こんにちは。
9月、夏休みが終わって、新学年が始まりました。
先日、再び所用でパリに行ってきました。
ロンドンに住んでから、パリでの自由時間の目的はファッションでもミュージアムでもなく「食」一択です。とはいえ、今回はあまりゆっくりする時間がなかったので、限られた時間で街ぶらを楽しみました。

週末の早朝9時。
まだ観光地にもほどんど人がいない。
現地で友だちができたので一緒にエッフェル塔を見に行って、思いがけず楽しい時間になりました。

いつも混んでるこの道も空いてる、朝活いいな!

ロンドンでもパリでも今は、繊細なペストリーをつくるお店が大ブームで、昼間はすごい列ができているのを見かけます。結構な値段がするのだけど、SNSで流行ったりで毎日混んでいるそう。
早朝の仕込み時期だったのか、子どもたちがのぞいていても気がつかれませんでした。
週末はどの店もオープンが遅め。
オペラをふらふらして、9時からでもやっている抹茶のお店に行きました。
Kiji(生地)。

最近の抹茶の流行りはものすごいです。去年から、あちらこちらで抹茶の看板を見るし、抹茶に特化したお店も増えてきて、驚いています。
こういうお店があることに感謝だし、コーヒー感覚でどこでも抹茶が楽しめるようになって、本当にありがたい。パリの抹茶は基本、ロンドンよりレベルが高い。

2階席にあがるとこんな感じ。丸いざぶとんと、小さなちゃぶだいが可愛いお店。
畳がほっこり、素敵な雰囲気。パリでもこのコンセプトは珍しいようだけど、ロンドンにも畳&抹茶カフェ、あるといいなぁ……

抹茶ラテで一息。子どもたちにもフレンドリーでよかったです。
前回も滑り込みで買い食いしましたが、今回もおにぎりは購入。パリの市内に何カ所かある”Omusubi Gonbei”。このお店も話題です。

おにぎりの具は、鮭、チキン、ツナマヨ、えび天、昆布など15種類くらいから選べて、1個が2.8〜3ユーロくらい。ポンド換算で一個£2.5と思うと、この米のおいしさでほかほかが買えるので、結構お得じゃん!と言う印象。
それでも日本円にすると1個500円ちょいなので、日本の感覚からすると高いのだけど、イギリスの物価がそれ以上に高くて、おいしいものが貴重な状況から来る、哀しいマジックと言いますか。
米がおいしいという幸せは、最強です。ありがたや。
Bento Gonbeiというのが人気メニューのようで、好きなおにぎり2種類に、卵焼き、唐揚げ、枝豆のセットで、9.9ユーロ (1720円)。
先にユーロスターでイギリスに帰る友だちにこれを渡すため、お土産で購入。再度並んだのでありました。

それから、今回、朝ごはんで食べたアサイーボウル。なんとこれがきっかけで、わが家に「チアシード」ブームがきました。
日本でも売っているかなと思うんだけど、けしの実くらいの小さな種で、夜にココナッツミルクに浸して冷蔵庫に入れておくと、翌朝にぷちぷちに膨らんでいる。オメガ3などと食物繊維、お腹が膨れるのでよいとのこと。
おすすめは、ヨーグルトにフルーツと一緒にトッピングして、蜂蜜とざらめをかける。スムージーに入れてそのままフローズンマンゴーとバナナと一緒にミキサーにかけるのもおいしい。
そんな感じで、短いパリ旅行。
めっちゃ普通の街ぶらレポでしたが、今回は例の「鯛の塩ラーメン(過去コラム参照)」を食べ損ねたりして、バタバタだったので、次回は絶対に行くと心に決め、イギリスに帰国。
翌週は、友人家族にとうもろこしハントに連れて行ってもらいました。

すくすく育ったとうもろこしの畑。

子どもたちと「思ったよりも下の方になるんだねぇ」などど話しながら厳選した5本を収穫。なんと、隣のレーンから珍しく日本語が聞こえる……と思ったら、友だちで、驚き。
一緒にお昼を食べたり、遊んだりしました。

このファームは、お花畑に咲いているお花や植物も束で購入できたので、子どもたちは好きな花を積んで持って帰りました。こういうのも、いいね。

とうもろこしと言えば。
日本の炉端焼き屋さんで食べた「(たぶん)味噌と麹と醤油とバター」の焼きもろこしが未だかつてないくらいおいしくて。あれを再現しようとしただけど、何か違った。
足りないのは、炉端か。
でも、醤油バターは日本人が見つけたすごい発明だな、おいしかった。
そんな感じで、今回はほぼ、夏の終わりと秋の始まりの近況報告。
9月も終わりに入ってくると肌寒くなってきて、小雨の日には震えているので、早くもアウターを買いました。あっという間に年末か。
そいじゃね。



















