トップ画像:『おばけのてんぷら』(1976年、ポプラ社) ©Keiko Sena
せなけいこ氏は、子育てに奔走する中、37歳で絵本作家としてデビュー。おばけや妖怪、うさぎなどをモチーフに、貼り絵の手法を用いて生み出したシンプルながらも独創的な絵本が注目を集め、ベストセラー作家として活躍。本展では、絵本デビュー作の「いやだいやだの絵本」4冊シリーズをはじめとする絵本原画や貴重な資料など、約250点を展示。そのほか、会場には楽しい仕掛けも用意されており、子どもも一緒に楽しめるはず! せなけいこ氏の代表作を、ここで少しご紹介♪
画像:会場風景(大阪会場の様子)
せなけいこ氏のデビュー作。毎日、子どもに「いやだ」と言われているママやパパが読めばクスっと笑ってしまいそうなお話。
『いやだいやだ』(1969年、福音館書店) ©Keiko Sena
寝ない子をおばけが連れて行ってしまう代表作『ねないこだれだ』。こわいもの見たさでおばけの虜になってしまう子どもも多いはず!
『ねないこだれだ』(1969年、福音館書店) ©Keiko Sena
怒ると風船のように顔がふくれてしまう子猫のお話。わがままばかり言っていると、ふうせんねこみたいにお空に飛んで行ってしまうかも?
『ふうせんねこ』(1972年、福音館書店) ©Keiko Sena
これを読めば、モノを大切にすることの重要性にきっと気づいてくれるはず。女の子のルルちゃんが、なくなった片方の靴下を探すストーリー。
『ルルちゃんのくつした』(1972年、福音館書店) ©Keiko Sena
めがねが必要になったせなけいこ氏の息子さんが楽しくめがねをかけられるようにという、思いから生まれた作品。
『めがねうさぎ』(1975年、ポプラ社) ©Keiko Sena
食いしん坊なうさこが天ぷらを揚げていると、においにつられてやって来たおばけが・・・!? おもしろおかしい展開に要注目。
『おばけのてんぷら』(1976年、ポプラ社) ©Keiko Sena
会場には、ここでしか手に入らないオリジナル商品も! 展覧会公式図録のほか、マフラーやがま口ポーチ、クッキーなど約140種類を販売。ぜひ会場でチェックしてみて。
食事やおやつの時間が楽しくなりそうなおばけのグラス。親子でおそろいにしたくなる可愛さ。
「ねないこだれだ」グラス ¥1,650
子どもも大好きなマスキングテープ。工作やお手紙にぺたぺた貼って楽しんで♪
マスキングテープ 全7種類 各¥385
本展では、人気作品の原画のほか、せなけいこ氏がデビュー前の資料やスケッチなども展示。20年以上の時を経て出版された『めがねうさぎ』の新作など、近年のせなけいこ氏の活動についてもご紹介! 詳しくは公式サイトからご確認を。