月刊コラム、54回目。
エリザベス女王70周年をお祝いする ”Platinum Jubilee(プラチナ・ジュビリー)” が各地で行われていますが、今回は、学校で行われたサマーフェアについて書きたいと思います。
日本とも違う文化があり、 なかなか面白かったので写真とともに紹介します。
最近は、20℃前後のやや涼しめなよい天気の日が続いています。
Jubilee Fairだけに、ユニオンジャックがあちこちに。
生徒の描いたクイーンの絵が可愛い。。
娘も、学校でクイーンのこれまでについて学んだ週だったそうです。
定期的に行われるこういった学校のイベントは、ファンディングとして重要な役割があるので、みんなが積極的に参加します。
というのも、こういったイベントでの収益は、文具の購入や、遊具の修復などに充てられるので、多く集まればその分、子どもたちがよい環境で教育を受けることができるのです。ブースも親のボランティアで運営し、販売するケーキやアルコールボトルなどは、みんなが各家から持ち寄ります。
私も通知が来た翌日、ボランティアにエントリーしようとしたら、もうすでに全スロット埋まっていました。
そのあたりは、みんなで協力しようという意識がすごく高いです。
各家庭でつくられているので、いろいろなテーマのケーキがあるのもユニーク。
私の周りのイギリスに住む人は、普段からよくベイキングをしているイメージがあります。
子どもが誕生日の日には、クラス全員分のカップケーキを焼いて学校で配るという習慣もあるし、驚いたのは、コロナ禍になり最初のパンデミックで、速攻でベイキングの材料がスーパーから消えたことです。
この日はベイキング・コンペティション(焼き菓子のコンテスト)もあり、ベイキングは日本よりも生活に根付いているんだなぁと思いました。
誰かに喜んでもらおうという気持ちでつくられたものは、人をしあわせにしますね。
この日は、子どもたちもノンユニフォームDAY。
赤、青、白の服という決まりに沿った私服で通学しました。
マジックショーや、大きなトランポリンなどのアクティビティもあり、そのほとんどが1ポンドで参加 or 引き換えでき、子どもたちは気になったものを順番にまわります。
娘がいちばん行列に並んだのは、 フェイスペインティング。
ネイルブースも。
娘は、シルバーのネイルと、おでこにプリンセスのようなペイントをしてもらっていました。
誰かのお母さんなので、すごくプロ級という感じではなかったものの、それがまたみんなのイベントという感じがして、あたたかい気持ちになりました。
ほかには、お菓子のブース。
袋の中にはグミやキャンディーなどが入っていました。
5歳の彼女らいわく、それらを噛みながら歩くのがティーンエイジャーっぽくて、よいのだそうです。
それから、これがみんなの家から持ち寄ったアルコールボトルです。
イベントの朝に図書室に置いていってね、という事だったので、私も置きに行ったのですが、これだけの数のボトルが図書室のテーブルにあるのがちょっとおもしろい光景でした。
このボトルたちはどうするのかと言うと、1ポンドで3回、ついているナンバーのボトルが当たるくじ引きに挑戦できるようでした。
それから、ちょっと珍しかったのは、こちら。
魔法使いの杖! さすが魔法の国。
日本だとどんな校内イベントがあるんでしょうか? 気になります。
来月、もしかしたら、日本帰国が叶うかもしれません、、、!
と言っても所用があり、それだけのための帰国になるので、遊び的な事は何もできないのですが、上陸自体が2年半以上ぶりになるので、、、カウントダウンをするほど楽しみです。
コロナ渦を経て、ひさしぶりの日本。5歳になった娘が、どのように感じるのか、楽しみです。
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