月刊コラム、46回目。
今日は学校の給食について。
前回も少し書きましたが、この9月から4歳の娘の小学校(Reception)が始まりました。
イギリスでは11歳になるまで、学校へも親同伴で通うことが義務づけられています。
昨日、他のママたちも同じことを言っていて笑ったのですが「今日は何を勉強してきたの?」と私も、いつも帰り道で聞くのですが「うーーんとね……たくさん!」とか「覚えてない」とか言うのでそこは本当に謎なのですが、ランチで何を食べたかをよく覚えていて、それは毎日教えてくれます(笑)。
宗教的な理由や体質的な理由のある人は、特別なメニューも選べるようで、娘のクラスメイトの中にもベジタリアンメニューを選んでいるお友だちがいたようで、そのあたりに多様性を感じます。
最初の頃「え!今日もケーキ!?」と驚いたのですが、どうやら毎日食後にデザートがでるらしく、ケーキやゼリー、フルーツのクランブルなどなど、どうもそれも学校のひとつの楽しみにしているようです。
で、学校の食事はどんなメニューがあるかと言うと……
えっとですね、
もちろん、学校にもよるとは思いますが、一言で言うと、、、
めっちゃブリティッシュです!(笑)
よく、イギリスの家庭の食卓にでるメニューはほぼ5パターンしかない、と冗談で言われたりしますが、給食に関して調べてみると、意外とそんなものかもしれない……という印象は、ちょっとあります(笑)。
よくあるメニューは、
・ボロネーゼパスタ
・ソーセージ&マッシュボテト
・ローストチキン&ベジタブルとポテト
・インド風チキンのカレーとライス
・フィッシュフライ&ポテト
・ジャケットポテト&ベイクドビーンズのせ
デザートとして、
・アップルクランブル
・キャロットケーキ
イギリス在住の方なら、あぁ、うんうんそうね! というくらい、どこのカフェのキッズメニューにもある馴染みの面々でございます。(カフェではこれにピザが絶対に追加されてくる。それ以外のバリエは、ほぼ、特殊なお店じゃない限りないであろう)
お気づきのとおり、ポテトは形を変えて、ほぼ毎日登場。
お友だちの小学校では、毎週金曜はフィッシュ&チップス固定、との知らせあり。
イギリスの子どもたちはこういうメニューで育つのだなぁと、興味深く見ております。
私もイギリスにきて7年目。
最初は慣れなかったブリティッシュメニューも、もはや好きになってきて、日曜日なんかはサンデーローストのおいしい店があると聞いたら、車走らせてでも行こうか! という勢いになってきました。おいしいお店はほんとおいしい。
なんと言いますか、イギリス料理の“シンプルな調理法に塩”っていうのを欲する時がけっこうあるんです。
とはいえ、疲れたときはやはり日本食。
日本の寿司も恋しいです。。
……ごちそうだ。
食サンプルのクオリティよ!
あぁ、日本で、、、しゃりの小ぶりなおいしい寿司が、、、、食べたいぞ。
給食の話に戻りますが、
こないだのこと。
娘「今日はね、マヨパスタがでたの」と言っていて
私「え?マヨ?クリームパスタかな?」
娘「ちがう、マヨーーー!」
私「……え? 他に何が入ってたの?」
娘「えっとねぇ……ニンジンと……マヨ! そんだけ!」
そんなメニューあるのか!
それはちょっとにわかに信じられません。。。
あと、学校に各自水筒は持参するのですが、勉強中や休憩中のお腹がすいたときに食べられるよう、教室には常にフィンガーフルーツが置いてあって、
その内容はだいたい、
・リンゴ
・オレンジ
・バナナ
・ニンジン
・キュウリ
のところが多いと思います。
娘の学校は、それがもし魅力的でなければ持参していいよとなっていて(チョコやクッキー、サンドイッチは不可と学級通信に書いてあった、笑)、今クラスで流行っているのは、ドライマンゴーだそうで、娘もドライマンゴーとドライパイナップルを混ぜて持参しています。
4歳になってさらに多くの友だち、多くの学びのある刺激的な学校生活のせいか、食欲も旺盛で、休日などはいつも「I’m hungry……!」としょっちゅう言っているように思います。そのおやつ習慣のせいか……!?
休日に友だちとプレイデートなどをすると、みんな、もう、常に何か食べている……ような状況になります。
そんな感じで「食」からも、消費カロリーのすさまじさと同時に、また少し成長を少し感じている今日この頃。
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それでは、また来月に。