無理なく正直に
    フラットでいられる今の状態を続けていきたい

    えみさん:小学生のとき、よく「将来の夢は何ですか?」って聞かれたり書かされたりしますよね。私自身も書いた記憶があって。その時はわからなかったから簡単に書いたけれど、それが自分の想像以上に強く残るものだと思うんです。私は幼い頃に将来なんて決める必要はないと思っています。だって、私は今でも「夢は何ですか?」に答えられないですから。やりたいことがたくさんありすぎて。
    旦那さん:ちょうどこの間学校の課題でそれがあったよね。娘も困って、「健康に家族仲良く」みたいに真面目なとりとめないことを書いていた気がします。
    えみさん:子どもって日々、いろんなことをどんどん質問してきますよね。大人はそれが大変だったりもするけれど、“答えられることはすべて本当のことを伝える”と決めています。結構際どいことを聞いてきても、なるべく嘘だけはつかない。誤魔化したり嘘をついた情報を入れたりすると、曲がりくねって彼女の中で違うものに育ってしまう気がしてよくないと思うんです。

    旦那さん:そうだね、できる限り正直に答えるようにしています。それと、答えをこちらから出さないということ。例えば、数学の宿題を見ているときに、娘が間違っていてもすぐに答えを教えず、もう一度自分で考えてもらったり。
    えみさん:「どうしてそう思うの?」と、私も旦那さんも娘によく尋ねています。自分で考える力を養ってほしいので。
    旦那さん:僕もそう思っています。やりたいことは彼女自身が見つけてくるし、僕らもそれを見逃さず拾って、それをみんなでやっていく。それぞれがやりたいことをやっているから、これからもこの形は変わらないだろうなと思っています。
    えみさん無理なく正直に、家族全員がフラットな気持ちで寄り添いながら今の感じでいけたらいいなと私も思っています。

    娘さんのお気に入りの
    絵本 & 作品

    お気に入りの本

    絵本2冊は娘のお気に入り。「読んで」とよく持ってくるし、1ページずつ交代で読み合わせしたりおもしろく読むのが好きみたい。「工作図鑑」は折り紙1枚からのこぎりを使うものまで載っていて、これ1冊で長く遊べそう。「50の危険なこと」は、“正しく怖がろう”ということが書いてあり、何でもダメなわけではなく正しい知識をつけることが安全につながる、ということを教えてくれます。

    娘の描いた絵

    家でマーブリングをやってみたとき、マーブル模様を上からなぞりたいと言って黙々とやっていました。ピンクの絵は3、4歳の頃。その他はアフタースクールで描いたものです。小さいときから絵を描くのがとても好きみたい。

    縫い物

    家にあったソーイングキットで、初めてぬいぐるみを手づくりしました。急に「やりたい!」とキツネを縫い始め、結果私も手伝って時間はかかったけれど、楽しかったみたい。別の日にフクロウもつくっていました。

    吹きガラスとあざらし

    北海道のガラス工房の吹きガラス体験でつくったもの。自分でつくったもので飲むと嬉しいみたいで、牛乳を飲んだりしています。あざらしは<ボンポワン>のアカデミーでつくってきました。空洞だった目を黒くしたいと言うのでマニキュアを垂らして黒にしたら、さらに気に入ったみたいです(笑)。

    キャミソール¥22,000、中に着たプリーツドレス¥55,000、プリーツスカート¥49,500/以上3点すべてアカネ ウツノミヤ、イヤーカフ22,000/ラウタシー(以上4点すべてブランドニュース)、ネックレス¥103,400/ソワリー

    photography/Kyosuke Azuma
    styling/Yumeno Ogawa
    hair&make-up/Ai Inuki
    text/Maki Kakimoto

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