月刊コラム、19回目。
今月は、ロンドンから短期帰国中。
3週間ほど日本に滞在しています。
実は着いてすぐ、高熱にかかりまして。
あ、娘ではなく、私が。
すでに夕方だったので、近くの内科に行き、
内服薬を貰ったもののその後、週末の3日間、40度前後の熱が下がらず。
週が明け、かかりつけの喉の病院に。
インフルの検査はもちろん、喉にカメラを入れたり、
血液検査をした結果、「急性扁桃炎」との診断が。
CRP値(ばい菌の値みたいなもの)も通常の25倍にもなっていたりしたので、
飲み薬ではなく、直接血液に点滴で薬や栄養剤を投与して、早く治す方法に。
2日間の点滴を終えると、熱も平熱に戻り、喉の痛みも消えました。
とりあえず、熱がないだけで、ずいぶんマシ。
原因を…
点滴しながら考えてたのだけど。
実は、日本に戻る1週間くらい前に、突然娘が同じく39度から40度の高熱を出し、
もちろん彼女も私が近くに居ないと眠れない為、ほぼ一日中隣で添い寝して、
お水や着替え、食べやすいものにトライしたり、
深く寝てる間にまた食材買いに走ったり…
4日目にやっと熱が下がったので、
「あぁ良かったな! しかも私が貰い風邪してないの凄いぞ、これは奇跡、ラッキーだ!」
と思い、油断してマスクを外し、普段通りの生活を再開したのが良くなかったのかと。
先生曰く、この病気は、空気感染からじゃなく
咳や唾液から直接、感染するそうで。
とは言え、元気になった娘と、めいっぱい遊んで、
お菓子を半分こしていた友達や家族は全く感染してないし、今も元気…
む。
元々、わたしは生まれつき扁桃腺が弱いので、
疲れてたり免疫力が下がってたりすると病気を拾いやすいのですな。
だいたい声が先に枯れる所が合図となり、熱がでて、声が完全ゼロまで逝ってしまうパターン…。
で、東京にいた時はいつもこの先生の点滴にお世話になっていました。
なので、今回の失敗から改めて学んだ事。
もう基本ですが、できる限り、子どもの看病でも親も無理をしてはいけない事と、
マスクは子どもの熱が下がっても、たまにポツリでも咳する間は、まだしばらくしておこうと言うこと。
子どもが「ちょっとちょ~だ~い」でスプーンを入れてきたアイスや食事や、
かじられたクラッカーなどは、残念ながらそれ以上は一緒に食べない、などを
4日から1週間くらいは、油断せず徹底しておく事にします。
これはこの急性扁桃炎に限らず、普通の風邪と言われる、
ウィルスが定まらない病気も一緒かも知れないですね。
しかし、飛行機からの高熱、体力的にきつかったー。
皆さまもお子さんが保育園や幼稚園に行くと避けられない事だと思いますが、
お気をつけてご自愛されてください。
とにかく親が元気じゃないとですよね、
本当、健康第一を嫌というほど実感。
病み上がり、日本庭園に癒された。